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第9回酪農学園大学公開講座「命をつなぐシンポジウム」を開催

2014.11.25ニュース

NEWS NO.111(2014年度)

第9回酪農学園大学公開講座「命をつなぐシンポジウム」を開催

 

 エクステンションセンター生涯学習課は、11月16日(日)、宮城県仙台市の東北大学百周年記念会館川内萩ホール会議室において、第9回酪農学園大学公開講座「命をつなぐシンポジウム」を開催し、60名の参加がありました。

 開会にあたり、主催者を代表して干場信司学長は、「大震災があり、復興に向けての支援の際、学生が自主的に支援したいとあふれていました。石巻市と岩手県の大船渡市に学生と教員で2年間、地元のNPO法人と協力し、ボランティア活動を行っていました」と挨拶しました。また、開催地を代表し、本学OBで宮城県農林水産部技術参事兼畜産課長の横山亮一(獣医14期)様は、「震災で多くの人、動物が亡くなっています。復興に向けて進んでいますが、逆に震災が風化してしまうことに危惧しています。今回のシンポジウム開催は、風化させないためにも重要であり、東北で初めて開催していただき感謝申し上げます」と挨拶されました。

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 基調講演では、本学OBで沖縄美ら海水族館植田啓一(獣医27期)獣医師が、「いのちと向きあう」というテーマで講演を行い、飼育展示動物の健康管理に新たな一歩を踏み出してきた活動について話されました。これまでの内科学的なアプローチから、水生動物の治療に適した医療機器の導入や内視鏡、超音波診断機器の改良を行うことにより、各臓器の診断や妊娠診断、水中での採血などが可能になった。しかし、保護した動物が1年以上生きたのは6.6%であり、どういう試みができるかを追求していき、「沖縄の海を再現する」という水族館のコンセプトの実現に向けて歩み続けていくとの決意を語られました。

 次に講演1では、農食環境学群泉賢一准教授が、「乳牛の一生-牛乳は母牛から子牛への贈り物」というテーマで講演を行い、酪農や牛のすばらしさを話されました。子牛の成長には欠かせない完全栄養食品である牛乳のすばらしさを伝え、牛のすばらしさや酪農家の一日、酪農を取り巻く情勢を説明し、酪農業のロマン、使命を伝えられました。また、講演2では、獣医学群岩野英知准教授が、「石巻市における環境アセスメント活動-研究者としての復興支援-」というテーマで講演を行い、ボランティア活動に参加するに至った経緯から話を始めました。ボランティアに参加したことにより、「我々のスキルを生かして何かできないか」と思うようになり、環境の中に悪いものがあれば取り除くという人と動物の生活環境を研究する調査チームを立ち上げたこと、活動の中で「思いを伝えること、そして繋いでいくことの重要性」を強く感じるエピソードを話し、今後も継続して研究活動を続けていくことを伝え、終了しました。

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 今回のテーマである「命をつなぐ」ということに関し、3人の講師から命との関わり方、大学としての社会的役割、大学として取り組んできたことなどを発信することができ、また食材王国であり、東日本大震災で甚大な被害にあわれた宮城県で開催できた意義を感じられることができ、酪農学園大学公開講座は無事終了しました。

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酪農学園大学エクステンションセンターより(2014.11.24)




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