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小岩教授が第50回宇都宮賞・酪農指導の部を受賞

2018.03.07ニュース

NEWS NO.140(2017年度)

小岩教授が第50回宇都宮賞・酪農指導の部を受賞

公財)宇都宮仙太郎翁顕彰会による「第50回宇都宮賞」の表彰式が3月1日、札幌パークホテルにて行われ、本学の小岩政照教授(獣医学類・生産動物内科学Ⅱユニット)が「酪農指導の部」において受賞しました。

 

受賞の理由には、家畜臨床獣医師としての技術のみならず、現場で培った豊富な経験や知識を基に、常に酪農家のためにという基本姿勢で教育研究に取り組んできたことなどが上げられました。

 

酪農関係者120名以上が参列する中、表彰者が紹介され、讃美歌「かみとともにいまして」を合唱しました。北良治理事長は「これまで149名の個人・団体が表彰されました。今回節目となる50回を迎え、今後更に60、70回を迎えられるよう発展を願っています」とあいさつしました。続いて、選考経過が報告され、北理事長から3部門の受賞者に賞状と賞碑(ブロンズ像)、副賞が贈られました。その後、来賓祝辞、祝電披露、受賞者挨拶と続き、受賞者の功績を称えてコーラスにて閉会し、祝賀会へと会場を移しました。


小岩教授は「北海道の酪農に関わる私たちにとりまして、夢のような名誉ある賞をいただき、素直に喜びたいと思います。皆さまに厚くお礼申し上げます。私は酪農学園大学を卒業後、43年間臨床獣医師一筋でやってきました。私は常日頃、『乳牛の改良なくして酪農の発展はない』と断言できると思っています。これまでたくさんの名牛と出会い、診療する機会がありました。その思い出は私にとって大事な宝です。酪農家は酪農経営に対する夢・希望・哲学を持っています。酪農家のそばにいつも寄り添い、夢を叶えてあげることが私たちの仕事だと思っています。学生たちにもそのように教えてきました。これからは大変微力ながら北海道の酪農の発展のため、臨床現場の経験と知恵を生かして、この名誉に恥じない診療を続けていきたいと思っています。今後とも、さらに一層のご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします」と話しました。

 

 


【主な略歴】

1975年 酪農学園大学 獣医学科 内科学教室 助手

1980年 千歳市農業共済組合 診療係長

1993年 石狩地区農業共済組合 江別診療所長

1995年    〃       北部統括所長

〃  酪農学園大学 附属家畜病院 助教授

1999年    〃           教授

2004年    〃    獣医学部 教授(副病院長)

2011年    〃    附属農場 次長

2013年    〃         農場長

2014年    〃    フィールド教育研究センター 副センター長

2018年3月現在 〃獣医学群獣医学類 生産動物医療学分野内科学Ⅱユニット 教授

 


【功績の紹介】

 1975(昭和50)年に酪農学園大学獣医学科を卒業、同大学内学教室の助手として従事した後、1980(昭和55)年に千歳市農業共済組合で家畜臨床獣医師としてのキャリアをスタート、広域合併後の石狩地区農業共済組合の江別診療所長、北部統括所長など、15年間にわたり家畜診療の最前線においてチームリーダーとして活躍しました。

1995(平成7)年に母校酪農学園大学の附属家畜病院の助教授に就任、臨床現場で培った豊富な経験や知識、技術を基に、再び研究教育活動の道を歩み始め、同病院教授、副病院長、附属農場長、フィールド研究センター副センター長など要職を歴任し、酪農学園創立者である黒澤酉蔵翁の「三愛精神」、「健土健民」の教えの下に、常に酪農家のためにという基本姿勢で一貫して教育研究に取り組んできました。

 

この間、子牛の下痢症、肺炎、免疫機能の臨床評価、内視鏡による中耳炎の診断・治療、内科疾病に対するアミノ酸療法、カビ毒(マイコトキシン)の予防、肝臓病及び乳熱の予防・治療など、酪農経営に甚大な損失をもたらす疾病の診断・治療及び予防法の研究、技術開発に大きな功績を上げるとともに、臨床現場において自ら実践しており、これら一連の研究成果により農林水産大臣賞や産業動物獣医学会会長賞等を多数受賞しています。

 

教育者としては、より多くの優秀な獣医師を送り出すため、診察に際しては学生を伴って最新の臨床技術を学ばせながら経験を積ませ、指導を受けた多くの卒業生が全国各地の臨床現場において活躍しています。実践的な技術や指導力に対する評価、信頼は極めて高いものがあり、全国各地での研修会等の講師を務めるとともに、数多くの専門書、酪農関係書籍の監修・執筆を手掛けるなど、わが国の酪農業界全体への功績は高く評価されています。

 

卓越した診療技術のみならず、酪農への熱い思いや酪農家に寄り添う姿勢などによって、全道の酪農家から絶大な信頼を得ており、分かりやすく丁寧な指導を受けた数多くの酪農家が、飼養管理や疾病予防技術の改善・向上等に成果をあげています。また、全日本ホルスタイン共進会において、2回連続して北海道のチームドクターを務めるとともに、全道や市町村レベルの乳牛共進会において出品牛の健康管理や診療に携わるなど、地域への貢献にも極めて大きなものがあり、こうした取り組みが高く評価されました。

 

 



北良治理事長

表彰式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


表彰状とブロンズ像の授与

奥様に副賞が手渡されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ご夫婦そろって写真撮影

支えてくれた家族へ感謝の言葉を述べました


業界紙の記者・カメラマンも大勢出席しました

参列者120名が出席




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