大学の教育研究上の目的

キリスト教の精神によって人間教育を行い、酪農の科学と実際並びに高度の学術を教育・研究し、もって神を愛し、人を愛し、土を愛する三愛の精神に徹する有為な社会人及び指導者を養成することを目的とする。

1. 農食環境学群は、酪農学園創立の基本精神に基づき、生物資源の循環・再生、食料の生産・加工及び流通・消費並びに食と健康、さらに農業を含めた環境に関する専門分野において、それらが有機的に関連するよう体系づけられた学群であり、農学とその関連科学の教育・研究によりフードシステムの持続的発展と自然環境の保全並びに農食文化の進展に貢献することを目的とする。

  1. 循環農学類は、農業を基礎科学的かつ実践的に探究し、社会における農業の意義を正しく理解し、安全な食料の持続的供給を可能とする資源循環型農業を実現するための幅広い知識と技術を修得 した人材を養成する。
  2. 食と健康学類は、本学の基本理念である実学教育を通して、食の生産、加工・製造、流通ならびに健康に関する幅広い知識と技術を修得するとともに、食と健康に関する総合的な判断力を培い、社会に貢献できる人材を養成する。
  3. 環境共生学類は、環境に関する基礎科学の学びと実践的な学びを通して、現象を客観的に解析する技術や知識を修得するとともに、問題解決に向けた総合的な判断力を培い、自然と人が調和・共 生する社会の形成に貢献できる人材を養成する。

2. 獣医学群は、酪農学園創立の基本精神に基づき、獣医学、獣医保健看護学とその関連科学の総合的な教育・研究により、生命・自然を尊ぶ豊かな人間性を育み、人類と動物の福祉及び動物・人・環境の調和と共存 に具体的に貢献するための学群であり、専門知識・技術及び総合的な判断力を有する人材を養成し、国際的視野に立って動物と人の健康保持と食料の安定供給及び環境保全に寄与することを目的とする。

  1. 獣医学類は、獣医学及びその関連分野における高度な知識と技術を修得し、実践的な産業動物、伴侶動物、公衆衛生関連獣医師を育成し、わが国の獣医療や食の安全及び動物の福祉ならびに生命科学における先端的研究を推進できる人材を養成する。
  2. 獣医保健看護学類は、獣医学に関する基礎知識と動物看護学に関する専門知識を修得させ、動物栄養、動物行動及び動物理学療法に関する高度な教育を行い、幅広い獣医保健看護領域の業務を担える人材を養成する。

酪農学園大学の建学の精神に基づく教育基本方針
― 3つの方針に基づく大学教育の実現 ―

建学の精神である「三愛主義」は、キリスト教の教えのもとに「神を愛し、人を愛し、土を愛する」ことに徹した人間教育主義であり、多様な隣人への寛容な精神と、人類存続の礎である大地を尊ぶ精神の涵養を説く。その目的は建学の精神を受け継ぎ、「健土健民」の教えを実践し、「生命を紡ぐ大学」として大地が生み出す命を未来へと繋ぎ、全人類の福祉向上に貢献する担い手の養成である。
建学の精神に基づく教育は80年を超える歴史を有し、農業振興に大きく貢献してきた。これを受け継ぐ新しい教育は、「農・食・環境・生命」を基軸に自然との調和の取れた循環農業の維持・発展を図り、人と動物の生命の存続と福祉に貢献し、かつ世界的活動に参加する人材を育てることである。主体的に世界の変化に対応し、課題を見極め、課題解決に対し幅広く、柔軟かつ総合的な判断力を持った担い手を育てる。すなわち農業にかかわる複合的問題を解決する能力を持ち、多角度から物事を観察する能力や総合的思考力、的確な判断力、かつ豊かな人間性を持った人材を輩出することである。

2021年度以降の入学生対象

建学の精神である「三愛主義」「健土健民」のもと、「農・食・環境・生命」の各分野における豊富な知識や高い実践能力を備え、視野の広い専門家として地域と世界の継続的な発展に貢献できる学生に「学士」の学位を授与します。
本学の教育課程では、「農・食・環境・生命」に関する知識並びに実践力を段階的に身につけることができるよう、基盤教育科目から専門基礎教育科目へ、そして専門教育科目・専修教育科目へと体系的な学修を取り進めていきます。
農業を基幹産業とする自然豊かな北海道の大地で学ぶことを望み、「農・食・環境・生命」に関する専門的知識と技能を習得し、地域と世界の持続的な発展に貢献する意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 農食環境学群(以下、「本学群」という)では、建学の精神である健土健民および循環思想のもとで、土・植物・動物の重要性を体系的に理解するとともに、諸問題の解決策を示すための論理的な思考力と問題解決能力を備え、「農・食・環境」各々の社会に貢献できる資質を身につけた学生に「学士」の学位を授与します。
  1. 「農・食・環境」各々の特性や重要性について、体系的に理解しています。
  2. 「農・食・環境」各々において、問題を解決する上で必要となる技術や実践力を備えており、社会の発展に貢献することができます。
  3. 「農・食・環境」各々における社会的な役割と責任を理解し、発展に寄与することができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1
  • 思考力・判断力・表現力等:2
  • 学びに向かう力、人間性等:3
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学群の教育課程は、社会で活躍できる豊かな人間性と専門性を兼ね備えた人材となるために、「農・食・環境」に関する知識と実践力を段階的に身に付けることができるよう基盤教育科目から専門基礎教育科目へ、そして専門教育科目へと体系的に学修するカリキュラムとなっています。
  1. 幅広い教養と社会人基礎力を育成する科目群
    • 基盤教育科目全般(酪農学園導入教育、人文社会科学教育、自然科学教育、外国語教育等)
  2. 専門的志向を確認する基礎的な科目群と基礎学力を養成する科目群
    • 専門基礎教育科目全般(基礎科学領域、各学類専門基礎領域)
  3. 専門的領域を深めるための学際的科目群
    • 専門教育全般(各学類コース専攻教育、専門ゼミナール、卒業研究等)
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 持続可能な食料生産分野、人の健康を支える食品科学分野あるいは生命を育む環境分野に興味を持ち、「農・食・環境」の各々の専門家として、社会の発展に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 循環農学類(以下、「本学類」という)では、1~2年次において「基盤教育」と「専門基礎教育」で循環型社会の基礎を学び、3年次から始まる「専門教育」では、酪農学、畜産学、農学、農業経済学の4コースに各々所属し、各コースの到達目標に向けて学びを深めます。本学類では、以下の能力を身につけた学生に「学士(農学)」の学位を授与します。
  1. 農業における物質循環の起点である土と植物・動物(作物・牧草・家畜)の重要性について体系的に理解できます。
  2. 循環型社会の実現に向けて新たな課題を探求し、実践的に取り組む基礎力を身につけています。
  3. 酪農学・畜産学・農学・農業経済学に関する専門的な方法論や知識・技術を習得しています。
  4. 酪農、畜産、作物といった食料生産現場における実践的教育を通して、食料生産に関する見識を身に付けています。
  5. 問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理して、課題を解決することができます。
  6. 総合的な思考力や判断力によって社会に貢献できる能力を身につけています。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3
  • 思考力・判断力・表現力等:4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:6
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学類の教育課程は、循環型社会で活躍できる豊かな人間性と専門性を兼ね備えた人材となるために、酪農・畜産、作物、農業経済に関する知識と実践力を段階的に身に付けることができるよう基盤教育科目、専門基礎教育科目から専門教育科目へと体系的に学修するカリキュラムとなっています。
  1. 幅広い教養と社会人基礎力を育成する科目群
    • 基盤教育科目全般(酪農学園導入教育、人文社会科学教育、自然科学教育、外国語教育等)
  2. 専門的志向の方向性を決定するための基礎的な科目群と基礎学力を養成する科目群
    • 専門基礎教育科目全般(基礎科学領域、循環農学類専門基礎領域)
  3. 専門的領域を深めるための学際的科目群
    • 専門教育全般(各コース専攻教育、専門ゼミナール、卒業研究等)
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

