学長メッセージ「2021年度後学期に向けて」

Date:2021.10.15

 新型コロナウイルス感染症に関し、北海道に発令されていた緊急事態宣言が9月30日に解除されたことに伴い、本学では10月1日から危機管理ステージレベルを「2」に引き下げ、感染拡大防止の取り組みを引き続き行っています。  本学では、9月21日から後学期の授業が始まりました。10月からは危機管理ステージレベル「2」への移行により授業は基本的に対面で実施されています。授業実施方式の変更にも関わらず、現在のところ受講上の大きなトラブルが発生していないことは、学生・教職員の皆さんが対面授業実施に向けてしっかり準備を進めてくれていた何よりの証しだと思います。なお、配慮事由により許可された学生には遠隔授業で対応してまいりますので、希望する場合は所定の申請手続きをお取りください。  現在、北海道や国内各地域における新規感染者数は減少が続いており、医療提供体制も療養者数及び入院患者数が減少している状況にありますが、一方で、緊急事態宣言の解除により人の移動が活発化し、再拡大につながることも懸念されています。緊急事態宣言は解除となりましたが、コロナ禍については予断を許さない状況であることに変わりはありません。   北海道はこれから寒く乾燥する季節を迎え、ウイルス感染についてのより一層の注意が求められます。本学では大講義室を中心に、CO2センサーによる空調管理方式の導入など、引き続き感染拡大防止対策を講じつつ教育内容の充実を目指していきます。  学生の皆さんには、今後もマスク着用・うがい・手指消毒の励行などの日常的な感染防止対策の徹底と、これまで以上に感染防止対策についての意識と行動を心掛けてください。  本学は、これからも一層の感染拡大防止対策を徹底し、学生・教職員の皆さんの安全・安心を確保しながら教育活動を継続できるよう努力してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。  

2021年10月15日 酪農学園大学 学長 堂地 修