農食環境学群(循環農学類・食と健康学類・環境共生学類)獣医学群(獣医学類・獣医保健看護学類)より広く学べる2つの学群、5つの学類
酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群 > 全件表示 > ニュース > 占冠村で「野生動物保全技術実習」を実施

トピックス

占冠村で「野生動物保全技術実習」を実施

2014.12.04ニュース

NEWS NO.117(2014年度)

占冠村で「野生動物保全技術実習」を実施

村の概要説明

中村博村長のあいさつ

 

 北海道の中央部に位置する占冠村と本学は、2011年6月6日に地域総合交流協定を締結し、本年6月に協定の継続について合意されたところです。

 この協定に基づく取り組みとして、環境共生学類の教員が「占冠村エゾシカ対策基本構想」の策定や野生獣処理加工施設「ジビエ工房森の恵み」の設置に対して助言を行ったほか、エゾシカの生息実態調査やヒグマ調査への技術的な支援、エゾシカ捕獲調査の共同実施を行っています。また、占冠村をフィールドに、環境共生学類3年生の「野生動物保全技術実習」が実施されています。

 今年の野生動物保全技術実習は9月26日(金)~28日(日)に行われ、12名の学生が参加しました。

 1日目は、中村博村長(大学農業経済学科 1973年卒)の歓迎あいさつの後、炭焼きと間伐の実習が行われました。炭焼きは、原料の木材を炭焼窯に運んで詰め込み、燃料のまきを焚く作業を体験。続いて村有森に入り、村の職員から、森林を健全に保つために間伐作業が必要という説明を聞いた後、柄の長い高枝のこぎりを使っての枝打ちや、立木の伐倒、玉切り、搬出の作業を体験。夜は、屋外で赤外線サーモセンサスを使ったエゾシカの生態調査実習が行われました。

 2日目は、農業被害対策のため駆除捕獲されたヒグマを用いて、ヒグマの形態について学び、その後、油圧まき割り機とおのを使ってまき生産の実習が行われました。夜は、村の食材を使ったバーベキューを食べながら村の関係者との交流が行われ、まきで沸かしたドラム缶風呂の入浴体験もありました。

 3日目は、村有林内を踏査して野生動物の痕跡調査を行い、昨年に設置した、ヒグマの背擦り行動を調査する擬木の観察、ラジオテレメトリーを使った野生動物調査の演習が行われました。

 占冠村の豊かな森林資源を活用し、村民の方々にも協力いただくことで、充実した実習となり、森林や野生動物に対する理解が深まりました。

 ●写真提供/占冠村 ●占冠村公式ホームページhttp://www.vill.shimukappu.lg.jp/

 

まき運び まき詰め込み1 間伐作業の説明
炭焼窯にまきを運ぶ 炭焼窯に
まきを詰め込む
間伐作業の説明
枝打ち まき生産 ドラム缶風呂
枝打ち 油圧まき割り機とおのを使ってまき作り ドラム缶風呂体験
痕跡調査 偽木 ラジオテレメトリー調査
痕跡調査 擬木し、ヒグマの毛を付着させる ラジオテレメトリー調査

集合写真




Recommended

sns sns sns