持続可能な食料生産分野の発展に興味を持ち、循環型社会を築く農業技術開発、研究および技術支援等を行う農業科学の専門家として、社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類では、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 農畜産業の分野に関心があり、農学を通して社会に貢献する強い意志をもつ人
総合型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学循環農学類に入学することを強く望み、食料生産分野の発展を通じて社会に貢献する強い意志を持つ人
  • 高校生の時に熱意を持ち取り組んだ活動実績のある人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 農学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で農畜産業を推進していく強い意志を持つ人
編入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学循環農学類に入学することを強く望み、農業を基盤とした循環型社会の確立に強い意志を持つ人
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
  1. 酪農場での生産活動の実際を理解し、問題発見・課題解決の模索や自らの考えを他者へ示すことにより、討議を通じて考えを発展させることができます。
  2. 家畜の飼料の生産・加工を理解して、良質な生産物を効率的に得るための飼料給与を実践することができます。
  3. 家畜の能力進化および特徴を理解して、これに配慮した飼育管理方法を実践し、酪農場での家畜の健康維持と衛生を実行することができます。
  4. 酪農における生産物の加工と流通・消費、経済データの見方を理解し、社会活動の一環として酪農経営ビジネスモデルの組立てや評価ができます。
  5. 家畜の交配および選抜の仕組みを理解し、家畜の増殖に関わる技術を用いて、家畜の能力向上を図ることができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4,5
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
  1. 本学類の学生は、1年次において幅広い教養と社会人基礎力を育成する基盤教育科目を中心に履修します。
  2. 本コースに所属を希望する学生は、2年次において専門基礎教育における「基礎科学領域」と「循環農学類専門基礎領域」の科目を履修します。これらの科目は高校・大学初年次までの知識と3年次以降のコース専攻教育を接続するものであり、コースDPにある「個別の知識・技能、思考力、判断力」の基礎になります。なお、学外農場実習は、酪農場での生産活動の実際を体験も含め理解することができる重要な科目であり、履修を推奨しています。
  3. 本コースに所属した学生は、3年次においてコース専攻教育13科目を履修し、その全て修得することが卒業の必須要件ともなります。講義は「個別の知識、思考力」を発展させ、実験・実習は「個別の技能、判断力、および学びに向かう力」を深めます。
  4. 本コースに所属した学生は、3年次の専門ゼミナールⅠ~Ⅱおよび4年次の卒業研究Ⅰ~Ⅱが必修であり、研究発表にも取り組むことが望ましいと考えます。これらの科目では、研究室の指導のもと、具体的な研究テーマの探求と論文執筆等を通して、問題を発見し解決する力、ディスカッションやプレゼンテーションの技法、多様な人と協働する力を養い、学びに向かう力を確固たるものにすることを目指します。
  5. 循環農学類の科目には、上記1~4までの科目をさらに発展させ、知識を深め、技能を向上するためにコース専攻教育科目とは別に循環農学類教育科目が配置されており、実践酪農学・実践農学科目(1~3年)とともに、必要に応じて科目を履修することで、実践力を養うことができます。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
  1. 畜産現場での生産活動の実際を理解し、問題発見・課題解決の模索や自らの考えを他者へ示すことにより、討議を通じて考えを発展させることができます。
  2. 畜産における生産物の加工、流通、消費および畜産経営の特徴を理解し、畜産業が抱える課題について認識することができます。
  3. 肉用家畜の基礎理論並びに飼養管理技術を体系的に学び、生産現場の実情を多岐に渡って説明できます。
  4. 家畜の育種改良における交配および選抜の仕組みを理解し、家畜の増殖に関わる技術を用いて、家畜の能力向上を実践することができます。
  5. 家畜の種類および品種の特徴を理解して、これらに適した飼育管理方法を実践し、畜産現場で各々の家畜の健康維持と家畜の種類にあわせた農場の衛生を実行することができます。
  6. 家畜に与える飼料の生産・加工を理解して、無駄のない物質循環や環境保全を目指したエコフィード(食品残渣・産業廃棄物飼料など)給与を実践することができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4,5,6
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,3,4,5,6
  • 学びに向かう力、人間性等:5,6
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
  1. 本学類の学生は、1年次において幅広い教養と社会人基礎力を育成する基盤教育科目を中心に履修します。
  2. 本コースに所属を希望する学生は、2年次において専門基礎教育における「基礎科学領域」と「循環農学類専門基礎領域」を中心に履修します。これらの科目は高校・大学初年次までの知識と3年次以降のコース専攻教育を接続するものであり、コースDPにある「個別の知識・技能、思考力、判断力」の基礎になります。なお、学外農場実習は、畜産農場での生産活動の実際を体験も含め理解することができる重要な科目であり、履修を推奨しています。
  3. 本コースに所属した学生は、3年次においてコース専攻教育13科目を履修し、その全て修得することが卒業の必須要件ともなります。講義は「個別の知識、思考力」を発展させ、実験・実習は「個別の技能、判断力、および学びに向かう力」を深めます。
  4. 本コースに所属した学生は、3年次の専門ゼミナールⅠ~Ⅱおよび4年次の卒業研究Ⅰ~Ⅱが必修であり、研究発表にも取り組むことが望ましいと考えます。これらの科目では、研究室の指導教員のもと、具体的な研究テーマの探求と論文執筆等を通して、問題を発見し解決する力、ディスカッションやプレゼンテーションの技法、多様な人と協働する力を養い、学びに向かう力を確固たるものにすることを目指します。
  5. 循環農学類の科目には、上記1~4までの科目をさらに発展させ、知識を深め、技能を向上するためにコース専攻教育科目とは別に循環農学類教育科目が配置されており、実践酪農学・実践農学科目(1~3年)とともに、必要に応じて科目を履修することで、実践力を養うことができます。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
  1. 作物(水稲・畑作物・野菜・花き等)の生理・生態、遺伝・育種、形態、栄養、機能性といった特性を理解できます。
  2. 作物の収量と品質を支える土のはたらきを理解するとともに、収量と品質の向上を目指した栽培管理技術、育種技術を修得します。
  3. 作物の減収と品質低下をもたらす病害・虫害・雑草害を理解し、総合的病害虫・雑草管理(IPM)を実践できる能力を養います。
  4. 営農事例や生産資材について学び、農業所得向上と農業の持つ物質循環機能を生かした環境保全型農業の実現を考えることができるようになります。
  5. 卒業後に生産、流通、販売等の実践や指導を通して、社会的貢献ができる能力を養います。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4
  • 思考力・判断力・表現力等:3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
  1. 本学類の学生は、1年次において幅広い教養と社会人基礎力を育成する基盤教育科目を中心に履修します。
  2. 本コースに所属を希望する学生は、2年次において専門基礎教育における「基礎科学領域」と「循環農学類専門基礎領域」を中心に履修します。これらの科目は高校・大学初年次までの知識と3年次以降のコース専攻教育を接続するものであり、コースDPにある「個別の知識・技能、思考力、判断力」の基礎になります。なお、学外農場実習は、農場での生産活動の実際を体験も含め理解することができる重要な科目であり、履修を推奨しています。
  3. 本コースに所属した学生は、3年次においてコース専攻教育14科目を履修し、その全て修得することが卒業の必須要件ともなります。これらの科目は持続可能な作物生産に関する講義と実験・実習です。講義は「個別の知識、思考力」を発展させ、実験・実習は「個別の技能、判断力、および学びに向かう力」を深めます。
  4. 本コースに所属した学生は、3年次の専門ゼミナールⅠ~Ⅱおよび4年次の卒業研究Ⅰ~Ⅱが必修であり、研究発表にも取り組むことが望ましいと考えます。これらの科目では、研究室の指導教員のもと、具体的な研究テーマの探求と論文執筆等を通して、問題を発見し解決する力、ディスカッションやプレゼンテーションの技法、多様な人と協働する力を養い、学びに向かう力を確固たるものにすることを目指します。
  5. 循環農学類の科目には、上記1~4までの科目をさらに発展させるために、コース専攻教育科目とは別に循環農学類教育科目が配置されており、必要に応じて科目を履修することで、知識を深めます。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
  1. 酪農・農業経営の仕組みを理解し、簿記や経営分析の技法を用いて経営を管理・発展させること、あるいはそのためのアドバイスをすることができます。
  2. 食料・農業市場の仕組みを理解し、アグリビジネスや農業協同組合の役割に関する知識を用いて、食料の安定供給や販売戦略の立案をすることができます。
  3. 農業生産を取り巻く地域経済や国際経済の仕組みを理解し、経済データ分析の技法を用いて、地域の振興計画、それに必要な政策支援策の立案をすることができます。
  4. 農業の生産、農畜産物の流通での実習をとおして、問題解決能力やコミュニケーション能力を身につけることができます。
  5. 食料・農業・経済に関する資格を取得し、専門性を実社会に役立てることができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4,5
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,3
  • 学びに向かう力、人間性等:4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
  1. 本学類の学生は、1年次において幅広い教養と社会人基礎力を育成する基盤教育科目を中心に履修します。
  2. 本コースに所属を希望する学生は、2年次において専門基礎教育における「基礎科学領域」と「循環農学類専門基礎領域」を中心に履修します。これらの科目は高校・大学初年次までの知識と3年次以降のコース専攻教育を接続するものであり、コースDPにある「個別の知識・技能、思考力、判断力」の基礎になります。なお、学外農場実習は、農場での生産活動の実際を体験も含め理解することができる重要な科目であり、履修を推奨しています。
  3. 本コースに所属した学生は、3年次においてコース専攻教育13科目を履修し、その全て修得することが卒業の必須要件ともなります。講義は「個別の知識、思考力」を発展させ、実験・実習は「個別の技能、判断力、および学びに向かう力」を深めます。
  4. 本コースに所属した学生は、3年次の専門ゼミナールⅠ~Ⅱおよび4年次の卒業研究Ⅰ~Ⅱが必修であり、研究発表にも取り組むことが望ましいと考えます。これらの科目では、研究室の指導教員のもと、具体的な研究テーマの探求と論文執筆等を通して、問題を発見し解決する力、ディスカッションやプレゼンテーションの技法、多様な人と協働する力を養い、主体的に学習に取り組む態度を確固たるものにすることを目指します。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 食と健康学類(以下、「本学類」)では、1~2年次において「基盤教育」と「専門基礎教育」で食資源の特性や栄養学の基礎を学び、3年次から始まる「専門教育」では、食資源開発、食品流通開発あるいは管理栄養士のいずれかに所属し、各コースの到達目標に向けて学びを進めます。
本学類では、以下の能力を身につけた学生に学士(食品学)の学位を授与します。
  1. 食資源としての動物・植物ならびに微生物の特性を科学的に正しく理解しています。
  2. 食品科学や栄養に関する広い知識と技術に基づき、食品や健康に関わる諸問題の解決策を示すための論理的な思考力と問題解決能力を備えています。
  3. 食の安全・安心に対する高い倫理観を基に、協調性をもって他職種の専門家と連携し協働することができます。
  4. 生命への尊厳や職業に対する高い倫理観を備え、使命感と責任感を持った行動をとることができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2
  • 学びに向かう力、人間性等:3,4
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学類の教育課程は、社会で活躍できる豊かな人間性と専門性を兼ね備えた人材となるために、食資源、食品加工、食品流通に関する知識と実践力を段階的に身につけることができるよう、基盤教育科目、専門基礎教育科目そして専門科目への体系的に学修するカリキュラムとなっています。
  1. 幅広い教養と社会人基礎教育を育成する科目群
    • 基盤教育科目全般(酪農学園導入教育、人文社会科学教育、自然科学教育、外国語教育等)
  2. 専門的思考を養成する基礎科目群と基礎学力を醸成する科目群
    • 専門基礎科目全般(基礎科学領域、食と健康学類専門基礎領域)
  3. 専門的領域を深めるための科目群
    • 専門教育全般(各コース専攻教育、食と健康学類教育科目)
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 食資源開発学コースは、本学の建学の精神と「農・食・環境・生命」の有機的結びつきを理解し、体系的にかつ学際的に食資源に係る専門教育を学び、生物素材における「食とモノの関わり」についての知識の活用能力、批判的・論理的思考力、課題探究力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力を統合する力を身につけた者として、以下の資質・能力があることを証明する意味で、学士(食品学)の学位を授与します。
  1. 食資源としての動物、植物ならびに微生物の特性を科学的に正しく理解しています。
  2. 動物と植物を食資源として開発・利用するための基本的な知識や分析技術を身につけています。
  3. 種々の食資源の特性に適応した食品を開発するための加工・貯蔵特性などに関する知識や技術を身につけています。
  4. 食の安全・安心に関する幅広い知識を持ち、それに基づいた食品衛生管理業務に資する技術を身につけています。
  5. 食品科学に関する広い知識と技術に基づき、食品に関わる諸問題の解決策を示すための論理的な思考力と問題解決能力を備えています。
  6. 食の安全・安心に対する高い倫理観を基に、協調性をもって他職種の専門家と連携し協働することができます。
  7. 食資源に関する技術者としての社会的な役割と責任を理解し、食品関連産業の発展に貢献することができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4
  • 思考力・判断力・表現力等:2,3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:6,7
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 食資源開発学コースは、コースの人材養成目的(DP)を達成し、学位授与方針に示す資質・能力を身に付けさせるため、基盤教育領域と専門教育領域からなる教育課程を編成しています。それぞれの領域において一定数以上の単位を修得することを義務付け、高い教養と幅広い基礎知識を基盤として、様々な分野で活躍できる能力を身に付けさせることを目標としています。
  1. 1~2年次に履修する科目は、「食」と「資源」に関して基礎となる自然科学および社会科学の基礎科目を基盤とし、主体性を持って多様な人と協働するための知識・技能修得の基盤を身に付け、職業人・社会人としての方向付けができるように配置しています。
  2. 2~3年次に履修する科目は、「食」と「資源」に関する知識を深化させ、さらに食資源の開発利用に関わる分析・加工技術を習得し、食品関連産業で活躍できる専門的な知職を有する社会人として求められる思考力、判断力ならびに表現力が獲得できるように、体系的に配置しています。
  3. 3~4年次に履修する科目は、食資源の利用や開発、分析や品質管理といった食品関連産業に従事する専門的な知識を有する社会人として求められる技術力、分析力、企画・計画力、プレゼンテーション力を身につけられるように体系化しています。
  4. 食品関連産業に従事するために習得した知識・技術を基に卒業論文の作成に取り組み、コミュニケーション力、ディスカッション力を養い、加えて自己理解とともに、主体性をもち多様な人と協働して学ぶ姿勢を育成します。
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

