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RGU生物図鑑~『カイメンタケ』(海綿茸)~

2016.10.18ニュース

NEWS NO.116(2016年度)

RGU生物図鑑『カイメンタケ』(海綿茸)

 Phaeolus schweinitzii(Fr.)Pat.

( Phaeolus  → ギ語のPhaios 淡黒い の意  schweinitzii→ アメリカ菌学者 )

 

【カイメンタケあれこれ】

  1. ツガサルノコシカケ科(Fomitopsidaceae)カイメンタケ属(Phaeolus)に分類します。
  2. カラマツの根元や地中を這う根から発生し、漏斗形で円形~半円形の大形子実体を形成します。
  3. 生きた樹木の心材を腐朽させる菌であり、製材になった構造物から子実体を形成することはありません。
  4. 腐朽能力はかなり強いが、地中根の傷口から侵入し、根際の材から腐朽します。従い樹齢10年以内の幼樹からは見られません。
  5. カラマツやトドマツなどの針葉樹の根際や地上の根から発生する一年生で根株心材の褐色腐朽菌です。
  6. 地中の根の傷から菌は侵入し、根の心材部から根株の心材部そして樹幹の心材部へと腐朽していきます。
  7. 写真は地上生の幼菌、地上生の成菌と老菌、カラマツ根株の老菌です。
  8. 子実体は極めて大型ですが、胞子を放出すると暗褐色に変わり、やがて晩秋には朽ちて消えます。
  9. 径250mm前後の子実体が幾重にも重生し、大集塊となります。傘の縁は波打ちます。
  • 傘表面は幼菌時褐黄色→成菌時暗黄土色→老菌時汚栗褐色と変色し、短毛が密生しかつ不明瞭な環紋を有します。
  • 成菌時の管孔は緑黄褐色を呈し口縁は歯牙迷路状で柄に垂下します。
  • 地上生の柄は茶褐色で短く、中心生で、樹幹性の子実体は側生か無柄です。

 

 

 

 


カイメンタケ

カイメンタケ幼菌

カイメンタケ管孔

カイメンタケ根株

カイメンタケ老菌 

カイメンタケ老菌



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