ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVE)の国際認証取得へ向けた獣医学群の取り組み
Date:2021.06.30
本学の獣医学群では、ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVE: European Association of Establishments for Veterinary Education)の国際認証取得を目指し、獣医学教育の質の保証と国際化に取り組んでいます。
昨今、獣医学を取り巻く情勢は、国民の生命・健康・財産・福祉に関わる領域の拡大と高度化が進展しており、人獣共通感染症や家畜疾病対策、食品安全対策、薬剤耐性菌への対策など、獣医師が関与すべき問題が拡大・増加しています。このような獣医学への多様な社会的ニーズが高まる中で、獣医学教育の質の保証が求められています。
本学は、大学機関別認証評価において、2020年度に公益財団法人日本高等評価機構の大学評価基準に適合していると認定を受けています。さらに、獣医学教育についても専門分野別認証評価において2018年度に公益財団法人大学基準協会の認証も得ています。これら国内での認証に留まらず、国際的な認証評価を取得すること目指して取り組みを推進することにより、本学の獣医学教育の質をさらに高める努力をしています。また、国際的な基準で食の安全を保証するためにも、畜産物を輸出入する国の間で同等レベルの獣医学教育が求められています。
EAEVEでは、学生が卒後1日目の能力(Day One Competencies)の保証が求められることから、本学では、3Rs(Replacement、Reduction、Refinement)の思想を反映したスキルスラボの整備を進めつつ、少人数によるHands On実習やクリニカルローテーションに対応したカリキュラムを2021年度からスタートさせています。
以上のように、カリキュラム、教育環境の改善、学内規程の整備などを推進しており、2019年度にはEAEVE事務局による事前訪問調査(CV: Consultative Visitation)を受審してアドバイスを受け、そして、2023年度には本審査(FV: Full Visitation)の受審を予定し、EAEVE認証取得を目指しています。
事前訪問調査(CV)
2019年10月28日(月)から31日(木)に、EAEVE事務局から派遣された3名により事前訪問調査(CV)を実施しました。施設視察、ヒアリング調査などを行ってアドバイスを受けました。
2019年の事前訪問調査(CV)で認識された潜在的な重大欠陥のリスト
注意すべき点
- 戦略計画の見直しにおいて、学生、若手スタッフ、ステークホルダーをもっと介入させる必要がある。
- RGU/SVMの意思決定プロセス、管理、評価において、内部および外部のステークホルダーの関与が不足している点に注目が必要である。
- RGU/SVMの教育・経営組織への学生の参加を促進するだけでなく、「自分たちの」大学の発展への学生の参加を奨励する必要性がある。
- ログブックのような、学生が自分の進歩を記録し、教育を受ける過程をモニターし、臨床技能を練習し開発するための方法を導入する必要がある。このような方法を導入することで、学生の臨床手順や熟練度の達成度をモニターする必要がある。
- 上記に関連して、カリキュラム全体において、D1Cがいつどのように教えられ、その学習がどのように検証されるのかについて触れられていない。
- 学習成果に関する決定を行う委員会も、そのような決定を行うための規定された手順もない。この委員会は、学習成果の評価にも責任を持つべきである。
- 馬に関する具体的な授業がほとんどなく、馬術部では馬に関する実践的な活動が行われているが、カリキュラムに「馬」という言葉が登場しない。
- 学生は臨床実習の前提条件として45時間の臨床活動を行うにもかかわらず、臨床実習に充てられる単位数(3単位)が少なすぎる。
- 学生、臨床スタッフ、サポートスタッフが関与する伴侶動物のための24時間365日の緊急対応体制が不足している。
- 全ての一般的な家畜動物に関する初診判断事例(一次診療)の訓練を受ける機会を学生に提供する必要性がある。
- 臨床実習に充てられる単位の増加は、明確なフォーカスを「D1C」に向けたものであり、学生がこれらのスキルを習得する上での進捗状況をどのようにモニターするかを示す必要がある。
- 少人数制の病理学の実習をすべての学生に対して行い、牛だけでなく豚や家禽も対象とし、また、伴侶動物の剖検数を増やすべきである。
- 獣医保健看護学類と更に協力し、学生が健康な犬、猫、牛や馬を世話する機会を提供する。
- 全ての学生に対し、馬やエキゾチック・ペットについての学内実習を含める解決策を開発する。
- 全ての学生を対象にFSQの実習を拡大する。
- EPTの受入担当獣医師は、指導の基礎知識、学生の学習進捗を評価する方法、実践的な場での指導に資する環境の作り方、性別、人種、宗教、性的指向などに対する差別を避ける方法についてのトレーニングを受けるべきである。更に彼らは大学に対して説明責任を持つべきである。
- EPT中、学生のDay 1スキルの習得を記録するために学生用のログブックを使用すべきである。
- EPTの受入担当獣医師は、学生の成績に関するレポートを大学に提出しなければならない。
- 同様に、学生から学外実習での経験に関するレポートを提出しなければならない。
- 大学に、学外実習を監督し、提出されたレポートの分析を行う「学外実習を管轄する組織」が設置されるべきである。
- 生涯教育や大学院教育における研究プログラムを評価する質保証システムが体系的でない。
- 大学の全体的な質保証システムを向上させる際には、教育プログラムに研究活動を含める必要がある。
- 将来の学習成果を、ESEVTのD1Cを含む学習評価に合わせる必要がある。
- 学生数に対してアカデミック・スタッフの数が非常に少ない。特に臨床教育において顕著である。新カリキュラムの導入により、この状況はさらに悪化する可能性がある。全ての関連分野において追加のスタッフの必要性を慎重に判断することが必要です。現在のスタッフ数ではESEVTの基準の準拠は達成できない。
List of the potential Major Deficiencies identified by the 2019 CV Team
Points to note
- The need to improve the involvement of students, junior staff, and stakeholders in the Strategic Planrevision.
