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特別礼拝「見て聞いて楽しむフィンランド芸術鑑賞」を開催

2018.12.17ニュース

NEWS NO.83(2018年度)

特別礼拝「見て聞いて楽しむフィンランド芸術鑑賞」を開催

 12月11日(火)の大学礼拝は、北欧フィンランドの伝統楽器「カンテレ」奏者のあらひろこさんとフィンランドの伝統装飾品「ヒンメリ」アーティストの山本睦子さんをお招きしました。

 今回の奨励を担当した循環農学類の義平大樹教授と宮崎早花講師が昨年から行っているヒンメリ作りからアーティストとのつながりができ、このようなフィンランドの文化に触れる芸術鑑賞企画となりました。会場には、一般市民も多数参加して学生と一緒に芸術鑑賞を楽しみました。

高橋優子准教授による司式

酪農学園大学聖歌隊のさんび

奨励を担当した義平教授と宮崎講師

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カンテレ奏者のあらひろこさん

 

あらひろこさんのプロフィール

 

フィンランドの伝統楽器カンテレの奏者。日本であまりカンテレが知られていなかった1990年代から、国内では数少ないカンテレ奏者として活動。情景を描くやわらかな演奏を持ち味とし、フィンランド、スウェーデン、アイルランドなどの伝統曲や、自作曲、即興を中心に、独特の空気感を持つカンテレの瑞々しい音色を様々な場で届けている。小樽市在住。

「小麦畑の雑草だったライ麦に魅せられて」
義平大樹教授(循環農学類作物学研究室)

 

 

ヒンメリは、フィンランドをはじめ北欧諸国で、作物の豊穣を願ってクリスマスに家庭や教会で飾られる質素な装飾品です。伝統的なヒンメリはライ麦という特殊な麦のわらでつくられます。ライ麦は中央アジアを起源とする日本では特殊な麦です。もちろんライ麦パンの原料ですが、4500年前頃まで、みなさんが毎日食べている小麦の中に混ざってくる、やっか

な雑草でした。しかし、ライ麦は冬の寒さを乗り越える力(耐寒性)、乾燥した気候にも耐える力(耐乾性)に優れた、ストレスに強い雑草です。そこで、人類はアフガニスタンの高地や北欧などで、小麦が全滅してしまうような寒い気候や乾燥条件でも枯れることが少ないライ麦を小麦栽培の限界地帯で作物として利用するようになりました。ライ麦は雑草出身ということで、現在でもワイルドなたくましい部分と、作物としては洗練されていないもろい部分の両面を持っています。私はこのようなライ麦を作物研究者として愛おしく感じています。人間にとってすべて都合の良いスーパーマン的な作物は存在しません。ライ麦を例に物事を多面的に見る大切さを紹介させていただきます。

 

 

 

山本睦子さんのプロフィール

 

ヒンメリアーティスト。グラフィックデザイナー・北海道フィンランド協会常任理事。フィンランドで生活し、北欧のデザインや暮らしを体験。現在は作品制作、展示、ワークショップを通して麦わらで作るフィンランドの伝統装飾品の素晴らしさを伝えるとともに、ペーパーストローを使ったヒンメリやマスキングテープでアレンジしたシリーズ「アイノ」など新感覚のヒンメリも創作し活動を行っている。

 

ヒンメリは、作物の豊穣を願って作られているフィンランドの伝統装飾品です。

食物利用学研究室(宮崎早花講師)ではゼミ活動の一環で、山本さんからヒンメリのデザイン・装飾を学んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒澤記念講堂のステージとロビーには、それぞれデザインの違うヒンメリが飾られました。

カンテレを奏でるあらさんの後ろで、ヒンメリがゆらゆら揺れて神秘的な空間を演出し、観客をうっとりとさせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロビーに飾られたヒンメリ

山本さんを囲んでヒンメリ完成

 

 

 

 

 

 

 




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