人の健康を支える食品関連分野に興味を持ち、食資源ならびに食品の開発、および食品流通の技術開発、研究等を行う食品科学の専門家として、食を通して人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類本コースでは、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 食品関連分野に関心があり、食品を通して豊かな人間社会の構築に貢献する強い意志をもつ人
総合型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学食と健康学類に入学することを強く望み、人の健康増進に貢献する強い意志を持つ人
  • 高校生の時に熱意を持ち取り組んだ活動実績のある人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 食品科学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で食品関連産業を推進していく強い意志を持つ人
編入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学食と健康学類に入学することを強く望み、食品を介して健全な人間社会の構築に貢献する強い意志を持つ人
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 食品流通開発学コースは、本学の建学の精神と「農・食・環境・生命」の有機的結びつきを理解し、体系的にかつ学際的に食品流通に係る専門教育を学び、社会における「食とヒトの関わり」についての知識の活用能力、批判的・論理的思考力、課題探究力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力を統合する力を身につけた者として、以下の資質・能力があることを証明する意味で、学士(食品学)の学位を授与します。
  1. 食資源としての動物、植物ならびに微生物の特性を科学的に正しく理解しています。
  2. 食品を開発するために食資源の加工特性、保存性などの基本的な知識や適切な手段を身につけています。
  3. 食品の価値や市場ならびに食品の流通を調査するための知識と手法を身につけています。
  4. 食の安全・安心に関する知識を持ち、それに基づいて適切な食品衛生に関する判断力を身につけています。
  5. 食品科学に関する広い知識と技術に基づき、食品に関わる諸問題の解決策を示すための論理的な思考力と問題解決能力を備えています。
  6. 食の安全・安心に対する高い倫理観を基に、協調性をもって他職種と連携し協働することができます。
  7. 食産業に従事する者としての社会的な役割と責任を理解し、食品関連産業の発展に貢献することができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4
  • 思考力・判断力・表現力等:3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:6,7
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 食品流通開発学コースは、コースの人材養成目的を達成し、学位授与方針に示す資質・能力を身に付けさせるため、基盤教育領域と専門教育領域からなる教育課程を編成しています。それぞれの領域において一定数以上の単位を修得することを義務付け、高い教養と幅広い基礎知識を基盤として、様々な分野で活躍できる能力を身に付けさせることを目標としています。
  1. 1~2年次に履修する科目は、「食品」と「流通」に関して基礎となる自然科学および社会科学の基礎科目を基盤とし、主体性を持って多様な人と協働するための知識・技能修得の基盤を身に付け、職業人・社会人としての方向付けができるように配置しています。
  2. 2~3年次に履修する科目は、「食品」と「流通」に関する知識を深化させ、さらに食品の開発・流通に関わる手法や調査方法を習得し、食品関連産業で活躍できる専門的な知職を有する社会人として求められる思考力、判断力並びに表現力が獲得できるよう体系的に配置しています。
  3. 3~4年次に履修する科目は、商品開発や流通といった食品関連産業に従事する専門的な知職を有する社会人として求められる企画力、分析力、計画力、プレゼンテーション力を身に付けられるように体系化しています。
  4. 食品関連産業に従事するため習得した知識・手法を基に卒業論文の作成に取り組み、コミュニケーション力やディスカッション力を養い、加えて自己理解とともに主体性をもち、多様な人と協働して学ぶ姿勢を育成します。
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