- A lack of stakeholder involvement, both internal and external, in the decision-making process,management, and assessment of RGU/SVM.
- The necessity of not only developing student participation in the teaching and management structure of the RGU/SVM but also encouraging students to participate in the development of “their” Establishment.
- The need to introduce methods, such as logbooks, for students to keep track of their progress and monitor the process by which they are taught, as well as practicing and developing their clinical skills. Such an introduction should monitor students’ attainment of clinical procedures and proficiency.
- Related to the above, there is no mention in the entire curriculum of how and when Day 1 competencies are taught and how their learning is verified.
- There is no committee to initiate decisions about learning outcomes, nor any regulated procedure by which such decisions are made. This committee should also be responsible for assessing learning outcomes.
- There is little specific teaching on horses across the spectrum, and although some practical activities related to these animals are conducted at the Equestrian club, the word “equine” never appears in the curriculum.
- Even though students undertake 45 hours of clinical activity as a prerequisite for practical training, the number of credits devoted to clinical practice (3) is too small.
- There is a lack of 24/7 emergency cover for companion animals involving students, clinical staff, and support staff.
- The need to develop opportunities for students to receive training on first-opinion cases in all common domestic species.
- This increase in credits devoted to clinical practice must demonstrate a clear focus on Day 1 competencies and how to monitor students’ progress with respect to achieving proficiency in these skills.
- Extend pathology training to all students in small groups, use not only cattle but also pigs and poultry, and increase the number of necropsies in companion animals.
- Collaborate further with the Department of Veterinary Science to provide opportunities for students to take care of healthy dogs, cats, cattle, and horses.
- Develop solutions to include intramural training on horses and exotic pets for all students.
- Extend training in FSQ to include all students.
- EPT providers should have some training on the basics of teaching, assessing students’ progress in learning, how to create an environment conducive to teaching in a practical setting, and avoiding discrimination relative to sex, race, religion, sexual orientation, etc. Additionally, they should be accountable to the Establishment.
- Logbooks for students should be used to record the attainment of Day 1 skills during EPT.
- A report on a student’s performance should be submitted to the Establishment by the EPT provider
- Similarly, a report by the student on his/hers experience on EPT assignments should be provided.
- Within the Establishment, there should be an “EPT Organizer” to oversee EPT as well as provide an analysis of the submitted reports.
- The quality assurance system for evaluating the research programmes within continuing and postgraduate education is not systematic.
- When enhancing the overall quality assurance system of the Establishment, it is necessary to include research activities in the educational programmes.
- Align assessment of learning with the future learning outcomes, including the ESEVT Day 1 Competencies.
- The academic staff number is too low in proportion to the number of students. This is especially apparent within clinical teaching, and the situation may be worse with the introduction of the new curriculum. It is necessary to carefully assess the need for additional staff in all relevant fields; compliance with ESEVT standards cannot be achieved with the current staff numbers.
