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「宗谷de就農フェアin酪農学園」を開催

2016.12.01ニュース

NEWS NO.153(2016年度)

「宗谷de就農フェアin酪農学園」を開催

道北の「宗谷地域」に農業の担い手を呼び込む目的で、11月25日(金)に北海道宗谷総合振興局主催による「宗谷de就農フェアin酪農学園」が本学学生ホールにおいて開催され、酪農学園大学の学生ととわの森三愛高校の生徒をはじめ、教職員など、約170名が参加しました。

 

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はじめに、宗谷総合振興局産業振興部農務課長の柴田剛志氏が、宗谷地域の特色や、酪農の現状、新規就農の現状などの概略を説明しました。続いて、浜頓別町の2名の酪農家、鷲尾武瑠氏と小川文夫氏が、自身の体験や現況を語りました。

 

p1370007-1鷲尾氏は東京都出身で、2001年、小学4年の時に山村留学で浜頓別町の小学校に転入しました。中学を卒業するまでの6年間を、浜頓別町の酪農家を里親として過ごし、その後都立高校に進学、卒業後は浜頓別町に戻って酪農ヘルパーとして就職し、2013年に同町で新規就農しました。

 

○鷲尾武瑠氏

「酪農を志したのは、人に使われたくない、働いた分だけお金がほしい、経営をしたいという、自分の理想にぴったりと当てはまったからです。新規就農の資金は7,400万円ほどかかり、返済するのは4,800万円ですが、現在搾乳牛40頭を飼養して年間5,000万円程度の売り上げがあり、5年で返済できる見込みです。今は酪農家が減っており、牛乳が足りませんので、搾乳すれば売り先には困らないという大きなビジネスチャンスの時です。酪農は自由度が高く、自分なりの牛の飼い方を見つけ出し、時間の余裕を作ることができ、牛乳を加工して販売するなどの工夫もできます。

私は酪農ヘルパーとしての3年間で、およそ50件の農家で働きました。さまざまな農家の経営の仕方を実体験で知ることができたと同時に、地域の農家の方々と顔なじみになれたことが、新規就農する上での大きな助けになりました」。

 

p1370027-1小川氏は牧場を経営するかたわら、酪農体験ができるファームイン(宿泊施設)を運営し、搾乳体験やバターづくり、アイスづくりなどの体験を受け入れています。

 

○小川文夫氏

「酪農体験は1泊2日から行うことができ、私たちは、まずは短い期間でも体験してみませんか、と呼びかけています。ただ酪農を知るだけではなく、地域の暖かさを知ってもらうことが大切だと考え、地域の人々と交流したり、町の観光地を訪れたりと、酪農以外の体験もしてもらっています。

奈良県から一人で酪農体験に来た、ある19歳の女の子は、幼稚園から高校まで、一度も学校に行ったことがなかったそうです。彼女は、牛乳を出したり肉になったり、精一杯生きてくれた牛たちに感謝する気持ちが強く芽生え、より一層食べ物がおいしくなったという言葉を残してくれました。わずか2週間の酪農体験で、食べることの大切さ、感謝の気持ちの大切さという、これから生きていく上で最も重要なことを学び取ってくれました。

農業は命を育む産業です。作物に水や肥料をやり、動物にえさをやって育てますが、同時にそれを育てる人間も育っていくのです」。

 

その後は、体験ツアーの説明や質疑応答が行われました。午後からは学生サービスセンターに場所を移し、宗谷管内の7つの市町村の個別ブース設けられ、新規就農や酪農ヘルパー、農業法人等への就職に関する相談会が実施されました。

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質疑応答

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酪農体験ツアーの経験を話す

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質疑応答

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市町村ブース

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浜頓別町ブース

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中頓別町ブース




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