<活躍する卒業生>
株式会社ペコラファーム 畜産部
江原 優香さん
(循環農学類 卒業生)
「日本中に最高の羊肉を提供し、めん羊畜産業に貢献したい」
酪農家になる夢を抱いて酪農学園大学に入学しましたが、3年次に見学した羊の出産から仔羊の可愛さに魅了され、「羊を飼育する仕事がしたい」と思うようになりました。
卒業後、「羊のまち」として有名な北海道士別市の地域おこし協力隊に就任し、3年間の任期を経て、ペコラファームに就職。現在はめん羊の飼育に従事し、羊肉や羊毛の生産を行っています。
特に大学で学んだ栄養学やルミノロジー、衛生学などの知識は、子羊の肥育や母羊の管理などにおいて生きていると日々の業務を通して実感しています。冬には4カ月近く続く過酷な出産シーズンを迎えますが、仔羊たちが無事に大きく成長したときには、やりがいを強く感じます。今後も、より良い羊を生産し続け、日本中に最高に美味しい羊肉を提供していきたいです。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12297.html
#酪農学園大学 #循環農学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
札幌夜間動物病院
濵中 なぎささん
(獣医保健看護学類 卒業生)
「質の高い動物看護の学びが実際の獣医療現場に生きている」
私は札幌夜間動物病院で動物看護師として勤務しています。主に診療中の保定や投薬準備、血液検査や糞尿検査といった業務を行っています。また、受付の入電で症状を聞き出し、重症度を判断することも重要な仕事です。
速やかな処置のために、飼い主様の不安を取り除きながら、迅速かつ正確に情報を聞き出せるよう心掛けています。動物たちが治療後に元気になった姿を見たときや、飼い主様から感謝されたときには、この仕事を選んで良かったなと感じます。
酪農学園大学では、伴侶動物だけではなく、牛や馬など幅広い獣医療が学べることが魅力です。また、獣医学類と同じ学群のため、動物看護や獣医学の基礎も高いレベルで履修できます。実習での麻酔や心肺蘇生の経験は、実際の獣医療現場でも生かされています。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12350.html
#酪農学園大学 #獣医保健看護学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
オーシャン動物病院 獣医師部門
水沼 和俊さん
(獣医学類 卒業生)
「外科の臨床現場で治療の最先端を実践的に学ぶことができた」
小動物臨床獣医師として主に犬や猫の診療に携わり、ワクチンなどの予防関係だけでなく、体調が悪い動物の診察や検査、治療・手術などを行っています。難解な症例も多いですが、全力を尽くしてしっかり治療できた際の飼い主様の嬉しそうな顔を見ることが、私のやりがいになっています。
酪農学園大学では伴侶動物医療分野、特に外科の臨床現場で治療の最先端を実践的に学ぶことができました。現在も新しい知識や技術を学び続けていますが、大学時代に論文・資料の活用方法などいわゆる「勉強の仕方」を身につけたことが、今も大変役立っています。
今後はより多くの動物たちを助けるため日々診療活動に携わると同時に、時間や労力を惜しまず自己研鑽を行い、地域の皆様に信頼される獣医師であり続けたいです。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12339.html
#酪農学園大学 #獣医学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館(浜頓別町役場)
千田 幹太さん
(環境共生学類 卒業生)
「研究フィールドで子どもたちと触れ合い、環境教育の仕事へ」
私はラムサール条約登録湿地の拠点である浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館で、自然環境に関することを中心に勤務しています。具体的には、来館者の案内、近隣学校での授業、野鳥の標識調査、ハクチョウの飛来数調査・発信器調査、大学や研究機関の調査協力、子どもチームの活動、湖水まつりの開催や、観光などにも携わっています。