獣医学群における教育システムの大幅改善および改革(2020~2023)
1. 学生、若手スタッフ、ステークホルダーの参画
2022年に酪農学園大学(RGU)で学生のための獣医学教育を推進する学生委員会(SAVER)と獣医学群諮問委員会が設立された。SAVERは2022年10月から月例のミーティングを開催し、教育改革推進室のミーティングにも参加している。SAVERと学群諮問委員会は、カリキュラム、教育内容(例えばログブック)、EPT活動の見直しを通じて教育の改善に貢献している。SAVERは教育、施設、質保証(QA)委員会も月例で参加している。SAVERは、各委員会(教育、施設、 質保証)のミーティングの内容を全ての学生に知らせる責任を持ち、収集したニーズや要望を提出する役割を担っている。
2. ログブックとブックレットのシステムを使用した学習のモニタリングと評価
- ESEVTのD1Cと学習評価に整合性を持たせる。
- 試験後にフィードバックを行う。
- 学生に自己評価とピア評価の方法を紹介する。
3. 学生、若手スタッフ、ステークホルダーのカリキュラム改善に関する議論への参画
- SAVERと学群諮問委員会は2021年のカリキュラム見直しに貢献した。
- 酪農学園大学(RGU)によると、苦情委員会には学生の代表は含まれることはない。その代わり、SAVERが獣医学群に対して苦情の申し立てを行う役割を果たしている。
- 学生は、学期の終わりに全ての講義、実習、およびクリニカルローテーションを評価し、担当教員はその科目に関して次年度の授業やクリニカルローテーションの改善について、教育センターと学生にフィードバックし、対応しなければならない。学生は新しいスキルスラボ棟の設計にも参加した。
- 若手の常勤教職員は、教授会のメンバーである。嘱託の獣医学教育スタッフは教授会にオブザーバーとして参加し、彼らの意見はカリキュラム改善の議論に反映される。臨床獣医師、看護師、薬剤師などのサポートスタッフはAMCのメンバーであり、カキュラム改善の議論に加わっている。
- SAVERと学群諮問委員会は、ログブックを監修し、スキルスラボ棟での非臨床実習のD1Cの改訂に関わった。
4. 少人数でのクリニカルローテーション、及び、D1Cに基づいた評価システムの開発
- 2021年カリキュラムでESEVTのD1Cを満たす実習とクリニカルローテーションが設定された。
- 2015年カリキュラムでのクリニカルローテーションの単位数は3単位だったが、2021年カリキュラムではクリニック18単位、病理学2単位、そして食品安全衛生学と獣医公衆衛生学(FSQ&VPH)2単位と増単した。ただし、学生の負担を増やさないよう留意した。
- 2021年カリキュラムでCCTと全臨床実習は4~5人のグループと10人のグループで実施されている。
- ログブックやオスキーを含む、複数の評価システムを使用している。
5. CCTと講義に馬医学とエキゾチックアニマルの動物医学を包含
- 2021年カリキュラムでは、馬医学に関する講義(4年次)と実習(実技とCCT)の教育を設けた。馬医学のチームは教育に参加するだけでなく、AMCの大動物医療チームから独立して医療サービスを行い、実習のためにかなりの症例を獲得した。
- RGUは、世界的に定評のある社台ホースクリニックで、学生が馬の高度医療に参加する機会を設けた。
- 札幌近郊の動物園・水族館と学外実習での連携を承認し、2022年から実習が始まった。
6. EPTの受入担当獣医師の教育システムの確立と管理委員会の設置
- 酪農学園大学の教育改革推進室は、EPT受入担当獣医師と学生の双方から提出される評価レポートを管理するEPTマネージャーを任命した。
- EPTの受入担当獣医師は、教育、倫理、評価法に関して研修を受ける。受入担当獣医師向けの教材は質保証委員会によって準備された。
- 教育・QA委員会は協力して、学生自身もEPTに関して大学にレポートを提出することが必要とされる学生の評価システムを開発した。
7. クリニカルローテーションのための臨床教育スタッフの不足
大学によって承認された2020年から2025年までの5年間の人員計画によると、CCTが2025年に完全稼働する際には、104.5 FTEの教育システムが設立される予定である。CCTの教員の数は単位数に基づいて設定された。つまり、教員、レジデント、および国家資格保持者を含む合計10人でCCTの3単位を担当します。これにより、10人の教員が12~15人の学生のCCTを担当することになる。
8. 24時間365日対応可能なクリニカルシステムの不足と臨床実習での専門性の不足について
- 2022年に24時間365日のクリニカルサービスシステムが導入され、すべての学生がAMCで少なくとも1回は深夜や休日の医療サービスに参加した。夜間や休日のサービス(24/7)の本格的な運用は、CCTが実施される2025年に開始される予定である。
- RGUは、学生と夜間の教員のために新しく宿泊施設を設けた。さらに、SOPを設定するなど、ソフトウェアとハードウェアの両方で夜間の緊急対応が行われている。
9. 一次診療をを行う病院との協力(AMCは二次診療機関であるため)
- クリニカルローテーションは2022年に全ての学生が伴侶動物や産業動物の初診を体験するために導入された。
- 酪農学園大学は酪小獣麦の会(酪農大同窓生の獣医師会)と、RGU獣医学類生の一次診療の実習のために協定を締結した。
10. AMCの基準におけるバイオセーフティとバイオセキュリティの向上
質保証委員会は、2021年にバイオセキュリティおよびバイオセーフティのSOPを作成し、包括的なBSの適用基準を策定した。は、2022年3月と9月にすべての教職員にSOPについて通知された。また、学生には、2022年4月と9月に関連する実習の初めにSOPについて教えられた。2023年3月には、すべての学生に対してSOPの理解に関するアンケート調査が実施された。BSに関するすべてのSOPは、ウェブサイト上で簡単にアクセスできる。
11. 他の学部との講義/実習プログラムの交換プログラムの開発
- 大学の農場で循環農学類、及びFEDREC,、食と健康学類との実践的な交流プログラムの開発
- アニマルハンドリングに関連する獣医保健看護学類の学生との交流プログラムの開発