人の健康を支える食品関連分野に興味を持ち、食資源ならびに食品の開発、および食品流通の技術開発、研究等を行う食品科学の専門家として、食を通して人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類本コースでは、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 食品関連分野に関心があり、食品を通して豊かな人間社会の構築に貢献する強い意志をもつ人
総合型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学食と健康学類に入学することを強く望み、人の健康増進に貢献する強い意志を持つ人
  • 高校生の時に熱意を持ち取り組んだ活動実績のある人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 食品科学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で食品関連産業を推進していく強い意志を持つ人
編入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学食と健康学類に入学することを強く望み、食品を介して健全な人間社会の構築に貢献する強い意志を持つ人
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 管理栄養士コースは、本学の建学の精神と「農・食・環境・生命」の有機的結びつきを理解し、体系的にかつ学際的に栄養学を基盤とした専門教育を学び、管理栄養士として「人の栄養と健康の関わり」についての知識の活用と実践する能力、人間性豊かなコミュニケーション能力を身につけた者として、以下の資質・能力があることを証明する意味で、学士(食品学)の学位を授与します。(食品学)の学位を授与します。
  1. 管理栄養士として、栄養学の専門的知識および技術を習得しています。
  2. 作物を育てることから食して栄養になるまでを実学的に理解し、食と健康に関する幅広い課題に対応することができます。
  3. 管理栄養士が活躍する臨床栄養、食育・健康増進、公衆栄養、給食経営管理の各現場で対応できる専門家としての実践能力を習得しています。
  4. 生命への尊厳や職業に対する高い倫理観を備え、使命感と責任感を持った行動をとることができます。
  5. 人々の価値観や社会的背景の多様性を理解し、対象者に寄り添った栄養管理に取り組むことができます。
  6. 栄養管理を必要とする人々に係わる他職種と協調性を持って連携・協働することで、より良い社会の実現に貢献します。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,3
  • 学びに向かう力、人間性等:4,5,6
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 管理栄養士コースは、コースの人材養成目的(DP)を達成し、学位授与方針に示す資質・能力を獲得するため、基盤教育領域と管理栄養士に必要な専門教育領域からなる教育課程を編成し、講義、実験、実習および演習を適切に組み合わせた授業科目を開講しています。それぞれの領域において必修科目の単位を修得することが義務付けられており、高い教養と幅広い基礎知識を基盤として、管理栄養士資格を必要とする様々な分野で活躍できる能力を獲得することを目標としています。
  1. 1~2年次には、自然科学および社会科学の基礎科目に加え、管理栄養士の基礎となる解剖生理学、生化学、調理学、食品学、基礎栄養学に関する科目を配置し、主体性を持って多様な人と協働するための知識・技能を習得し、職業人・社会人への方向付けができることを目標としています。
  2. 2~3年次には、管理栄養士の専門分野である社会・環境と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康、応用栄養学、栄養教育論、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論に関する科目を体系的に配置し、管理栄養士に関わる深い知識と技術を習得し、管理栄養士に求められる思考力、判断力ならびに表現力を獲得することを目標としています。
  3. 4年次には、給食管理実習・臨床栄養実習・公衆栄養実習の臨地実習に関する科目を配置し、理論と実践を結びつけて理解することを目標としています。さらに、管理栄養士に必要な課題発見と解決力を醸成するために、これまでに習得した知識・技術を基に卒業研究に取り組み、文章力、論理的思考力、コミュニケーション能力を養い、主体性を持って多様な人と協同して学ぶ姿勢を獲得することを目標としています。
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

