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本学学生が第2回北海道病院レシピコンテスト低カロリースイーツで銀賞を受賞

2015.07.30ニュース

NEWS NO.80(2015年度)

本学学生が第2回北海道病院レシピコンテスト低カロリースイーツで銀賞を受賞

 7月12日に、ホテルオークラ札幌で開催された「第2回北海道病院レシピコンテスト・低カロリースイーツ部門」の最終審査および表彰式において、学生部門の銀賞に選ばれた食と健康学類2年の宮本彩加さん、吉野浩世さん、森伊歩希さんの「黒千石大豆のノンオイルビスコッティー」と学生部門に入選した同学類3年公衆栄養学研究室の佐藤薫さんの「苺のヨーグルトムース風ケーキ」が表彰されました。

 昨年12月に行われた第1回目のコンテストに続いて連続入賞となりました。

 このコンテストは、病院レシピの普及を目的に、(一社)地域健康社会研究所が主催、NPO法人北海道病院協会、(公財)北海道栄養士会などの共催で、昨年から開始されました。

 道内在住の管理栄養士、栄養士を対象としたプロ部門には83件、道内の栄養学科がある大学等に在籍する学生を対象とした学生部門には昨年の9件を上まわる39件の応募がありました。審査の結果、プロ部門の金賞5作品、銀賞10作品、入選20作品と学生部門の金賞1作品、銀賞5作品、入選10作品が選ばれました。プロ部門は一次審査で金賞に選ばれた5作品の試食審査を行い、最優秀グランプリと準グランプリが決定しました。

 レシピは、「北海道の食材を使って家庭でも手軽に美味しく作れる」ことが条件で、第1回目は、高血圧症・脂質異常症・糖尿病対策と予防のための栄養食レシピを考案するものでしたが、第2回目の今回は、低カロリースイーツが課題となりました。

 今後、コンテストの入賞レシピを元に書籍化される予定です。

■地域健康社会研究所HP「地域けんこうnet」⇒第2回北海道病院レシピコンテスト 低カロリースイーツ部門 結果発表

 

 

★学生部門 銀賞 「黒千石大豆のノンオイルビスコッティー」

(詳しいレシピはこちらをご覧ください)⇒黒千石大豆のノンオイルビスコッティーPDF

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 黒千石大豆のノンオイルビスコッティーの講評

 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 管理栄養士 田中 智美さん

 低カロリースィーツというお題でのレシピ作りでしたが、洋菓子で100kcal以下の挑戦は苦労されたことと思います。

 このレシピにおいて食材の選び方に工夫を感じました。洋菓子では使用しにくい黒豆を上手に取り入れ、きなこと相性良く組み合わせていること。さらに、上白糖ではなくてん菜糖を利用してまろやかな甘みを引き出しながら、様々な栄養学的効能をしっかりと提示できていることが素晴らしいと思います。管理栄養士が提案するお料理には、単に低カロリーというだけではなく、科学的根拠に基づいた栄養学的ポイントが加わっていることが求められます。今回のレシピは北海道産食材を利用して、期待される効果が随所に詰まった作品であったと感じました。

 あとは、やはりどんなに栄養学的に素晴らしいレシピを作っても、実際に食べてもらえなければ意味がありません。そして美味しいことも重要です。味のバランスはもちろん、形や盛りつけ、彩りなど、見た目の演出が出来ているとよりいっそう良かったのではないでしょうか。

 今後の皆さんのご活躍を期待しています。

 

 

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 吉野 浩世さん(写真中央)

 「北海道産の黒千石大豆を相性の良いきなこと合わせ、油を使わず低カロリーに仕上げました。黒千石大豆は、栄養価が高く、アントシアニンが黒豆の2倍含まれていると言われています。脂肪の代謝を促進し、内臓脂肪を減らす効果や癌への免疫力を高め、アレルギー症状を抑える効果があります」

 宮本 彩加さん(写真右)

 「スイーツは100キロカロリー以下という条件でしたので、カロリーを押さえるためのアイデアを出すまでが大変でしたが、てん菜糖を使って砂糖を使う量を減らす工夫をしました。てん菜糖は甘みが強いので上白糖より使う量を少なくできます」

 森伊 歩希さん(写真左)

 「入学前は、管理栄養士の仕事は病院食を提案したり、病気の人などに栄養指導することだと思っていました。実際には、臨床の部分がかなり大きいので、想像以上に医学的なことを学びます。そのため、多くの学生はイメージとのギャップを感じます(笑)そういった意味で、このコンテストは一般的な管理栄養士のイメージにマッチしていると思います。 レシピを考えるのはともて楽しかったです。

 将来は、管理栄養士監修の「食べても健康でいられる」レシピの考案や、商品開発も視野に入れて考えたい」

 ★学生部門 入選 「苺のヨーグルトムース風ケーキ」

 (レシピはこちらのPDFをご覧ください)⇒苺のヨーグルトムース風ケーキPDF

苺のヨーグルトムース風ケーキ 苺のヨーグルトムース風ケーキ 1人分

 苺のヨーグルトムース風ケーキの講評

 社会医療法人北斗 北斗病院 栄養科 管理栄養士 梅木美奈子さん

 1.彩りもよく爽やかでかつ濃厚なケーキなので食欲をそそる。

 2.口あたりのよい食感はどの世代の方にも食べやすい。

 3.混ぜて冷やし固めるデザートなので家庭でも簡単につくることができる。

 

 ヨーグルトケーキは簡単そうなので、自分でつくってみました。その結果、とっても美味しかったので、高い評価をつけさせていただきました。

 

 私も嚥下食の料理教室で、水切りヨーグルトを使用してケーキやパフェなどつくったこともあり、低カロリーかつ濃厚でさっぱりとした味わいが出せる食材なので使わない手はないと思います。

 ただ、残念なことに水切りヨーグルトは、組成が一定しないので標準分析表にはなく栄養価を出すのは難しいのです。

 そのような食材を使用したことや“健土健民”の思想で学園でつくっているクリームチーズを使用するなど色々な思いで“あっぱれ”をつけたいと思います。

 惜しい点としては、角切りの苺を使用すると生地の表面に果汁がうっすらとついてしまっているので、水気が出ない他の果物を使用すると、もっと彩りが良くなると思いました。

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 佐藤さん(北海道文教大学明清高校出身)は、高校に通いながら学校の制度を生かし製菓専門学校の通信課程で調理師と製菓衛生士の資格を取得し、管理栄養士を目指して地元にある酪農大を選びました。

 「病院レシピだけど、カフェで食べているような感じのスイーツにしたかったので、あえて低カロリーに押さえるのが難しい洋菓子にチャレンジしました。ヨーグルトに酪農大のクリームチーズを合わせて酸味をおさえる工夫をしました。

 『食べること』を大事にする家庭に育ったので、小さな頃から旬の物や産地の物を食べさせ味覚を鍛えてくれました。将来は、管理栄養士監修のメニュー提供や新商品開発にも関われる食のスペシャリストを目指したい」




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