12. 全ての動物種における解剖学と病理学実習での動物数を増やす
RGUは解剖学棟、隔離棟の伴侶動物解剖室、病理学棟を改修し、解剖学・病理学の実習の機会を与えている。
解剖学:2022年手狭で、更衣室がなかった解剖施設が改修された。
病理学:2021年に新しいカリキュラムがスタートし、そのカリキュラムには病理学分野での少人数の実習が含まれる。伴侶動物の剖検室が隔離棟に設置され、2023年度のクリニカルローテーションでその部屋が使われている。 小動物(犬、猫、アライグマ)と大動物(牛、馬)の両方を対象とした少人数の実習がそれぞれに特化した施設で行われている。
13. 教育動物の健康状態をチェックする正確なモニタリングシステムの開発
RGUは、患畜や実験動物など、動物を飼育するエリアを分け、健康状態を監視するシステムを開発した。教育動物の健康状態のモニタリングは毎日継続されている。RGUが非臨床実習で健康な動物を使用する代わりにシミュレーターを準備して以来、健康な動物の使用は減少している。2023年以降、健康な犬や猫は前臨床実習に使用されておらず、2024年以降、健康な牛は使用されない予定である。
14. 病理学実習と食の安心・質の実習を全学生に拡大
病理学と食の安心・質(FSQ)の実習は、2021年カリキュラムで、少人数で全学生が参加できるように拡大された。FSQの実習の機会が十分でない学生を補うため、VRプログラムが開発された。2025年までに、すべての学生が2021年カリキュラムで病理学とFSQの実習を行うことになる。学生を受け入れる自治体の数が1つから7つに拡大された。
15. 前臨床実習におけるげっ歯類やカエルなどの生きた動物の使用を、可能な限り他の方法に置き換える
RGUは、D1Cを学ぶためのスキル重視の教育において、生きた動物を完全にシミュレーターに置き換えることに成功した。スキルスラボ棟で行われる前臨床実習では、生きた動物は使用しない。基礎獣医学実習で使用するげっ歯類やカエルについては、担当教官を中心に使用動物を減らし、別の方法による教育プログラムを検討することとした。
16. 学生、教職員の英語力の向上
- 学生は卒論・症例報告小規模セミナーのタイトルと要旨に英語を使うことが義務付けられている。
- 教員は指導の際やハンドアウトで英語を使うことが奨励されている。
- 新しい獣医英語プログラムが2021年に始まった。全ての1年生は英語力測定テスト(TOEIC)を受験しなければならない。 2年生対象にEnglish for Veterinary Skills(ディスカッション重視)のクラスが2021年カリキュラムで創設され2022年にスタートした。
17. 教員の専門的成長
QA委員会は、教職員の教育と倫理を支援する教育システムを確立している。毎年、低学年と高学年の学生が選ぶ最優秀講義が表彰される。教員の研修と専門的成長を支援する機会はすでに設けられている。2023年以降、優秀な実践と専門的成長に対して、サポートスタッフも表彰されている。
18. サポートスタッフの昇格制度の確立
2020年に、サポートスタッフの昇格について大学事務局と議論したが、既存の契約制度を変更することはできなかった。この状況を補うために、獣医学群ではサポートスタッフに対して表彰を行った行った。2023年3月には、動物看護師が初めて業績優秀賞を受賞した。2023年7月には、動物看護師国家試験に合格した学術およびサポートスタッフに対して第2回の業績優秀賞が送られた。
19. スキルスラボ棟の建設
前臨床実習において、生きた動物の代わりにシミュレーターを使用するため、かつての高校の校舎をスキルスラボ棟に改築した。スキルスラボ棟は、8つの専用実習室、6つのソフトスキル教育用診療室、模擬動物病院で構成されている。獣医保健看護学類(動物看護師コース)の実習は2022年から、獣医学類(DVMコース)の実習は2023年後期から開始された。
Major improvement and reformed Education systems in the RGU/SVM
1. Involvement of students, junior staff, and stakeholders
The Student Association for Veterinary Education in RGU (SAVER) and School Advisory Panel were established in 2022. SAVER has held monthly meetings and participated in the Educational Reform Promotion Office meetings since October 2022. SAVER and the School Advisory Panel have contributed to the improvement of education by reviewing curriculum, educational content (i.e., logbooks), and EPT activities. SAVER participates monthly in Education, Facility, and Quality Assurance (QA) Committee meetings. SAVER has responsibilities to inform all students concerning the contents of each meeting and submit their collected needs and requests in the Education, Facility, and QA Committee meetings.
2. Monitoring and assessment of learning using a logbook and booklet system
- Align assessments of learning with the ESEVT D1C.
- Organise feedback after the examination
- Introduce students to self- and peer-assessment methods.