人の心とからだの健康を支える栄養学分野に興味を持ち、人々の健康増進、生活の質を向上させる栄養管理、栄養指導等を行う専門家として、人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類本コースでは、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 管理栄養士に関心があり、高度な知識と能力で食品を通して豊かな人間社会の構築に貢献する強い意志をもつ人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 栄養学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で食品による人の健康増進に貢献する強い意志を持つ人
編入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学食と健康学類管理栄養士コースに入学することを強く望み、管理栄養士として人間社会に貢献する強い意志を持つ人
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 環境共生学類(以下、「本学類」という)では、1~2年次において「基盤教育」と「専門基礎教育」で環境問題の基礎を学び、3年次から始まる「専門教育」では、野生動物学と生命環境学の2コースいずれかに所属し、各コースの到達目標に向けて学びを深めます。
本学類では、以下の能力を身につけた学生に「学士(環境学)」の学位を授与します。
  1. 野生生物や生命環境が関係する様々な現象や問題についての専門知識を習得しています。
  2. 環境問題における自らの目標や取り組むべき課題を見定め、それらの達成または解決に必要とされる専門的知識や技術をさらに習得するために、主体的・自律的に取り組むことができます。
  3. 野生生物や生命環境に関する問題を解決する上で必要となる技術や実践力を持ち、人間と自然が持続的に共生できる社会の実現に貢献することができます。
  4. 種々の環境問題に関する世界的視点と地域的視点の両方を併せ持ち、多様な文化や社会を理解・尊重するとともに、これら相互理解のある社会の発展に貢献することができます。
  5. 環境問題に対する自らの思考および判断の根拠とそのプロセスを他者に説明し、伝達するための的確なコミュニケーションスキルとプレゼンテーションスキルを有しています。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4,5
  • 思考力・判断力・表現力等:2,3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:3,4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学類の教育課程は、環境との共生および環境問題の解決に資する豊かな人間性と専門性を兼ね備えた人材となるために、野生生物、生命環境に関する知識と実践力を段階的に身に付けることができるよう、年次を追って体系的に学修するカリキュラムとなっています。1年次には主に基盤教育科目によって幅広い教養と社会人基礎力を身につけ、2年次には主に専門基礎教育科目によって専門性の礎を築きます。3~4年次には主に専門教育科目を履修し、より専門性を深め、様々なスキルを会得するとともに、社会に貢献できる力の獲得を目指します。
  1. 幅広い教養と社会人基礎力を育成する科目群
    • 基盤教育科目全般(酪農学園導入教育、人文社会科学教育、自然科学教育、外国語教育等)
  2. 専門的志向を確認する基礎的な科目群と基礎学力を養成する科目群
    • 専門基礎教育科目全般(基礎科学領域、環境共生学類専門基礎領域)
  3. 専門的領域を深め、社会に貢献できる力を獲得するための学際的科目群
    • 専門教育全般(各コース専攻教育、野外実習科目、専門ゼミナール、卒業研究等)
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

生命を育む環境全般に興味を持ち、発展を続ける人間社会と地球を構成する自然界の生命および環境との調和と共生のための学びを深める環境学の専門家として、持続可能な社会の発展に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類では、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 生命環境や野生動物に関心があり、自然環境との共生により豊かな人間社会の構築に貢献する強い意志をもつ人
総合型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学環境共生学類に入学することを強く望み、人と自然環境との調和を図り人間社会の発展に貢献する強い意志を持つ人
  • 高校生の時に熱意を持ち取り組んだ活動実績のある人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 環境学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で自然環境の保全を推進していく強い意志を持つ人
編入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学環境共生学類に入学することを強く望み、自然環境の保全に基づく人間社会の構築に貢献する強い意志を持つ人
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
  1. 生命環境が関係する様々な現象や問題についての専門知識を習得しています。
  2. 生命環境に関する問題を解決する上で必要となる技術や実践力を持ち、人間と自然が持続的に共生できる社会の実現に貢献することができます。
  3. 環境問題に関する世界的な視点と地域的な視点とを併せ持ち、多様な文化や社会を理解・尊重すると共に、そうした相互理解のある社会の発展に貢献することができます。
  4. 環境問題に関する自らの目標や自ら取り組むべき課題を見定め、それらの達成または解決に必要な専門的知識や技術をさらに習得するために、主体的・自律的に取り組むことができます。
  5. 環境問題に関する自らの思考および判断の根拠とプロセスを他者に説明し、伝達するためのコミュニケーションスキルを有しています。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4,5
  • 思考力・判断力・表現力等:2,3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:3,4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 生命環境学コースでは、地域から地球規模まで幅広い環境問題に対応可能な専門知識と技能を会得し、人間と自然が共生できる社会の実現に貢献できる知識の習得を目指します。
  1. 1年次には、自然科学や人文社会科学、語学などのグローバルな環境共生に必要な基盤教育科目を取得すると共に、農食環境学概論や基礎演習において、主体性を持って環境学に対応できる素養を身につけます。
  2. 2年次には、1年次からの基盤科目に加え、分野にとらわれない環境との共生を理解するために専門基礎教育科目を体系的に習得し、専門科目の礎を築くと共に、生命環境学コースに必要な思考力や判断力などを会得します。
  3. 3~4年次には、生命や社会における環境問題の現場の理解に特化した生命環境学コースの専門教育科目を履修し、専門的な知識と技術を有するとともに、人間と自然が持続可能な社会に貢献できる力を獲得します。
  4. 4年次には、環境に関するテーマを自ら設定し、主体的且つ自律的に取り組み、科学的な根拠を基にまとめると共に、他者に対して多角的に説明したり、ディスカッションを行ったりするなどのコミュニケーションスキルを会得し、社会で活躍できる人材を目指します。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
  1. 野生生物が関係する様々な現象や問題についての専門知識を習得しています。
  2. 野生生物に関する問題を解決する上で必要となる技術や実践力を持ち、人間と自然が持続的に共生できる社会の実現に貢献することができます。
  3. 環境問題に関する世界的な視点と地域的な視点とを併せ持ち、多様な文化や社会を理解・尊重すると共に、そうした相互理解のある社会の発展に貢献することができます。
  4. 環境問題に関する自らの目標や自ら取り組むべき課題を見定め、それらの達成または解決に必要な専門的知識や技術をさらに習得するために、主体的・自律的に取り組むことができます。
  5. 環境問題に関する自らの思考および判断の根拠とプロセスを他者に説明し、伝達するためのコミュニケーションスキルを有しています。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2,3,4,6
  • 思考力・判断力・表現力等:2,3,4,5
  • 学びに向かう力、人間性等:3,4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 野生動物学コースでは、地域から地球規模まで幅広い環境問題に対応可能な専門知識と技能を会得し、人間と自然が共生できる社会の実現に貢献できる知識の習得を目指します。
  1. 1年次には、自然科学や人文社会科学、語学などのグローバルな環境共生に必要な基盤教育科目を取得すると共に、農食環境学概論や基礎演習において、主体性を持って環境学に対応できる素養を身につけます。
  2. 2年次では、1年次からの基盤科目に加え、分野にとらわれない環境との共生を理解するために専門基礎教育科目を体系的に習得し、専門科目の礎を築くと共に野生動物学コースに必要な思考力や判断力などを会得します。
  3. 3~4年次には、生命や社会における環境問題の現場の理解に特化した野生動物学コースの専門教育科目を履修し、専門的な知識と技術を有するとともに、人間と自然が持続可能な社会に貢献できる力を獲得します。
  4. 4年次には、環境に関するテーマを自ら設定し、主体的且つ自律的に取り組み、科学的な根拠を基にまとめると共に、他者に対して多角的に説明したり、ディスカッションを行ったりするなどのコミュニケーションスキルを会得し、社会で活躍できる人材を目指します。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 獣医学群(以下、「本学群」という)では、建学の精神のもとで、獣医学と獣医保健看護学及びその関連科学分野の教育をとおして生命を尊ぶ豊かな人間性を育み、国際的な視野に立って人と動物の健康保持、環境保全ならびに食料の安定供給に寄与して「One Health」に貢献できる学生に「学士」の学位を授与します
  1. 「獣医学」「獣医保健看護学」において、様々な専門領域に渡る高度な知識・技能と問題解決に必要な思考力およびチーム獣医療を担う高い実践能力を身につけています。
  2. 様々な専門領域にまたがる知識や技能を実地に活用することができます。
  3. コミュニケーション能力を有し、自分の考えや判断を正しく伝えることができます。
  4. 「獣医学」「獣医保健看護学」において、人と動物、そして環境との関係における総合的な健全性、すなわち「One Health」を常に意識しています。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,2
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,3
  • 学びに向かう力、人間性等:4
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学群の教育課程は、幅広い知識や高い実践能力を身につけ、社会で即戦力となる人材となるために、「獣医学」「獣医保健看護学」に関する知識並びに学内外での実習科目における経験を段階的に身につけることができるよう基盤教育科目、専門基礎教育科目から専門教育科目へと体系的に学修するプログラムとなっています。専修教育科目では、研究や討論を実践的に積み上げる学生参加型の講義・実習が展開されます。
  1. 幅広い教養と社会人基礎力を育成する科目群
    • 基盤教育科目全般(酪農学園導入教育、人文社会科学教育、自然科学教育、外国語教育等)
  2. 専門的志向を確認する基礎的な科目群と基礎学力を養成する科目群
    • 専門基礎教育科目全般(学群共通)
  3. 専門的領域を深めるための学際的科目群
    • 専門教育科目、専修教育科目全般(分野科目、学類独自科目等)
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 社会に対する幅広い視野を持ち、地域さらには世界における人と動物との調和に対し深い関心を示し、日々進歩する最新知識を吸収できる基礎学力を有し、常に自ら積極的に学ぶ意欲を持ち、人間社会に貢献したいという意欲にあふれた人を求めています。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 獣医学類(以下、「本学類」という)では、1~2年次において「基盤教育」と「専門基礎教育」および「専門教育」で、動物の体の構造や機能、動物に関する倫理や福祉、また、実践的な英語や統計学を学び、3~4年次では、伴侶・産業動物の臨床や食の安全等を学習します。4年次からは「専修教育」にて研究室に所属して専門的研究を行い、5年次には少人数での参加型実習を行い、最終学年において、研究発表並びに最終的には獣医師国家試験受験に臨みます。
本学類では、以下の能力を身につけた学生に学士(獣医学)の学位を授与します。
  1. 人と動物の福祉及び自然環境との調和と持続的な利用に貢献することのできる獣医師として社会で活躍するための、生命を尊ぶ豊かな人間性を育みます。
  2. 獣医学に関する高度な専門知識・技術及び総合的な判断力を習得することができます。
  3. 国際的なコミュニケーション能力を身につけ、国際的視野に立ち、主体的学びを通じて、SDGsで掲げられた人と動物の健康保持、環境保全ならびに食料の安定供給に寄与する質の高い実践能力を身につけることができます。
  4. 獣医学のみならず、医学、農学、生物学などの他、動物愛護・福祉など、様々な専門領域にまたがる知識や技能を実地に活用することができます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :2,3,4
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,4
  • 学びに向かう力、人間性等:1,3
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学類では、獣医師として必要な専門科目の講義や実習を1年次から段階的に学習することにより、幅広い知識や技術を効率よく学ぶことができます。4年次には全国の獣医大学共通の獣医学共用試験を受験し、5年次には実際の患者動物を対象とした参加型臨床実習を行います。6年次には研究発表を行うとともに、獣医師国家試験合格に向けた6年間の学習内容の総まとめを行います。本学類の学士課程は大学基準協会の獣医学教育に関する基準に適合したものであり、また、カリキュラムは欧州獣医学教育国際認証(EAEVE)に適うカリキュラムとなっています。
  1. 1年次は、基盤教育として生物学、化学、英語などの科目を学習し、専門科目をスムーズに学んでいくための知識を習得します。専門科目では正常な動物の体の構造や機能について広く学習し、動物に関する倫理や福祉についても学びます。
  2. 2年次では、基盤教育で実践的な英語や統計学などの科目を学習します。専門科目では様々な病原体やそれによる感染症を広く学習し、病気に対する生体の反応についても学びます。
  3. 3~4年次では、伴侶動物と産業動物の臨床について幅広く学習します。野生動物のほか動物園・水族館やエキゾチックペットのような飼育動物についても学びます。また、獣医師として不可欠な、食の安全や人と動物の両方の健康に関する科目についても学習します。4年次からは研究室に所属して専門的研究も行います。
  4. 5年次では、4~5名の少人数グループでの参加型実習として、伴侶動物と産業動物の臨床現場における実際の患者動物を対象とした参加型臨床実習や食肉衛生検査実習を行います。所属する研究室での専門的研究も継続します。
  5. ゼミでの研究成果をまとめて研究発表を行います。6年間で学んだことを振り返って、獣医師国家試験受験や創造的で挑戦的人生設計構築に備えます。
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

