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RGU生物図鑑【キララタケ(雲母茸)】

2017.06.16ニュース

NEWS NO.27 (2017年度)

RGU生物図鑑【キララタケ(雲母茸)】

学名:Coprinellus micaceus  英名:Glistening InkCap
Coprinus → ギリシャ語で「糞」の意  micaceus → 「雲母のよう」の意)

 

【キララタケあれこれ】

  1. キララタケはナヨタケ科(Psathyrellaceae)キララタケ属(Coprinellus)に分類されます。
  2. 分子系統による研究の結果、ササクレヒトヨタケ属はハラタケ科へ移し、元の分類群に残ったヒトヨタケ類はナヨタケ科にまとめられ、新設されたキララタケ属に入りました。
  3. シラカンバなど落葉広葉種の朽ちた切り株根元や朽ち木の周辺の地面に数本の束が発生し、群生する木材腐朽菌です。
  4. 和名のキララタケは、傘の表面に「きらきら」と岩石の雲母のごとく美しく光るような鱗片をもつことから「雲母茸」と名付けられました。
  5. 小形のキノコで、幼菌時は卵形で溝線のある光沢をもった黄褐色を呈します。傘表面には粒状の鱗片が「びっしり」と付着します。写真の本菌は降雨により鱗片が流されたものです。
  6. ヒダは幼菌時白色ですが、成菌時のヒダはしだいに周縁より中心部に向かって黒褐色となり、老菌時には液化します。
  7. 柄の長さは8cmほどで中空・白色、細長く基部はやや太くなります。
  8. 似たキノコにコキララタケがありますが、コキララタケは基部に褐色の菌糸塊があります。
  9. 見た目は可愛らしいキノコですが、「ヒトヨタケ」と同様『酒』と共に食べますと『悪酔い』を引き起こします。『毒キノコ』として判断し、安易に食するのは控えたものです。

キララタケ束生

キララタケ群生

キララタケ成菌

キララタケ傘雲母

キララタケ襞

キララタケ断面



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