3. Involvement of students, junior staff, and stakeholders in the discussion of curriculum improvement
- SAVER and the School Advisory Panel contributed to the review of the 2021 curriculum
- Students assess all the lectures, practicals, and clinical rotations at the end of the semester, and all teachers in charge of the subject must provide feedback and responses to the Education Center and the students regarding amendments in the classes or clinical rotations the following year. Students participated in thedesign of the new Skills Lab Building.
- Junior permanent teaching staff are members of the Faculty Council. The temporary veterinary teaching staff participate in the Faculty Council as observers, and their views are reflected in the discussion of curriculum improvement. Support staff, such as clinical veterinarians, nurses, and pharmacists are members of AMC meetings and are involved in the discussion of curriculum improvement
- SAVER and the School Advisory Panel supervised the logbooks and participated in the D1C review of the preclinical practice in the Skills Lab Building
4. Development of clinical rotation for small groups and assessment system based on D1C
- The 2021 curriculum established the skills training and clinical rotations to meet ESEVT D1Cs
- Increased credits for clinical rotation to meet ESEVT D1Cs, from 3 in the 2015 curriculum to 18 clinics, 2 pathologies, and 2 FSQ&VPH in the 2021 curriculum, without increasing the study burden for students.
- The CCT and preclinical training in the 2021 Curriculum are conducted for groups of 4 to 5 students and groups of 10 students, respectively.
- Using multiple assessment systems, including logbooks and OSCE.
5. Inclusion of equine and exotic medicine for CCT training and lectures
- The 2021 curriculum established the didactic and practical teaching on equine medicine, for both lectures (4th year) and practicals (skills and the CCT). Equine Medicine teams participated not only in education but also performed medical services independent from farm animal medical teams in AMC and earned a significant number of cases for practical training.
- The RGU has created an opportunity for students to participate in the advanced medical treatment of horses at the Shadai Horse Clinic, which has an established reputation worldwide.
- Zoos and aquariums around the Sapporo area have approved collaborations in practical education, and practical training started in 2022.
6. Establishment of educational systems of host veterinarians and management committee for EPT
- The RGU educational committee assigned an EPT manager who manages EPT and assessment reports from both hosts and students.
- EPT hosts are trained in education, ethics, and assessment methods. Educational materials for host veterinarians were prepared by the QA Committee.
- Both the Education and QA Committees collaborated and developed a system of assessing students, requiring that students also submit reports concerning EPT to the university.
7. Insufficiency of clinical teaching staff for clinical rotation
According to the five-year personnel plan (2020–2025) approved by the university, an educational system with 104.5 FTEs will be established when the CCT is fully operational in 2025. The number of CCT teachers was set based on the number of credits. In other words, a total of 10 people, including faculty members, residents, and national license holders, will be in charge of 3 credits of the CCT. This means that 12 to 15 students will be taught CCT by 10 faculty members.
8. Lack of 24/7 clinical system and insufficiency of specialty in clinical training
- The 24/7 clinical service system was established in 2022, and all students participated in at least one night and holiday medical service in the AMC. Full operation of the night and holiday services (24/7) will start in 2025 when CCT is carried out
- The RGU has newly established accommodation facilities for students and night duty teachers. In addition, night-time emergency response is handled by both software and hardware, such as the established SOP.
9. Collaborating with first-opinion clinics because the AMC provides only second-opinion clinical services
- The CCT was established in 2022 for all students to experience first-opinion clinics for companion and farm animals.
- The RGU has an MoU with Raku-sho-jyu Mugi-no-kai (RGU Alumni Veterinary Practitioners’ Association) to train RGU veterinary students in first-opinion clinical services (primary care).
10. Improvement of biosafety and biosecurity in the AMC Standard
The QA Committee developed BS/BC SOPs and established comprehensive BS/BC indications in 2021. All academic and support staff were informed about the SOPs in March and September 2022. In April and September 2022, students were taught the SOPs at the beginning of all related practices. The questionnaire survey regarding the understanding of the SOPs was conducted with all students in March 2023. All SOPs concerning biosecurity and biosafety are easily accessible on the website.
11. Development of exchanging lecture and practical programmes with other departments Standard
- Develop practical exchange programmes with the Department of Sustainable Agriculture in the university farm, FEDREC, and the Department of Food Science and Human Wellness.
- Develop exchange programmes with Veterinary Science students, related to animal handling.
12. Increase the numbers of animals in anatomy and pathology practical in all animal species
RGU has renovated the Anatomy Building, the Companion Animal Necropsy Room in the Isolation Building, and the Pathology Building to provide opportunities for anatomy and pathology training. Anatomy: In 2022, the dissection facility, which was cramped and did not have a changing room, was renovated. Pathology: The new 2021 curriculum was started, which includes small group practicals for pathology. The Companion Animal Necropsy Room was established in the Isolation Building and has been utilised for the CCT in 2023. Small group practicals training for both small (dog, cat, and raccoon) and large animals (cattle, equine) in each specialised facility has been conducted.