動物と人との調和に関する様々な事柄に興味を持ち、獣医療を通した動物と人の健康保持、食料の安全確保と安定供給、および環境保全や感染症制御などの公衆衛生の専門家または研究者として人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性と広い視野を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類では、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 獣医学と動物福祉に関心があり、動物の健康維持と増進によるより良い人間社会の構築に貢献する強い意志をもつ人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 獣医学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で動物の健康維持と増進による人間社会の発展を推進していく強い意志を持つ人
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 獣医保健看護学類(以下、「本学類」という)では、1~2年次において「基盤教育」と「専門基礎教育」で基礎学力および獣医学における基礎知識を学び、3年次から始まる「専門教育」では、動物看護師として必要な専門知識と技術を学内外の実習等で身につけます。学類の到達目標に向けて学びを深め、最終学年において、研究発表並びに愛玩動物看護師国家試験に臨みます。
本学類では、以下の能力を身につけた学生に「学士(獣医保健看護学)」の学位を授与します。
  1. 動物看護師として、高度な知識とチーム獣医療を担う高い実践能力を身に付けています。
  2. 動物看護師として、高いコミュニケーション能力を有し、自分の考えや判断を正しく伝えることができます。
  3. 動物看護師として、ヒトと動物そして環境との関係における総合的な健全性『One Health』に常に深い関心を持っています。
  4. 動物看護師として、伴侶動物のみならず産業動物や野生動物、展示動物の生命を尊重することができます。
  5. 動物看護師として、動物の福祉向上に努めることができます。
  6. 動物看護師として、幅広い専門知識と技術を積極的に学習し、それを取り入れ、活かす努力を惜しまず取り組みます。
【学力の3要素との関連】
  • 個別の知識・技能    :1,6
  • 思考力・判断力・表現力等:1,2,6
  • 学びに向かう力、人間性等:3,4,5
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 本学類は、ディプロマ・ポリシーに示す知識、技術、思考などの能力を身に付けるため、基盤教育、専門基礎教育、専門教育および専修教育からなるカリキュラムを編成しています。愛玩動物看護師国家資格取得のための専門科目を設けると共に、動物看護師として、高度な知識と高い実践能力を身に付けることを目標とし、社会で即戦力となる人材を育成できるカリキュラムを展開します。
  1. 基盤教育は、動物看護師としての思想や基盤学力を身に付け、さらに、国際化に向けて、実践的な英語能力を身に付けます。
  2. 専門基礎教育は、学群共通専門基礎科目として、獣医学類と共に獣医学の高い基礎知識を学び、チーム獣医療を担う高い実践能力を身に付けるための基盤を形成します。
  3. 専門教育は、動物看護師として必要な専門的な知識と技術を身に付け、学内外での実習を通し実践することでそれらをさらに深め、チーム獣医療を担う高い実践能力を身に付けます。
  4. 専修教育は、将来を考え、大学独自教育として動物看護師がその役目を担っていくべき専門性の高い分野のアドバンスドプログラムを自ら選択し、さらなる専門性の高い知識と技術を身に付けます。
入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー)

