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RGU生物図鑑~【エゾエンゴサク】(蝦夷延胡索)

2017.05.16ニュース

NEWS NO.10(2017年度)

RGU生物図鑑~【エゾエンゴサク】(蝦夷延胡索)

 学 名:Corydalis ambigua Cham.& Schltdl

 ケシ科(Papaveraceae) キケマン属(Corydalis) 多年草

 

【エゾエンゴサクあれこれ】

  • 4月下旬、学園内林地の林床には、春を告げる淡い青紫色の可憐な花、エゾエンゴサク群落が至る所で今を時とばかりに咲き舞っています。
  • 草丈15cm程度、葉は楕円形で2cmほどの小葉3枚からなっています。
  • 開花期は4~5月で、茎の上部に総状花序の淡青色~薄紫色~赤紫色など多様な色合いの花を咲かせます。
  • 和名のエゾは「蝦夷に生えている」ことから、エンゴサクは漢方薬の「延胡索」に似ていることから付けられました。
  • 春先に広葉樹の樹木が若葉を広げる前の間隙をぬって、カタクリ、フクジュソウなどとともに咲きます。
  • 早春にお花畑を作るエゾエンゴサクなどの花は落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部が枯れてなくなり、翌春まで地中の地下茎で過ごします。このことから「スプリング・エフェメラル」(早春植物で春の妖精)といわれています。
  • エゾエンゴサクの花言葉は「妖精たちの秘密の舞踏会」です。早春の森の林床を舞台に舞うエゾエンゴサクの妖精たちはとてもファンタジーです。
  • 地中にできる1.5cmほどの塊茎はデンプンの塊であり、アイヌの人々の貴重な食べ物でした。
  • エゾエンゴサクの花冠は管状になって突出しています。この部分を距(きょ)といいます。Corydalisはギリシャに生息する「冠雲雀(カンムリヒバリ)」のことをいいます。この距がカンムリヒバリの頭部を連想させるところからCorydalisと名付けられました。ambiguaは「疑わしい、不確かな」の意味があります。
  • エゾエンゴサクは本州自生型と北海道自生型の二種があります。北海道自生型をエゾエンゴサク(Corydalis fumariifolia Azurea)と分ける方もおられます。




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