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RGU生物図鑑~『モリノカレバタケ』(森枯葉茸)

2016.06.29ニュース

NEWS NO.58(2016年度)

RGU生物図鑑~『モリノカレバタケ』(森枯葉茸)

 

『モリノカレバタケ』(森枯葉茸)

Gymnopus dryophilus sp.

Gymno → 裸の、露出したの意 dryophila → カシワを好むの意 )

 

「希望の塔」東側、第一駐車場の奥に40aほどの面積を占める『成池(なるいけ)』があります。学園内唯一の水圏です。創立者黒澤酉蔵先生が「この学園で学んだ学生がそれぞれの人生において成長することを願い、成池(なるいけ)と命名されました。この成池は昭和38年(1963)に黒澤酉蔵先生が防火用溜池として自衛隊に依頼し、造設されました。

『成池』の周囲には「コの字形」にストローブマツやエゾマツの針葉樹が植栽されています。この時期の林床は一面がストローブマツの落葉で覆われています。落葉を別けるようにして、淡黄土色の小形の落葉腐朽菌『モリノカレバタケ』が3~4本束になり、群生~散生していました。腫れ物に触るようにソーッと掘り上げて、匂いを嗅ぐと甘い香りがしました。春から秋まで適度な水分条件が整いますと慎ましく清楚な姿を見せてくれます。

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モリノカレバタケ

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成池のストローブマツ

 

【特徴】

1. 春期~秋期の長期に渡り発生する小形のキノコで、汎世界的に分布します。

2. 落葉腐朽菌で地上に束になり散生します。

3. 分類:ツキヨタケ科(Omphalotaceae) モリノカレバタケ属( Gymnopus

4. 傘の径は30~60mmでまんじゅう形~平ら形、黄土色で中央部は淡茶褐色を呈します。

老菌の傘は縁部が波打ちます。

5. ひだは白色、密で離生。

6. 柄の長さは35~55mm×3mmで中空である。淡茶褐色で繊維質。基部に白色菌糸束があります。

7. 淡い甘味の匂いを呈しました。

8. 食したことはないが、みそ汁や酢の物に向いているそうです。

9. 同属の「アマタケ」かと思いましたが、柄に白色微毛がないことなどの特徴から「モリノカレバタケ」と同定しました。



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