13. Develop an accurate monitoring system to check the health of teaching animals
RGU developed systems to separate areas for keeping animals, such as patients and laboratory animals, to monitor their health. Daily monitoring of the health of teaching animals is ongoing. Since the RGU prepared simulators as an alternative to using healthy animals in preclinical training, the use of healthy animals has decreased. Healthy dogs and cats have not been used in preclinical training since 2023 and healthy cattle will not be used from 2024.
14. Extend pathology training and training in FSQ to include all students
Pathology and FSQ training were extended to include all students in small groups in the 2021 curriculum. A virtual reality programme was developed to compensate for students who do not have enough opportunities for hands-on FSQ training. By 2025, all students will take pathology and FSQ practicals under the 2021 curriculum. The number of prefectures and cities accepting students was expanded from 1 to 7.
15. Replacing the use of live animals, such as rodents and frogs in preclinical training, with other methods when possible
RGU succeeded in completely replacing live animals with simulators in skill-based education for learning clinical D1C. No live animals are used in the preclinical training conducted in the Skills Laboratory Building. Concerning rodents and frogs used in basic veterinary medicine training, it was decided to reduce the number of animals used, mainly by the instructor in charge, and to consider other educational programmes using different methods
16. Improvement of English proficiency among students, academics, and supporting staff
- Students are obliged to use English in the titles and abstracts of their graduation theses, case reporting, and small-scale seminars.
- The use of English in teaching and handouts has been encouraged for the academic staff.
- The new veterinary English programme was started in 2021. All first-year students must take the English proficiency test (TOEIC). English for Veterinary Skills for second-year students, which focuses on discussion, was developed in the 2021 curriculum and started in 2022.
17. System of professional growth of academic staff
The QA Committee has established an educational system for supporting the academic staff in teaching and ethics. Best lectures selected by lower and higher grades of students are awarded each year. There are already opportunities in place for supporting the training and professional growth of the academic staff. Support staff have been awarded for good practices and professional growth since 2023.
18. Establishment of a promotion system for support staff
The promotion of support staff was discussed with the university secretary in 2020, but it was not possible to change the existing contract system. To compensate for this situation, the School of Veterinary Medicine provided awards for the support staff. In March 2023, a veterinary nurse received the first good performance award. In July 2023, the second award was sent to those academic and support staff who passed the national license exam for veterinary nursing.
19. Establish the Skills Laboratory
To replace live animals with simulators in preclinical training (clinical skills), the entire former high school building was renovated into a dedicated Skills Lab Building. The Skills Lab Building consists of 8 dedicated training rooms, 6 consultation rooms for soft skills education, and a Mock Animal Hospital. Skills practice for the Department of Veterinary Science (Veterinary Nurse course) and Department of Veterinary Medicine (DVM course) started in 2022 and the second semester of 2023, respectively.
獣医学群における教育改善に必要な今後の主要課題(2023~)
1. 学生、若手スタッフ、ステークホルダーの参画
[問題点] SAVERと獣医学群諮問委員会は活動を開始したばかりであるため、完全に機能しているとは言えない。
[対策] その対策として2022年、大学は彼らの意向を尊重し、EAEVE認証を受けている山口大学にSAVERの委員長と数名の代表を派遣し、学生委員会の交流を行った。
2. ログブックとブックレットを使った学習のモニタリングと評価
