本学獣医学類 桐澤教授が新型コロナウイルスに効果がある消毒水を確認【お問い合わせについて追記】

Date:2020.07.22

NEWS NO.9(2020年度)

本学獣医学類 桐澤教授が新型コロナウイルスに効果がある消毒水を確認

現在、世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、マスクや消毒液など衛生用品の品薄状態が続いております。
そのような中、本学獣医学類の桐澤力雄 教授(獣医ウイルス学ユニット,獣医学研究科長)が、サンタミネラル社「テラ・プロテクト CAC-717」を用いた実験を行い、新型コロナウイルスを不活性化させることを確認いたしました。

今回確認されたことは、アルコール消毒液が品薄で不足する中において、とても有益な実験結果です。また、これまで新型コロナウイルスを不活性化する目や鼻に直接噴霧できる有効的な消毒液はなかったことから、世界的にも朗報であるといえます。
なお、本学では各教室前にテラ・プロテクトCAC-717を設置して、感染拡大防止に活用しています。

※大変多くのお問い合わせをいただいております。
※本学では「テラプロテクトCAC-717」の製造・販売を行っておりません。製品については、サンタミネラル社へお問い合わせください。
※本学では、原則として新型コロナウイルスの試験・実証の委託を受けておりませんので、ご承知おきください。

サンタミネラル社 テラ・プロテクトCAC-717
https://www.santamineral.com/tera-protect
(連絡先はホームページの最下部となります。メールまたはFAXでのお問い合わせにご協力お願いします。)

教室前に設置されたテラ・プロテクト CAC-717

新型コロナウイルス以外の不活性化実験を行う桐澤教授

 

桐澤力雄 教授のコメント

桐澤力雄教授(獣医ウイルス学ユニット)

今回の試験のポイント

今回の試験では、可能なかぎり短時間の反応時間(2秒程度)でも新型コロナウイルスの不活化が確認できました。このことからCAC-717は新型コロナウイルスを瞬殺するということが示されました。CAC-717は、本学で所有している全ての動物ウイルス(約25種類:ほぼ全てのウイルスの組み合わせを網羅*)に対して不活化効果を示しましたので、地球上の動物に感染する全てのウイルスに対して効果を示すものと考えています。生体に対して無毒ということも重要なポイントです。

*:エンベロープの有無、核酸の型(DNA か RNA)、核酸が1本鎖か2本鎖等
 

実験の内容・手法について

ウイルス液に対して9倍量のCAC-717を加え、2秒程度、10秒、30秒、1分と5分反応させた後、CAC-717の活性を止めて、生きているウイルスを培養細胞で培養して調べました。顕微鏡下で培養細胞の形態変化を指標に、ウイルスの増殖の有無を判定しました。実験に用いたウイルス力価は107TCID50/mlです。その結果、全ての反応時間で生存ウイルスはいませんでした。ウイルスの不活化率は、99.99%以上でした。
 

今後、期待されることや抱負

CAC-717は動物だけでなく人の医療分野や公共施設等の消毒を安全に行うことができますので、地球規模で使われるようになればいいと考えています。一般の消毒薬とは異なり、残留性はないのでワンヘルスを持続するのに最適の消毒用資材と言えます。
 

【参考】テラ・プロテクトCAC-717とは

サンタミネラル社が開発した商品であり、様々な効果が証明されている殺菌消毒水です。
炭酸水素カルシウムを含むミネラル水に高電圧を持続的に作用させて製造され、含有する カルシウムや炭素の複合体の特別な構造の微粒子を持ちます。強アルカリと微小環境の高電圧の相乗効果により99.9%以上の細菌、ウイルス、微生物を遺伝子レベルまで破壊可能として不活性化効果が認められています。また、ミネラル水と水で構成されていることから目に入っても肌に噴霧しても刺激性がなく、腐食性もない環境と皮膚に優しい無害の除菌水です。
サンタミネラル社 テラ・プロテクトCAC-717
https://www.santamineral.com/tera-protect