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公開シンポジウム「第4回 若者を農村に呼び込む交流集会」を開催

2016.12.15ニュース

NEWS NO.167(2016年度)

公開シンポジウム「第4回 若者を農村に呼び込む交流集会」を開催

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農村の高齢化が急速に進むなか、地域が存続するためには、若者をいかに農業、酪農、地域に呼び込むかが鍵となっています。本学循環農学類では、農村地域から若者への情報発信と、新規就農対策に取り組む地域同士の交流を目的として、12月8日(木)に黒澤記念講堂において、第4回「若者を農村に呼び込む交流集会~我が町はどのようにして若者を魅了したか~」を開催しました。

吉野宣彦教授(農村計画論研究室)の総合司会により、本学の卒業生よる講演や、農村地域からの我が町アピールなどが行われ、学生のほか、教職員、市町村や農協職員など約340名が聴講しました。

 

p1370440-1基調講演では、新冠町でみいやん農園を営む泉澤碧氏(農業経済学科2010年卒)が、「みんな農業をやろう!農村に住もう!小さな一歩、大きな世界へ」と題して講演しました。

泉澤氏は、本学を卒業後に実家の新冠町で就農し、ピーマンやアスパラガスなどの野菜を栽培する傍ら、全国最年少の女性農業委員に就任、農業女子のネットワーク「はらぺ娘(こ)」に参加するなど、多方面に渡って活躍しています。

 

●泉澤碧氏

「就農したきっかけは、大学4年の夏に母親が体調不良になり、実家の農業が人手不足になったためでした。夏休みの間仕事を手伝ったところ、周囲からとても褒められ感謝されたことが、就農の動機です。今年で7年目を迎えますが、3年目には新冠町の道の駅で野菜を販売する軽トラ市に出店、4年目は新冠4Hクラブ(農業クラブ)に参加し、5年目は町議会の推薦で農業委員に就任すると同時にはらぺ娘に参加するなど、活動の場を広げてきました。7年目の今年は、新たに経営に取り組んでいます。

私がここまで好きなこと、やりたいことができたのは、周りの理解と協力のおかげです。女性が農業を営むというのは、決して簡単なことではありません。体力的、精神的に辛いことはたくさんあります。それでも、自分自身の考え方一つで、可能性を無限に広げることができます。不満や愚痴をこぼす時間があるなら、現状に満足せずに常に前を向いて、良い意味で周りを巻き込み、農業を楽しむべきです。農業で苦しむのではなく、楽しむ姿を伝えられる農業者になりたいと思っています」。

 

基調講演の後は、7町村の我が町アピールが行われました。浜頓別町、浜中町、むかわ町、陸別町、興部町、足寄町、津別町の各役場やJAの担当者が、「我が町に酪農体験に来れば、おいしいものをたくさんご馳走します」「気候が良く、通年で農業ができます」「放牧酪農を宣言した町です」など、写真を交えながら魅力を伝えました。

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最後に、井上誠司教授(農業政策学研究室)の司会進行のもと、パネルディスカッションが行われました。パネリストには、泉澤氏、(公財)北海道農業公社就農相談課長の森幸二氏、若手農業女性グループWEAVEの廣瀬さやか氏、浜中町農業協同組合営農課分析コンサル係の曽川満恵氏を迎え、「活躍する農業女性のさらなる飛躍を目指して」をテーマにディスカッションを行いました。各パネリストが現状を報告し、「女性が活躍できている理由は何か」「今後さらに活躍するための課題は」など、活発な議論が交わされました。

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泉澤氏の講演

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熱心に聞き入る学生たち

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パネルディスカッション

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聴講者からの質問

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町村担当者と学生との交流

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女性農業者WEAVEの方々


 




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