動物と人との関係に関する様々な事柄に興味を持ち、動物の福祉と健康向上、および動物と環境との調和を図る動物看護師として、人間社会に貢献したいという意欲にあふれ、主体性を持ち多様な人々と協働して学修する人を求めています。

本学類では、以下の方法で入学者選抜を行います。

学校推薦型選抜(推薦入学試験)では特に次のような学生を求めます。
  • 動物看護師に関心があり、動物と人との関係を探求し豊かな社会の構築に貢献する強い意志をもつ人
学力入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 動物看護学を学ぶために必要な基礎的な知識や論理的思考力を修得した人
社会人特別選抜・外国人留学生入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 学際的な視点、国際的な視点で動物看護師として人間社会に貢献する強い意志を持つ人
編入学試験では特に次のような学生を求めます。
  • 酪農学園大学獣医保健看護学類に入学することを強く望み、動物の健康を介して健全な人間社会の構築に貢献する強い意志を持つ人

2020年度以前の入学生対象

本学の学士課程教育は質の高い教養を持った専門家を養成する。初年次の酪農学園教育において、「農・食・環境・生命」の有機的結びつきを理解した学生は分野を超えて問題探究の基本的姿勢が身につく。学群・学類の専門教育では体系的にかつ学際的に学び、知識の活用能力、批判的・論理的思考力、課題探究力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力を統合する力を身につけた学生が生まれる。学位記は、その能力と実践力を有することを証明する。さらに、学生は各学群・学類において多様な資格あるいはその受験資格を取得でき、これらの資格と併せて、視野の広い専門家として多様な課題を発見、分析、解決する能力を身につけた人材となる。
学士課程教育は2学群・5学類の教育組織から成る。この学群・学類制は教育を受ける学生のための組織であり、農業を総合科学として学ぶための横断的教育を含む教育体制である。初年次の酪農学園教育では、新入生全員がキリストの教えと建学の精神を学ぶと共に、農場実習を通して「家畜に触れ、作物を知り、土の役割を理解する」共通認識を修得する。いわば酪農学園大学独自の教養教育である。学生は、この酪農学園教養教育を修得するところから始まり、専門基礎教育を経て専門教育課程へと進む。専門教育においては各学群の教育方針に基づき、卒業までに広い視野を持ち、優れた実践力を持つ専門家を養成するカリキュラムがそれぞれに設定されている。
本学は、建学の精神「三愛主義」を理解し、「健土健民」の教えを実践するために積極的に行動する強い開拓者精神を持った人物を求める。農業は食を保証し、環境との調和を必然とし、健康な生命を育むまさに母なる大地と同義である。農業は総合科学であり、理論と実践を融合し、「命を紡ぐ健土健民」社会の実現を志す意志の強い人物を求める。どの専門分野においても、「農・食・環境・生命」の有機的結びつきを理解できる担い手は、自己教育能力を持ち高度の専門性を持った質の高い教養人として社会貢献をなしえる。

基本方針

農食環境学群では、健土健民および循環思想のもとで持続的な社会の発展に寄与する人物の育成を使命としている。そのために、専門基礎教育と専門分野の学問体系について座学、実験、実習を通して専門的知識と技術を修得し、課題発見と解決する能力を身につけ社会に貢献できる人物の輩出を行なう。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 所定の単位を取得し、以下に掲げる能力を身につけた学生に、農学分野の学位を授与する。
  1. 建学の精神を踏まえ、循環型社会を実現するための広範な知識と課題を認識する能力
  2. 食料生産現場における実践的農学教育に基づく、現場感覚を活かした課題解決能力
  3. 農学・畜産学・農業経済学に関する専門的な方法論や知識・技術の習得を通した、総合的思考力や判断力により社会に貢献できる能力
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 専門基礎科目から、循環を基本とした農学・畜産学・農業経済学の体系的学習のために提示した履修モデルを参考に、専門コースごとの基礎となる科目を選択する。また、学外農場実習等を通して実社会に向き合う能力を養うことを奨励する。専門教育科目には、農学・畜産学・農業経済学に関する専門的な方法論や知識・技術を体系的に習得するために、専門共通科目、コース専攻教育科目および学類教育科目を設置している。これらの科目毎に教育目標を示し、到達度を評価する。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 循環農学類は農業を取り巻く実社会に対応するため、文理融合した学類であり、循環型社会の実現に向け、実践的活動ができる人材の養成を目的とする。自然科学のみならず人文社会科学も含めた総合的な視野で実社会を客観的にとらえ、農学・畜産学に関する知識や技術を活かして人類社会に貢献したいという意欲と主体性を持って、社会の様々な人々と協働して学ぶことができる人物を求める。
1.食品機能科学・食品開発学・食品流通学コース
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 所定の単位を取得し、以下に掲げる能力を身につけた学生に食品学の学位を授与する。
  1. 本学の建学の精神を理解し、自然、社会に関する基本的な知識を体系的に理解できる力。
  2. 各コースの専攻教育により、主体的な行動に裏付けられた現場感覚を体得し、専門的知識と技術を理解できるとともに、適切な自己管理と意見発信により他者と協働することができる力。
  3. 基盤教育と専門教育を通して修得した知識、技能、経験等を総合的に理解し、卒業後も自律的に学習し、自らの課題の発見・設定と課題解決に取り組むことができる能力。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 基盤教育により、本学の歴史や使命を学ぶとともに、専門教育科目を学ぶための基礎的素養を身につける。専門基礎教育として、食品科学領域を中心とした科目を学び、専門教育に必要な知識を修得する。各コースの専門教育では講義、演習ならびに実験、実習、卒業論文を通してより高度な専門的知識と技術を学びながら、それらを活用する能力を養成するとともに、課題の発見、設定ならびに解決する能力を養成する。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) これらのコースは「健土健民」の教育理念に基づき、食の生産、加工、流通、ならびに人の健康を通して、人々の食の喜びと健康の維持・増進に貢献できる人材の養成を目的とする。これらのコースでは自然科学を基礎として社会科学を含めた総合的な教育課程を編成しているため、入学者はこれらの科目の基礎的知識を習得していることが望ましい。食に関わる課題の多くが複合学問領域に位置することを理解し、その社会科学的な側面に自然科学を基礎として対応するための表現力や判断力を養い、他者と協働して社会貢献に努めることができる人物を求める。
2.管理栄養士コース
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 所定の単位を取得し、以下に掲げる能力を身につけた学生に食品学の学位を授与する。
  1. 建学の精神を理解し、自然、社会に関する基本的な知識を体系的に理解できる力。
  2. 専攻教育ならびに実習施設等における教育により、主体的な行動に裏付けられた現場感覚を体得し、専門的知識と技術を理解できる力。
  3. 基盤教育と専門教育を通して修得した知識、技能、経験等を総合的に理解して、卒業後も自律的に学習し、自らの課題発見・設定と課題解決に取り組むことができる力。
  4. 管理栄養士に求められる専門家としての高い使命感・倫理観をもち、適切な自己管理と意見発信により異なる職種の専門家と協調して職責を果たすことができる力。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 基盤教育により、本学の歴史や使命を学ぶとともに、専門教育科目を学ぶための基礎的素養を身につける。専門基礎教育として医学、食品学および栄養学分野の科目を学び、専門教育に必要な基礎学力を養成する。専門教育では講義や演習ならびに実験、実習を通して管理栄養士として実際の現場で必要な知識や技術を身につけ活用できるような能力を養成する。さらに、臨地実習や演習、卒業論文を通してこれまでに修得した知識、技術、経験をもとに管理栄養士として活動できるための総合的な実践力を養成する。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 管理栄養士コースは、「健土健民」の教育理念に基づき、食と人を繋ぐ食品科学、栄養学ならびに基礎医学を修めた国家資格としての「管理栄養士」の養成を目的としている。本コースでは自然科学を基礎とした教育課程を編成しているため、入学者は関連科目の基礎的知識と思考力を習得していることが望ましい。栄養、健康ならびに社会環境から人体への関わりに至るまでを包括して学び、食と栄養の専門職である管理栄養士としての表現力や判断力を養い、主体性をもって他者と協働しながら、食を介して社会貢献に努めることができる人物を求める
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 所定の単位を取得し、以下に掲げる能力を身につけた学生に、環境学分野の学位を授与する。
  1. 建学の精神を踏まえ環境共生型社会を実現するための広範な知識を習得し課題を認識する能力。
  2. 地域社会、国際社会をフィールドとした実践的な教育により現場感覚を体得し、様々な地域での環境問題の本質を見極めるとともに今後の課題を解決する能力。
  3. 自然科学と人文社会科学が融合した総合的思考力・判断力を習得することにより社会に貢献できる能力。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 専門基礎科目にて、地球の生命圏と環境の調和の本質を理解し、その調和が人類の文明活動によってどのように損なわれつつあるかを科学的に理解する思考力を養成する。専門教育科目では、人間が野生動物、生命環境と共生していくための知恵と技術を追求し、環境情報の解析と実践的なコミュニケーション能力を高めつつ、地域社会、国際社会をフィールドとして現場教育を実験・実習科目の中で展開する。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 環境共生学類は、地球環境の中で長い歳月をかけて形成されてきた様々な循環システムと、その循環システムが育んできた人間と野生動物をはじめとする生命圏の調和ある共生社会の実現を目指す人材を養成する。人類がその文明生活の中でもたらしたその調和のほころびを修復し、人間が野生動物、そして生命環境と共生していく英知を学び、さらに環境情報の技術を用いて国際社会、地域社会の中で環境問題を解決する意欲のある人材を求める。

