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「狩猟管理・野生動物保全講座」を開催

2015.07.01ニュース

NEWS NO.52(2015年度)

「狩猟管理・野生動物保全講座」を開催

 

2015年6月14日(日)午前9時から、C1号館101教室にて市民公開講座「狩猟管理・野生動物保全講座」を開催しました。受講者は27名でした。

 

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 講義1では、本学環境共生学類伊吾田宏正准教授(狩猟管理学研究室)による「狩猟学のお話 エゾシカを中心に」というテーマで講義を行いました。伊吾田先生は、増えすぎた動物と個体管理の必要性を背景として、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」が改正されたこと、アイヌ民族の時代から現在に至るまでの北海道とエゾシカとの関係性について説明しました。さらに、英国でのシカ管理の状況やハンター制度を解説し、新しい個体数管理の枠組みの必要性を解説し、最後にシカ肉の効用についても触れ、食べることにより環境保全にもつながるとまとめられ、講義は終了しました。
 講義2では、本学環境共生学類佐藤喜和教授(野生動物生態学研究室)による「野生動物の生態と保全のお話 国後島の白いヒグマを中心に」というテーマで講義を行いました。佐藤先生は、クマの系統や食性について解説し、白いことへの適応性として、アメリカのスピリットベアの中に白い色の個体がいることやホッキョクグマの例をあげ、外敵がいないことやまわりの景観への順応などの要因による可能性について話されました。また、北方四島交流事業の中で、地元の白いヒグマの目撃情報をもとに調査を開始し、カメラに収めた白いヒグマの映像を流されましたが、地球温暖化などの影響で絶滅危惧種になっていることに触れ、クマの捕食活動による生態系の物質循環の重要性について説明し、都市生活との融合をどのように図るかが課題であるとまとめられ、講義は終了しました。

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 市民公開講座では初めてのテーマ設定の講座でしたが、エゾシカ肉の流通、普及から環境保全、野生動物の生態について幅広い内容の質問が寄せられ、活気ある講座となりました。

酪農学園大学エクステンションセンターより(2015.06.25)




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