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遠藤大二教授が医療系eラーニング全国交流会で奨励賞を受賞

2018.12.19ニュース

NEWS NO.85(2018年度)

遠藤大二教授が医療系eラーニング全国交流会で奨励賞を受賞

医療系eラーニング全国交流会が12月8・9日の両日、東京医科大学にて開催されました。全国から約100名が参加した同交流会で、本学獣医学類・遠藤大二教授が奨励賞を受賞しました。同交流会では、世話人が「教育関係者に知ってもらいたいと考える演題」に投票する点数制となっており、すべての発表者のなかで最高得点を獲得しての表彰でした。

写真左から丸善雄松堂の金森氏、遠藤教授、システム工房エムの持田氏、同交流会会長の真嶋氏

 

表題 知識ベースでのアセスメントを目標とする教科書データからの設問自動生成
概要 整理された基礎知識から設問を自動的に生成する方法を開発しました。教科書の本文の主語、述語を読み込んで、自動的にグリッド=表(以下、表のことをグリッドと表記する)にします。つまり、本文内に出てくる専門用語を文脈から読み取り、表にして設問とすることができます。専門用語を単純化したものを「知識グリッド」と呼んでいます。「知識グリッド」形式をとると、小テストは自動的に多数できるようになります。このシステムを活用することで概念を整理しながら講義を聞き理解を深めていくことができます。知識や、難しい単語・言葉を理解するレベルについては、教員、学生の両方から見ても非常に効率よく進めることができます。

 

遠藤大二教授のコメント

大学の講義は、概念自体が抽象的であったり、知識、言葉もはじめて目にする新しいものだったりするため、講義の内容を単純な関係にはしづらいところがあります。このような専門教育の壁を解消するための方法を模索してきました。学ぶ学生は、抽象的な概念を抽象的なままで学ぶことには大きなストレスを感じてしまいます。学生が専門用語を理解し、講義内容について議論をできるようになることが大切。専門用語を使えるようになるための講義の仕組みを考えました。来年にはグリッドセミナーを酪農学園大学で開催しようと思っています。一人でも多くの教員に取り入れてもらい、教員の授業の効率化、学生の学習の効率化を図りたいです。学生の能力を引き出すシステムとして活用していきたいです。

講義での活用方法

● 学生が講義を聞きながら、知識グリッドを作成
● 学生が知識グリッドを提出
● 教員が学生の提出物(=知識グリッド)をチェック
● eラーニング用の問題になり、学生が問題に取り組めるようになる

獣医学類2年次科目「核医学基礎」受講者140名が実践
平均成績が20%向上

同システムを活用することで、講義ポイントを学生がまとめるようになります。実際の講義にて利用した際にも、1回目、2回目、3回目とグリッドを作成、提出するにつれて、学生の知識グリッドをつくる能力も向上していきました。つまり、知識を体系化する力がつき、得点を取るための講義の聞き方をマスターしました。そうすることで、平均成績が前年と比べて20%も向上しました。

企業連携もスタート

書籍の電子化が進むなかで、教科書の電子化も進んでいます。

今後は多様な確認テストや学習支援ツール、一般参考資料との連携を予定しています。

 

 




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