大学での一番の思い出は、研究室での活動です。浜頓別町には、環境地球化学研究室に所属している時に約20回、足を運びました。他にもいくつか研究フィールドがあり、全てのフィールドに参加。徹夜で分析をしたり、環境教育のプログラムを考えたり、大切な仲間もできてとても楽しかったです。
その活動の1つに、浜頓別町の子どもチームと一緒に行う「環境キャンプ」がありました。社会人になっても子どもと活動したいと思い、指導教員の吉田磨教授から、浜頓別町に紹介していただきました。
実習や卒業論文に取り組む際、さまざまな分析機器や調査道具を使いますが、本来は大学院生からしか使えない機器でも、酪農学園大学では積極的に使用方法が学べます。技術を身に付けることは、就職後の即戦力にもなります。ハードな面もありますが、全国から集まる仲間と一緒に、楽しい学生生活を送ってください。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/5381.html
#酪農学園大学 #環境共生学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
株式会社マイナビ 地域活性CSV事業部
農業活性営業部 総合企画営業1課
台 正宏さん
(循環農学類 卒業生)
「就農を目指す人と農家さんとをつなぐ架け橋に」
酪農学園大学の一番の魅力は、農業を身近に学べることです。知識や技術はもちろん、農家の友人から最近のトレンドや経営の考え方などを学ぶこともできます。
現在の農業課題として、人材不足や離農した事例などをよく耳にし、“人” の部分で貢献したいという思いから、現在はマイナビの地域活性CSV事業部で働いています。仕事内容は、人材採用の提案や求人サイトの運営、就農イベント、セミナーの開催など、農業界に興味を持つ方と現場をつなぐ役割全般を担っています。
自分が携わった農家さんで初めて採用が成功し、「今後も生産を落とさずに経営が続けられる」と感謝された時、採用のお手伝いをすることは、経営の一部を任せられていることだと実感しました。
これからも本学での学びを生かし、農業の魅力を伝えていきます。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/8811.html
#酪農学園大学 #循環農学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
JRA栗東トレーニングセンター 調教助手
幣旗勇太朗さん
(獣医保健看護学類 卒業生)
「動物への対応力を鍛え 夢であった競走馬の世界へ」
私の実家が競走馬の牧場を営んでおり、また小学生から高校生まで馬術を習っていたこともあり、自然と将来は馬に関する仕事に携わりたいと考えていました。
大学卒業後は千葉県の競走馬の牧場に就職。その後、調教助手の試験に合格し、現在は JRA の調教拠点である栗東トレーニングセンターで、調教助手として競走馬の馬体チェックなどに毎日励んでいます。特に競走馬は些細なケガや体調不良が大きなケガや病気に繋がるため、いち早くに気付くことが重要です。馬の体調管理の基本は在学中に学びました。
学類犬を世話する講義があり、実習はもちろん、日々の体調管理や体調のトラブルに対して試行錯誤しながら解決するなど、学類犬と共に成長した経験は、現在の馬の体調管理や問題解決に対する引き出しの多さに繋がっていると思います。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/11477.html
#酪農学園大学 #獣医保健看護学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
オホーツク農業共済組合 湧別家畜診療所
マンビ モンゴメリさん
(獣医学類 卒業生)
「獣医師としてのチャンスをさまざまな角度から提供してくれる」
学生時代、十勝の酪農家さんのもとでの実習期間中、牛のお産に立ち会う機会がありました。とても緊迫した状況でしたが、無事に生まれてきた子牛、愛おしそうに舐める親牛、全身ぐちゃぐちゃになりながら酪農家さんと一緒にやりきったあの光景は忘れられません。
私は現在、農業共済組合(NOSAI)で乳牛を主に、肉用牛までの一般診療や繁殖検診を行っています。自分の治療で瀕死の子牛が元気を取り戻したときや伝染病を拡散前に発見できたときに、やりがいを感じます。
