担当教員紹介動物生殖学
教授:片桐 成二

- 片桐 成二
私は九州の出身で、獣医師である父と祖父の影響を受けて獣医師の道を志しました。大学卒業後は青年海外協力隊への参加やカナダへの留学を経て大学教員となり、12年経った今年4月に本学に赴任しました。
現在、生産動物に関わる獣医師には家畜の食と住環境を群単位で管理し、疾病予防と生産性向上を実現する「農場運営の総合マネージメント能力」が求められています。こうしたマネージメント能力は、動物を知り、人を知り、畜産業を知り、疾病動物の診療能力を身につけた上ではじめて実現されるものです。生産動物の臨床や研究に興味をもっている皆さんの多くは、生産動物とは無縁の世界で育ってきたと思います。
そこで、生産動物医療に興味のある皆さんには、まずは「動物の正常な状態」を知ることからはじめてもらいたいと考えています。
本学には多くの動物が飼育されており、その管理に参加することもできます。また、動物病院での診療や研究に加わることで、より深く動物を知り、診療技術について学ぶ機会も生まれます。
一歩踏み出せば、講義や実習などのプログラムを超えた学習が可能です。ちょっと勇気を出して、先輩や教員に声をかけてみて下さい。
担当科目
- 総合臨床学V
- 総合臨床学実習V
- 総合臨床学IX
- 総合臨床学実習VII
- 獣医臨床繁殖学特論
- 獣医学演習
- 卒業論文
研究テーマ
- 1.乳牛における妊娠喪失発生状況の調査
- 2.子宮機能異常による早期胚死滅のメカニズム
- 3.精漿成分による子宮機能調節のメカニズム
主な業績
- A progestin-based treatment with a high dose of estradiol benzoate normalizes cyclic changes in endometrial EGF concentrations and restores fertility in repeat breeder cows.
- 共著
- J Reprod Dev 54: 473-479, (2008)
- Fetal age estimation of Hokkaido Sika deer (Cervus nippon yesoensis) using ultrasonography during early pregnancy.
- 共著
- J Reprod Dev (in press, published online (2008)
- Immunohistochemical localization of the estrogen receptor alpha (ERα) and progesterone receptor (PR) in the uterus of sika deer (Cervus nippon) during pregnancy.
- 共著
- Jpn J Vet Res 56: 139-149, (2008)