green mesa08   ●自分で行動してチャンスをつかむ!

佐々木 希(仙台白百合学園高校出身)
2005年度入学

 

 3年間の学生生活で、痛感したのは自分で行動しなければチャンスはつかめないということ。私は元来、動物が好きで、自然環境を保護することで動物を守れるのではと考え、自然環境や環境生態について学ぼうと酪農学園大学に進学しました。環境について勉強するにはうってつけの大学ですが、受け身で授業や調査に参加していたのでは得るものは少ないと思います。私がゼミは横山先生の『環境生物・生態学研究室』にしようと決めたきっかけは、2年生のときに「キノコを扱っている」と小耳にはさんだから。幼いころ見たアニメの影響か、キノコが大好きな私は、すぐさま研究室に駆け込んで横山先生に確認していただきました。

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●まず近いところをしっかり観察しよう

 『環境生物・生態学研究室』は、いろんな取り組みを行っていますが、今、主力となっているのが、キャンパス内の野外礼拝堂近くの小さな林と池の自然観察。頻繁に足を運んで野帳(フィールド・ノート)にそのとき確認した植物や虫などを記録しています。周辺にはキノコも多く、私自身の研究テーマとしてササを刈った里山状態のエリアとササがそのまま残っているエリアのキノコの生態を調査し比較してみようと考えています。研究室主催で市内の小学生を対象とした自然観察会を開く一方、道内外の高校生を招いて一緒に自然観察を行う計画を立てるなど、自然とふれあうきっかけづくりにも努めており、「遠くより、まず近いところから見てみよう、理解を深めよう」という精神は、学外にも確実に広がっていっています。

 

野外礼拝堂の森で小学生と自然観察
●生きるのに必死な人々と
ともに歩みたい

 2007年9月、インド研修にゼミ仲間と参加したのは、生きるのに必死な人々の生活を実感してみたかったから。昨今、インドの経済成長は目覚ましいものがありますが、カースト制度が根強く残っていて、貧しい生活を強いられている人が大勢います。私たちはインド北部の都市・アラハバードに滞在し、現地の農業大学の学生や村の人々とともに農作業や植林作業を行い、“ごみの村”にも行きました。「植樹をしよう。地球温暖化について考えよう」ということで、大学でプレゼンテーションも。行く先々でインドの実像を目の当たりにし、地元の人と語らい、考え方が大きく変わったのはいうまでもありません。ゆくゆくは、日々の生活に困っている人たちと同じ空気を吸い、そこで自立に向けた支援活動に携わりたいと考えています。それまでに身につけなければならないことがたくさんあるので、英語の学習など、今すぐできることから真剣に取り組んでいます。

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  学内で開催されたインド研修報告会でインドでの様々な体験と感想を発表する佐々木さん。 sasaki03