私は幼少期から獣医師になりたいと思っていましたが、獣医師の職域は多岐にわたり、酪農学園大学ではその多くに触れる機会があります。自分がどの分野で活躍していくかを最初から決めつけず、大学が提供するチャンスを広く体験してみると、自分の道が見えてくると思います。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/8814.html
#酪農学園大学 #獣医学類 #活躍する卒業生
農環境情報学類(2026年4月開設)に所属予定の小川健太 准教授(環境空間情報学研究室)は、ドローンとAIを活用して水鳥(マガン)の調査を実施しています。
小川准教授の研究室では、9月末から10月前半にかけて宮島沼にてドローンとAIを使った水鳥(マガン)の調査を行いました。飛行時間30分程度のドローン撮影画像から、AIを使ってマガンをカウントすることができました。9月30日(火)に研究室の学生たちと実施した調査結果では、ドローンでカウントした数値が宮島沼水鳥・湿地センターでも紹介されました。
https://www.rakuno.ac.jp/archives/41148.html
#酪農学園大学 #農環境情報学類
<活躍する卒業生>
大阪府 環境農林水産部 動物愛護畜産課
義本香保子さん
(環境共生学類 卒業生)
「野生動物の保護管理で地元の方々の頼りになる存在に」
野生動物を管理するうえで、全体を俯瞰せず、ほかの地域に追いやるだけといったその場限りの対策では、根本的な解決にはなりません。酪農学園大学で勉強する中で、野生動物は広域的な管理が重要だということが分かり、その実践の場として、地元である大阪府の「林学職」に応募しました。
現在、主に府内のニホンジカやイノシシなど、野生鳥獣の保護管理に関する仕事をしています。全国的に見れば大阪府の森林面積は少ないですが、北部地域では近年シカの生息密度が高く、農林業被害も出ています。こうした状況で、新たなシカ捕獲強化事業の導入に向けた地元調整や、シカの侵入初期段階の地域における捕獲技術研修会を企画しています。わなを仕掛ける際には捕獲効率を上げるため、センサーカメラを設置するなど、本学で学んだフィールドワークの知識が生かされていると感じます。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12329.html
#酪農学園大学 #環境共生学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
市立札幌病院(栄養科)
小鹿真由さん
(食と健康学類 管理栄養士コース 卒業生)
「医療者の一員として命を救う病院の管理栄養士に」
管理栄養士を目指し、国家試験の合格率が高い酪農学園大学に入学しました。そして大学の授業や実習での経験から、行政栄養士を目指すようになりました。
現在は札幌市公務員として市立札幌病院に勤務しています。業務内容は、食事や栄養補助食品の調整、管から栄養を投与する経腸栄養の調整などの栄養管理および患者の病態や理解度に合わせた栄養指導などです。
以前、全身に重度の火傷を負った患者さんに対し、最初は胃に直接チューブで流す栄養の内容調整をしましたが、最終的に食事を全量食べられるようになり、歩行できるまでに回復したことは印象深かったです。
そんな命を救う現場で、医療者の一員として働ける病院の管理栄養士という仕事にとてもやりがいを感じています。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/11474.html
#酪農学園大学 #食と健康学類 #管理栄養士コース #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
北海道日高乳業株式会社 検査課
菅井理央さん
(食と健康学類 卒業生)
「研究室での学びや経験が食品製造の仕事に生かされている」
高校生の時から好きだったヨーグルッペをはじめ、乳製品全般を製造している北海道日高乳業株式会社の、品質管理部門で検査を担当しています。具体的には、成分の測定や微生物検査、風味を確認する官能検査を行います。
酪農学園大学では、食品に関する知識・技術を学ぶなかで微生物への興味が湧き、応用微生物学研究室(現:発酵科学研究室)を選びました。さまざまな食品から乳酸菌を分離させて菌の特性を研究したことや、商品開発を行った経験は特に、今の仕事に生かされています。お店で自社製品を見かけたり、お客様の「おいしい!」という声を聞いたりすると、とても嬉しいです。今後は検査員として知識を深めていくことはもちろん、弊社の製品を全国の人に食べてもらいたいので、宣伝にも携われたらと考えています。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12319.html