基本方針

獣医学群は建学の精神(三愛精神・健土健民・実学教育)に基づき、獣医学と獣医保健看護学およびその関連科学分野の教育を通して生命を尊ぶ豊かな人間性を育み、人類と動物の福祉及び自然環境との調和とその共存に貢献する人材を育てる。すなわち、専門知識・技術及び総合的な判断力を習得し、国際的視野に立って人と動物の健康保持、環境保全ならびに食料の安定供給に寄与してワンヘルスに貢献できる人材を養成することである。また、高等教育機関として、地域社会における知識・文化の中核、さらに将来に向けた地域活性化の拠点として、上記の人材を教育することを目的とする。獣医学群教育はライフサイエンスに根ざし実践を目指した応用科学であり、医学、農学、生物学などの他、動物の愛護・福祉など広範囲な学問分野を含む。獣医学群の教育は獣医学類と獣医保健看護学類が相互に協力して、様々な分野で求められている広範囲な専門知識と技術を取得し、チーム獣医療を実践できる人材の育成を教育の基本方針とする。 卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 獣医学群は大学設立の理念に基づき「社会に貢献できる大学」を主眼におき、社会的ニーズの高い分野で活躍できる人材、獣医師ならびに動物看護師としてチーム獣医療を担う質の高い実践能力を備えた「高度職業人」としての人材ならびにそれぞれの分野や地域においてリーダーとして活躍できる獣医療従事者を社会に送り出す。 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 1年次では、建学の精神を理解し豊かな人間性と知性を育むために、全学共通カリキュラムの基盤教育を実施する。また、獣医師、動物看護師として必要な職業の理解、倫理観、生命観および使命感を養う。1年次からの専門基礎教育では、物事を多角的捉えることができる学際的な視点を養う。 専門教育科目、専修教育科目ではそれぞれの学類での専門知識・技術及び総合的な判断力を涵養すると共に自ら課題を探求し、その課題解決に対して幅広く、柔軟かつ総合的な判断力を醸成し答えが出ない問題に取り組むための基礎的な力を身につける。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 獣医学群が求める人材は建学の理念を理解し、獣医学群の教育目的を遂行できる人物である。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 以下の能力を身につけ、豊な知性と人間性を持ち、「人と動物そしてそれらを取り巻く環境との相互的関連の重要性」を獣医師として社会に発信できる人材に対し学位を授与する。
  1. 獣医師の社会的責務を果たすための使命感、倫理観、責任感、コミュニケーション力を修得する能力
  2. 学際的な視点を持ち、物事の本質を見通す洞察力、先見力、創造力、応用力を修得する能力
  3. 科学的な根拠を基礎とし、世界的な視野で人間社会の健全な発展に寄与でき、さまざまな情報を統合して、的確な判断を行い、必要な行動ができる能力
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 新たな知の創造につながる獣医学専門教育を積み上げ、問題を解決する能力を養い、指導的な役割を果たしうる人材を育成する。研究や討論を実践的に積み上 げる学生参加型の授業および実習を充実し、教養と豊かな人間性、国際的感覚、強固な責任感と高い倫理性を取得する専修教育を実施する。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 獣医学類は、国際通用性を基本とした獣医学及びその関連分野における高度な知識と技術を修得し、国内外の迫り来る諸問題を解決できる能力を具備する獣医師の育成を目的とする。また、本学類は、社会に対する幅広い視野を有し、地域や地球レベルでの人と動物との調和すなわちワンヘルスに深い関心を持ち、日々進歩する最新知識を吸収できる基礎学力を有し、生涯にわたり自己学習意欲を持ち、人間社会に貢献する高い志を持つ人材を求める。
卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 豊かな人間性と動物に対する愛情を持ち、高度な知識とチーム獣医療を担う高い実践能力を備えた動物看護師および動物看護学教育分野において動物と人間が共存できる社会の創出に貢献でき、今後の日本の動物看護学を支えていこうとする意欲のある人材に対し学位を授与する。 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 専門基礎科目では、動物の形態機能および感染症を理解するために生体機能学、病原体に関わる基礎知識を習得する。専門科目では、臨床を含む獣医療の関連科目ならびに公衆衛生学を学ぶとともに動物看護に関する専門的な知識・技術を体系的に習得し、学内外での実習で実践することでそれらを深化させる。最終年次には、将来を考え自らの専門性を確立していくために大学独自教育として動物看護師が今後その役目を担っていく動物行動学、栄養学、理学療法及び生産動物看護学分野での基礎と応用を学び、社会で即戦力となる人材を育成できるカリキュラムを展開する。 入学者受入の方針(アドミッション・ポリシー) 獣医保健看護学類は、高いレベルで動物看護師の知識・技術を教授し、広く基礎生命科学分野、公衆衛生分野および動物医療(伴侶動物、生産動物等)分野で活躍できる人材の養成を目的とする。それ故、大学設立の基本理念・教育目標を理解し獣医保健看護学とその関連分野で能動的に学習を行うことができ、動物・人間とふれあうことの実践を通じて生命を尊ぶ豊かな感性を育み、動物の良き理解者として人類と動物の福祉に貢献し、人間と動物の良き関係を築き上げていきたいという目的意識をもつ人材を求める。