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JICA草の根事業パートナー型「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」活動報告 安齋雅彦特任助教

2018.07.06ニュース

NEWS NO.27(2018年度)

JICA草の根事業パートナー型「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」

活動報告 安齋雅彦特任助教

本学は、日本国際協力機構(JICA)と草の根事業パートナー型「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」実施の契約を結んでいます。ウガンダ(アフリカ)の酪農先進地帯であるムバララ県において、牛乳の質と量を向上させることを目的として、プロジェクト協力酪農家30戸を対象に、主にムバララ県獣医事務所と本学専門家が協力して巡回検診・技術指導を行っています。

5月から現地駐在専門家として活動中の、安齋雅彦特任助教から活動報告が届きましたのでご紹介します。

活動報告

3人目の現地駐在専門家として、2018年5月から2019年9月までムバララにて活動します安齋雅彦と申します。私は、2014年から2016年まで青年海外協力隊員としてウガンダで活動してきたので、懐かしくもあり、比較的すぐに生活には慣れることができました。
このムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクトのテーマとして、1. 搾乳衛生、2. 栄養&繁殖管理、3. ダニ媒介性疾病の防除 があります。これまでのベースライン調査によって、ムバララ県での酪農の現状を各々の項目で把握することができました。そこで、私たちプロジェクトチームは、安全な牛乳生産を向上させるために介入パッケージという項目別リーフレットを作成しました(リーフレット)。


介入パッケージに必要な道具の説明の様子

 

この介入パッケージは、特別な道具や技術が必要なわけではなく、どの農家さんでも実施できるように作られています。以前行われたワークショップの参加農家さんから、実際に現場で見せてほしいという要望が多数あったことから、プロジェクト協力農家である30農家さんを実際に巡回し、現在私と現地補助員がこのリーフレットに沿って、デモンストレーションを行っています。この介入は2018年12月まで実施し、最終的には現地普及員によるデモンストレーションが実施できるようにし、このプロジェクトが終了した後も現地の人たちだけで継続できるようにしていく予定です。


搾乳衛生でのタオルの使い方、乳頭消毒についての説明の様子

 

今後は、近隣の農家さんやプロジェクト協力農家さん以外にも普及させるため、集乳所等でワークショップやセミナーの開催を予定しています。
現場を回っていると、現地の生の声を聴くことができますが、「外国人がモノを与えたり、難しい技術・知識を教えたりすることが今まであったが、継続・応用できなかった。もっとフォローアップが必要だ」というような意見も耳にします。そうならないように、今後も現地の声を取り入れながら、活動に専念していきたいと思います。


殺ダニ剤について説明の様子




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