ログブックとブックレットの使用は始まったばかりで、2023年8月に前期末までの使用に関するフィードバックを受ける予定である。
3. カリキュラム改善に関する議論への学生、若手スタッフ、ステークホルダーの参画
なし
4. D1Cに基づく少人数制クリニカルローテーションと評価システムの開発
大学は 2022 年にログブックシステムによる学生評価の統一を試みたが、評価は各分野でそれぞれ実施された。2023年度には、ログブックの使用計画が教授会、SAVER、獣医学群諮問員会で検討され、承認された。2025年のCCT運用本格化まで、PDCAサイクルを繰り返しながら、ログブックを改訂していく必要がある。
5. CCTと講義に馬医学とエキゾチックアニマルの動物医学を包含
- 社台ホースクリニックの新病院は、2023年7月に本学の植苗キャンパスに設立される予定で、SER執筆時点ではまだ学生は臨床実習に参加していない。
- AMCにはエキゾチックアニマルの診療所がないため、動物園や水族館、ふれあい牧場での実習や臨床実習に頼っている。
6. EPTの受入獣医師の教育システムとEPT運営委員会の設立
[問題点] EPT受入獣医師向けの教材は作成済みだが、SER執筆時点では送付されていない。
[対策] EPT受入獣医師への教育体制は、FVの前にスタートする。継続的なPDCAサイクルが求められる。
7. クリニカルローテーションに必要な臨床教育スタッフの不足
[問題点] 日本では、教員だけでなく研修医も含めて臨床獣医師の教育スタッフが不足しているため、教育スタッフの確保が難しい。
[対策] 本学は獣医教育スタッフの確保に努めている。
8. 24時間365日対応可能なクリニカルシステムの不足と臨床実習での専門性の不足について
[問題点] 24時間365日体制は、日本の法律、特に獣医師の労働条件に関していくつかの問題点があり、一歩一歩慎重な議論が必要である。
[対策] 継続的な獣医師に対する法律上の整理が必要である。
9. AMCは二次診療のみを行っているため、一時診療を行っているクリニックと協力する。
[問題点] 酪小獣麦の会(酪農大同窓生の獣医師会)」に加盟しているOB獣医師に対するQA委員会によるEPT教育はまだ始まっていない。
[対策] 本学は、2023年の後期までに、実習の機会とプログラムを確保するための内容の改善と教育システムの確立を行う。
10. AMC基準におけるバイオセーフティとバイオセキュリティの改善
[問題点] 2021年カリキュラムが進むにつれて、具体的なSOPを制定したり、SOPを修正したりする必要性が出てくる。
[対策] PDCAサイクルを継続し、クリニカルローテーションが本格化する2025年までSOPを更新する。
11. 他の学部との講義/実習プログラムの交換プログラムの開発
[問題点] 畜産物利用実習は食と健康学類が担当しているが、2021年度カリキュラムではまだ実施されておらず(4年時実施科目)、2024年度から実施される予定である。
[対策] 獣医学類の担当者が、担当部署と実習内容や予算などを調整している。
12. 全ての動物種における解剖学と病理学実習での動物数を増やす
なし
13. 教育動物の健康状態をチェックする正確なモニタリングシステムの開発
RGUは現在、前臨床実習に使用された犬や猫の引退プログラムを実施している。これらの動物の健康管理は継続されなければならない。
14. 病理学実習と食の安心・質の実習を全学生に拡大
RGUは、2020年の食肉検査場での実習について、全学生を受け入れるよう北海道庁に要請しているが、北海道庁にはスペースや人員の面で学生を受け入れるだけのキャパシティがない。すべての学生に食肉検査場での実習教育の機会を提供するため、道外の県や市にも学生の受け入れを要請する努力を行った。現在、7道県と1市が受け入れを認めている。同校では、2025年までに全学生を対象に食肉検査場やと畜場での実習の機会を提供する計画である。
15. 前臨床実習におけるげっ歯類やカエルなどの生きた動物の使用を、可能な限り他の方法に置き換える
2021年カリキュラムでは、基礎獣医学実習で使用するげっ歯類やカエルを完全にシミュレーターに置き換えたり、実習内容を変更したりすることはできなかった。引き続き、基礎獣医学を担当する教員に対して、生きた動物の数を減らすよう要請し、代替案を模索する必要がある。
16. 学生、教職員の英語力の向上
English for Veterinary Skillsは2022年に開講され、学生から多くの改善点が報告された。2023年の授業の計画では学生の相互評価を取り入れるなど、多くの変更がなされた。本学では、教員が授業や各研究室の活動に英語を導入することを奨励しているが、必ずしもうまくいっていない。今後は、全教員が日常的に英語を使用する体制を構築する必要がある。
17. 教員の専門的成長
なし
18. サポートスタッフの昇格制度の確立
なし
19. スキルスラボ棟の建設
獣医学群の学生だけでなく、他学群の学生にも開放できるようなシステムを開発する必要がある。
Remaining major problems for educational improvement in the RGU/SVM
1. Involvement of students, junior staff, and stakeholders
[Problem] Since the SAVER and School Advisory Panel have just started their activities, it cannot be said that it is fully functioning.
[Measures] As a countermeasure, in 2022, the RGU respected their intentions and sent the chairman and representative of SAVER to Yamaguchi University, an EAEVE-accredited university, to conduct exchanges between student committees.
2. Monitoring and assessment of learning using a logbook and booklet system
The use of booklets and logbooks has just started, and the feedback on their use will be received in August 2023, up to the end of the first semester.
3. Involvement of students, junior staff, and stakeholders in the discussion of curriculum improvement
None.
4. Development of clinical rotation for small groups and assessment system based on D1C
Although the RGU tried to unify the student assessment using a logbook system in 2022, it was conducted individually in each division. In 2023, the plan to use the logbook was reviewed and approved by the Faculty Council, SAVER, and the School Advisory Panel. The logbook needs to be improved through repeated PDCA cycles until its full-scale use in the CCT operation in 2025.
5. Inclusion of equine and exotic medicine for CCT training and lectures
- A new hospital for the Shadai Horse Clinic is planned to be established on the Uenae Campus of the RGU in July 2023, and students have not yet participated in the clinical training at the time of writing the SER.
- Since the AMC does not have an exotic animal practice, it relies on hands-on and clinical training at zoos, aquariums, and petting farms.
