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作物生産ステーションの圃場でムギを栽培・研究

2015.07.06ニュース

NEWS NO.56(2015年度)

作物生産ステーションの圃場でムギを栽培・研究

 

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 本学の作物生産ステーションの圃場では、循環農学類・作物学研究室(義平大樹教授)が、さまざまな品種のムギを栽培して研究を行っています。圃場は二つの区画に分かれており、一つには秋播コムギ、ライコムギ、ライムギを、もう一つには春播コムギ、オオムギ、エンバクを栽培しています。

 

 秋播コムギでは、農作業負担を軽減するため、施肥方法の改良について研究をしています。通常は生育段階に合わせて数回に分けて窒素を施肥しますが、肥料成分が溶け出す速度を調節した特殊な肥料(肥効調節型肥料)を使うことによって、施肥が一回で済むようにする研究です。また、融雪後になるべく早い時期に施肥をすると収穫量が上がることから、通常は融雪後10~14日後に行う施肥を雪解け前に行う、「雪上施肥」の研究を行っています。

 将来の地球温暖化による、環境変化に対応するため、大気中の二酸化炭素濃度が増加する条件下で、収量性が高くなる品種を選抜する研究も行っています。イネでは、栽植密度を下げた「疎植」で収量が増加しやすい品種が、二酸化炭素が高い条件下でも収量が上がる傾向にあることが実証されています。これをムギ類においても検証するために、各品種のムギを「疎植」と「標準」に区分けして播き、その生育状況を調べています。

 秋播ムギ類は7月下旬から8月上旬に、春播ムギ類は8月上旬から中旬に収穫予定です。

 

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秋播コムギ ライコムギ ライムギ
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春播ムギ類 義平大樹教授 疎植(左)と標準(右)


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