#酪農学園大学 #食と健康学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
株式会社 長崎ファーム
名倉七海さん
(循環農学類 卒業生)
「これからも牛の命に責任をもって働いていきたい」
長崎ファームでは、毎朝獣医さんが来て牛の治療、病気の予防、繁殖管理などを行っています。私は主に子牛の治療と母牛の繁殖を担当し、毎日体調が悪い牛がいないか見回り、必要であれば投薬や点滴を行ったり、治療や人工授精を行ったりしています。農場HACCP チーム員、SQFプラクティショナーとして、農場の衛生管理と食品安全の確保にも携わっています。
私は普通科の高校に通っていたこともあり、牛についての知識はほとんどありませんでしたが、酪農学園大学では授業で基本から学ぶことができました。座学だけでなく実習で牛を見たり触れたりすることができたため、就職後現場で実際に牛と関わる際に生かされています。
病気で苦しんでいる牛を助け、結果として会社の売上に貢献するために、これからも牛の命に責任をもって働いていきたいです。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12304.html
#酪農学園大学 #循環農学類 #活躍する卒業生
<活躍する卒業生>
札幌市円山動物園
鎌田祐奈さん
(獣医保健看護学類 卒業生)
「野生動物の調査や研究が飼育員を目指す動機に」
私は現在、円山動物園の動物専門員として、主にアジアゾウの飼育業務を担当しています。給餌や掃除はもちろん、ゾウの健康を管理するために必要な削蹄や採血、来園者への解説、解説板の作成、事務仕事など、飼育員の仕事は多岐にわたります。
大学入学までは盲導犬の訓練士か動物看護師になりたいと考えていましたが、所属した研究室で野生動物の調査や動物園での研究に関わる中で、動物の生態や動物が生息する環境について子どもたちに伝える仕事がしてみたいと思うようになりました。卒業後2年間は野生動物に関わる別の仕事をしていましたが、動物園の採用試験に挑み、2度目の挑戦で突破することができ、円山動物園への就職を決めました。
酪農学園大学で学んだことは主に伴侶動物の動物看護の知識でしたが、動物園での飼育においても役立っていると感じることも多くあります。飼育員として特に嬉しかった出来事は、円山動物園で初めてアジアゾウが出産したことです。北海道でも初のゾウの出産ということで話題にもなりました。ゾウたちがミャンマーから札幌へやってきた時から担当していますが、ゾウの出産の瞬間に立ち会えたことは、とても貴重な体験でした。
動物専門員として働く中で、お客様へ動物について解説をした際に「知らなかった!」「そうなんだ!」と新たな発見に繋げられた時に、仕事のやりがいや喜びを感じます。来園者のみなさんが動物を見て、「かわいい!かっこいい!」と思うだけではなく、解説や展示を通じて、野生動物の現状や生息環境について考えるきっかけになれればと思いながら取り組んでいます。
また、海外では動物園でも動物看護師が専門職として活躍していますが、日本では動物園で働く動物看護師はまだ少ないのが現状です。いつか日本の動物園でも動物看護師が活躍できる時代が来ることを期待しながら、これからも励んでいきます。
https://nyushi.rakuno.ac.jp/archives/graduate_message/12355.html
#酪農学園大学 #獣医保健看護学類 #活躍する卒業生
本学で誕生した黒毛和種が候補種雄牛に✨
2025年10月10日、フィールド教育研究センター肉畜生産ステーション(元野幌農場)で計画交配により生まれた黒毛和種を、一般社団法人ジェネティクス北海道様へ候補種雄牛として譲渡しました。
元野幌農場では2008年の開設以来、6頭の候補種雄牛を輩出(黒毛和種5頭、日本短角種1頭)。計画的な牛群整備と教職員・学生の努力の積み重ねによる成果です。
(詳細はこちら)https://www.rakuno.ac.jp/archives/41082.html
#酪農学園大学 #FEDREC #黒毛和種 #ジェネティクス北海道 #候補種雄牛 #畜産
