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作物生産ステーションで高糖度トマトの収穫実習

2015.07.17ニュース

NEWS NO.66(2015年度) 

作物生産ステーションで高糖度トマトの収穫実習

 

 7月14日(火)、本学の作物生産ステーションのガラス温室において、循環農学類3年生「栽培学実習Ⅰ」の実習として、学生約20名が、高糖度トマトの収穫および品質調査を行いました。

 

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 実習担当の園田高広教授(循環農学類 農場生態学研究室)から作業のポイントや注意点などを説明した後、実際に作業を行いました。収穫した品種は、大玉トマトのCF桃太郎ファイト、桃太郎なつみ、桃太郎ギフト、りんか409と、ミニトマトのロッソナポリタンの計5種類でした。4カ月前に種を播き、かん水を極限まで控えて栽培した高糖度トマトを、オレンジから赤色に熟した果実を選んで収穫しました。糖度が5~6度の通常のトマトは水に入れると浮かびますが、10度近い高糖度トマトは沈むことを、実際に水に入れて確認しました。その後、果実数と重さを計測、ブリックス糖度計を使って糖度を測定し、食味を調べました。その結果、同時期に同じ栽培法で生産しても、品種によって収量や品質にかなりのばらつきがあることがわかりました。

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収穫 収穫 赤く色づいてきた高糖度トマト
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ミニトマト(ロッソ・ナポリタン) 大玉トマト(桃太郎なつみ) たくさん獲れました
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収量を測定 カットして糖度を測定 食味を調べる
 

 高糖度トマトの品質調査後は、ミニトマトを栽培しているビニールハウスに移動し、主枝を誘引して脇芽をかくなどの管理作業を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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ビニールハウス トマトの栽培管理 誘引・芽かき

 

P1220296 園田教授は、「今回の授業のねらいは、トマトの栽培管理について理解するとともに、生育調査によって品種ごとの生産特性を理解することです。高糖度トマトはCF桃太郎ファイトが基準品種と言われていますが、本当のところはどうなのか、もっと適した品種があるのではないかということが、収穫量や品質を数値化したこの調査で見えてきます。また、高糖度トマトは商品価値が高く高収益が期待できますが、手間や、潅水設備などのコストもかかる栽培法です。通常の栽培方法で希少価値のあるミニトマトの品種を生産したり、あるいは、リスクは高いけれども低コストの露地栽培で加工用トマトを作るなど、農家が経営していく上ではさまざまな選択肢があります。品種、栽培法、売り先などを考えるための知識を、この実習から身につけてもらいたいと思います」と話しました。




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