現代的教育ニーズ取り組み支援プログラムについて

 「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム」(現代GPと略す。GPはGood Practiceの略)とは、文部科学省が、社会的要請の強い政策課題に対応した優れた取組みを公募で選び、予算を重点配分するものです。

以下、平成17年度、北海道大学獣医学部と酪農学園大学獣医学部が共同で申請し、選定された取り組み(17年度~20年度迄)をご紹介致します。

 北海道臨床獣医学先進教育プログラム
--北海道の「人と動物の共存先進地域化」を目指す大学と地域の教育連携--

 北海道は、多くの産業動物、伴侶動物、また、多数の野生動物が棲息する広大な地域です。北海道の持続的発展のためには、地域住民の健康、産業、文化、環境、いずれの面からも、人と動物との共存と、共存に関する住民レベルでの理解が不可欠です。

酪農学園大学と北海道大学とは地理的にも近く、両大学の獣医学部は、道内獣医師の60%を送り出しており、道内における動物医療の上で重要な位置を占めております。そこで、この両大学の獣医学部が共同で、北海道の「人と動物の共存先進地域」としての活性化を目指し、地域住民の生涯教育(地域公開セミナー)と人材育成(獣医師の育成)とを連動させ、臨床獣医学教育を推進しようとするプログラムです。

具体的には、両大学の獣医学部の学生・教員が相互に乗入れ、夫々の特性を生かした協カ体制を組みながら、「人と動物の共存先進地域」を目標として、自治体や地域獣医師とも連携して北海道全域のフィールドを利用した実践的教育を展開します。また、その過程と成果を地域の公開セミナーで発信し、高校生等への啓蒙や地域住民の生涯教育の充実によって地域活性化を目指します。さらには、これらの企画を学生自らの手によって行うことで、主体的学習能カと問題提起、解決能カの向上を図ります。 

 

「北海道臨床獣医学先進教育プログラム」の全体像

  両大学獣医学部ともに、長い歴史と獣医学に関する教育研究の豊かな蓄積を有しています。例えば、「21世紀COEプログラム」に指定された「人獣共通感染症」に関する研究等、独自の研究成果等の地域への貢献、獣医学教育への還元など極めて重要な課題であり、両大学の教育研究の特性を生かした連携プログラムによって、新しい獣医学教育の展開と地域への貢献が期待されます。

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