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本学学生が日本栄養改善学会北海道支部総会で学会奨励賞を受賞

2014.12.25ニュース

NEWS NO.135(2014年度)

日本栄養改善学会北海道支部総会で

本学学生が学会奨励賞を受賞

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 第12回日本栄養改善学会北海道支部学術総会が12月6日に、藤女子大学北16条キャンパスで行われ、食と健康学類4年の曽場滉也さんと丸尾侑美佳さん(給食経営管理学研究室 金髙有里講師)が発表した「マウスにおける妊娠期の葉酸過剰が仔の発達に及ぼす影響」が、最優秀演題に贈られる学会奨励賞を受賞しました。

 給食経営管理学研究室では、妊娠期の母の栄養状態が生まれてくる子供の疾病リスクに影響を及ぼすというDOHaD説をもとに調べを進めてきました。中でも、妊娠期と関わりの強い葉酸について着目してきました。妊娠期の葉酸摂取は、胎児の無脳症や神経管閉鎖障害などの病にかかるリスクを減少させることが報告されており、海外を始め日本においても妊娠期の葉酸の摂取が推奨されています。これまで、葉酸は不足のリスクが問題とされていましたが、近年、葉酸サプリメントによる過剰のリスクについても着目されつつあります。そこで、妊娠期の葉酸の過剰摂取が仔の発達に及ぼす影響を明らかにすることを目的として、マウスを用いて実験を行いました。具体的には、妊娠期の葉酸を過剰とした母獣の仔の臓器を用いて、細胞増殖マーカーを用いた免疫組織学的検討を行いました。胎生期(18日目)と新生児期(8日目)の肝臓、膵臓、脳を用いて免疫染色を行い、その陽性細胞数の評価から発達に及ぼす影響を検討したところ、妊娠期の葉酸過剰によって胎児臓器の細胞増殖を惹起した結果を得ました。このことから、妊娠期の葉酸摂取が仔の胎生期の発達に影響を及ぼす可能性を示唆しました。

 曽場さんは「大変なこともたくさんありましたが、結果が出せたのでうれしかったです。今後も大学に残り研究を突きつめていきたい」と決意を新たにしました。

 丸尾さんは「26件くらいの発表がありましたが、学生の発表は私たちだけでしたので少し緊張しました。熱心に指導してくださった金髙先生をはじめ、協力してくれた後輩たちに感謝します」とお礼のことばを述べました。

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