6. Establishment of educational systems of host veterinarians and management committee for EPT
[Problem] The educational materials for EPT hosts have been developed, but they have not been sent as of writing the SER.
[Measures] The education system for EPT hosts will be started prior to the full visitation. The system requires continuous PDCA cycles.
7. Insufficiency of clinical teaching staff for clinical rotation
[Problems] In Japan, it is difficult to secure teaching staff because of the shortage of clinical veterinary teaching staff, not only faculty but also residents.
[Measures] RGU is making efforts to recruit veterinary teaching staff.
8. Lack of 24/7 clinical system and insufficiency of specialty in clinical training
[Problem] The 24/7 system has several difficulties concerning Japanese law, particularly in terms of the labor conditions of veterinarians, and requires careful step-by-step discussions.
[Measures] Continuous acquisition of legal clearance for veterinarians is needed.
9. Collaborating with first-opinion clinics as the AMC provides only second-opinion clinical service
[Problems] EPT education by the RGU QA committee for alumni veterinarians who are member of “Raku-shojyu Mugi-no-kai (RGU Alumni Veterinary Practitioners’Association)” has not started yet.
[Measures] RGU will improve the content and establish an educational system to ensure opportunities and programmes by 2nd trimester in 2023.
10. Improvement of biosafety and biosecurity in the AMC Standards
[Problems] As the 2021 curriculum progresses, the need for establishing specific SOPs, or making amendments to the SOPs, keeps arising.
[Measures] By continuing the PDCA cycles, SOPs will be updated until 2025 when clinical rotations are at full-scale.
11. Development of exchanging lecture and practical programmes with other departments Standard
[Problem] The Department of Food Science and Human Wellness is in charge of education for animal product utilisation practice, but the 2021 curriculum has not yet implemented this practice (4th year students), which will start in 2024.
[Measures] The person in charge of the Department of Veterinary Medicine has coordinated the training content and budget with the department in charge.
12. Increase the numbers of animals in anatomy and pathology practical in all animal species
None.
13. Develop an accurate monitoring system to check the health of teaching animals
RGU is currently implementing a retirement programme for dogs and cats that have been used for preclinical training. Health care for these animals must be continued.
14. Extend pathology training and training in FSQ to include all students
The RGU has requested the Hokkaido prefectural government to accept all students for practical education at the meat inspection stations in 2020, but the prefecture does not have enough capacity to accommodate students in terms of space and personnel. Efforts were made to request the acceptance of students to prefectures and cities outside Hokkaido to provide all students with opportunities for practical education at meat inspection stations. Currently, 7 prefectures and a city have approved the acceptance of students. The school planned to provide opportunities for practical on-site training at meat inspection facilities and slaughterhouses for all students by 2025.
15. Replacing the use of live animals such as rodents and frogs in preclinical training with other methods when possible
In the 2021 curriculum, it was not possible to completely replace the rodents and frogs used in basic veterinary practice with simulators or to change the training contents. It is necessary to continue to ask faculty members in charge of basic veterinary medicine to reduce the number of live animals and seek alternatives.
16. Improvement of English proficiency among students, academic and supporting staff
English for Veterinary Skills started in 2022, and numerous comments for improvements were reported by the students. Many changes have been made, including the involvement of student peer assessment in the planning of the 2023 course. The school encourages academic staff to introduce English in their teaching and the activities of each laboratory, but it is not always going well. In the future, it will be necessary to establish a system in which all academic staff use English daily.
17. System of professional growth of academic staff
None.
18. Establishment of a promotion system for support staff
None.
19. Establish the Skills Laboratory
It is necessary to develop a system that can be opened not only to students in the School of Veterinary Medicine but also to all students and alumni in the RGU.
改修工事中のスキルスラボ棟の見学を実施
2022年1月31日(月)に現在改修工事中のスキルスラボ棟の見学を実施しました。見学には学生委員会の獣医5年生の学生3名が参加し、見学後には各部屋のサインプレートなどの仕様について学生の意見により決定しました。
【詳細】http://rgu.ooda.biz/archives/20128.html
スキルスラボ棟の改修工事が竣工し、学生による施設見学会を実施
2022年3月16日(水)に、スキルスラボ棟の改修工事が竣工し、大学への引き渡しが行われ、獣医学群学生委員会の学生による施設見学会が行われました。
【詳細】http://rgu.ooda.biz/archives/20715.html
動物実験ステーション1(馬診療施設)改修工事の学生見学を実施
2022年3月16日(水)に、2022年度から馬の診療施設として使用することを目的として、動物実験ステーション1において現在改修工事中が進んでいるエクワインホスピタルの見学を実施しました。見学には、学生2名が参加しました。
【詳細】http://rgu.ooda.biz/archives/20715.html
【参考】関連リンク
◇ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVE: European Association of Establishments for Veterinary Education)
https://www.eaeve.org/
酪農学園大学獣医学群SOP(標準作業手順)
各SOPをクリックすると手順書が開きます。