NEWS & TOPICS  NO.55(2007年度)

「活躍の舞台は世界に!」
地域環境学科卒業生との座談会

  1月28日、日本を離れ、海外で活動してきた地域環境学科の卒業生と今春、地域環境学科を卒業し海外へ向かう学生らが集まり、地域環境学科長の森川純教授(地域国際関係論研究室)、押谷一教授(資源再利用学研究室)を囲み、座談会を行いました。 
 本学から、青年海外協力隊として派遣された方々は、1967年から2007年までに、男女合わせて202人。本学の卒業生らは、広く海外にその活動の場をひろげ、活躍しています。
 本学の青年海外協力隊の年度別・学科別総派遣隊員数の実績は、こちら
 座談会に参加したのは、沼澤卓さん(2001年卒)、國澤馨介さん(2006年卒)、西田佳世さん(地域環境4年)、吉岡幹人さん(地域環境4年)の4人。
 沼澤さんは、青年海外協力隊での活動を終えアフリカから、国澤さんは、日本語教員のボランティアを終え、オーストラリアから帰国したばかりです。また、西田さんは、今春、貧困層の援助をしているNGOソルトでのボランティア活動のためにフィリピンへ、吉岡さんは、青年海外協力隊としてネパールに、それぞれ行く予定です。  
 沼澤さんは、青年海外協力隊の一員として、西アフリカのニジェールで2008年3月までの2年間、村落開発普及員として活動してきました。
 「専門知識は、二の次、「やる気」が一番」と語り、学生時代の海外旅行や、ゼミの海外ワークキャンプ、栃木県にあるアジア学院での2週間の体験を通して、海外に目を向け始め、青年海外協力隊を希望したことやニジェールでの生活で飲食、フランス語での会話の苦労、違った価値観を経験できたことの充実感を語り、これから、出発する吉岡さんに「「自分の力でこれをやり遂げてこよう」などと気負わずに、現地の人の立場にたって活動することが大切」とアドバスしました。
沼澤卓さん
 國澤さんは、南オーストラリア州立南オーストラリア大学において、1年間、日本語教員のアシスタントをボランティアとして、おこなってきました。
 ゼミの海外実習で、オーストラリアに行った時、現地で日本語を学ぶ学生達との交流をとおして、「日本語教育」に興味を持つようになり、この仕事には、なによりも、実績が必要と、ボランティアとして活動したこと、1年間の活動で、授業のテクニックや、日本語を学ぶ学生との交流ができたこと、多くの友人ができたこと、そして、現地でのことばにおける苦労などを語りました。
國澤馨介さん
 西田さんは、今まで、フェアトレードや生協の学生会で活躍、他者とのつながりを大事にしており、4月からは、フィリピンで貧困層の生活を支援するNGO「ソルト」にボランティアとして参加する予定です。
 「ゼミでフィリピンに行った時、格差というものを肌で感じました。今度は、1週間の滞在では理解できなかったことを、ゴミの山に通い、そこで暮らす人々と生活し、実感したいと思います」と抱負を述べました。
西田佳世さん
 吉岡さんは、「日本にずっと留まっていては、人生損をしている、もったいない」と感じ、在学中に1年間、国澤さんとおなじ南オーストラリア州立南オーストラリア大学での日本語教員のボランティアアシスタントを経験。今年からは、青年海外協力隊としてネパールで環境教育を指導します。「オーストラリアで感じたことは国や言葉が違っても通じ合えた。ネパールでは、まず、現地の人達と親しくなって、何が出来るか情況を判断し、活動してゆきたいと思います。」と抱負を語りました。
吉岡幹人さん
 森川学科長は、「志しを高く持ち、地球を歩き回る。地球市民という考え方で世界を総合的に捉えることが大切です。」とコメント。また、教え子達の仕事ぶりを賞賛し、これからの活動に期待を寄せました。
森川純学科長