大学カリキュラムによる食Pro.レベル3認定者へ認定証の授与式を開催

Date:2022.01.18

NEWS NO.59(2021年度)

大学カリキュラムによる食Pro.レベル3認定者へ認定証の授与式を開催

2022年1月18日(火)に食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)のレベル3に認定された学生に対して、循環農学類の相原晴伴教授(農畜産物市場論研究室)、食と健康学類の阿部茂教授(食品企画開発研究室)、教育センター教務課による認定証の授与式が行われました。

認定者と教職員との集合写真

新型コロナウイルス感染拡大や卒論発表会の直前ということもあって欠席する学生もいましたが、感染防止策を講じて認定証の授与式を開催しました。今回、レベル3の認証となった学生は6名(循環農学類:4名、食と健康学類:2名)いましたが、授与式には1名の学生が参加し、食と健康学類の阿部教授から認定証が授与されました。

阿部教授から認定証授与


認定者コメント

山田健太さん
(室蘭東翔高校出身) 食と健康学類 食品開発学コース4年 食品栄養化学研究室(指導教員:小野寺秀一教授、上野敬司准教授)

山田健太さん

食Pro.で学ぶ内容や知識は生産者の力になるのに役立つと考えて、1年生のころからレベル3の認定を目指してきました。新型コロナウイルスの関係で、現地での実習がオンラインになったりという苦労もありましたが、続けてきたことが認定されてうれしく思います。卒業論文では、「タマネギ貯蔵中のフルクトオリゴ糖含有量の変動」をテーマに研究を進めています。食Pro.と関連する授業科目もありますが、それ以外の科目も追加履修して勉強を進めました。卒業後は、サツラク農業協同組合に就職します。商品開発の部門もあるので、食Pro.で学んだ知識を活かすことができればと考えています。
 

食プロとは

1次産業(生産)・2次産業(加工)・3次産業(流通・販売・サービス)の各産業の一体化や連携を6次産業化と呼び、この6次産業化を担う人材の認定・育成を目的としています。 食プロは6段階でレベル認定を行い、エントリーレベルの1からトップ・プロのレベル6まで設定されていますが、本学では、レベル3(指示等がなくとも、一人前の仕事ができる段階)を上限として大学カリキュラムを設定しています。 食プロのレベル3認定までをカリキュラムとして開講している大学は全国でいくつかありますが、2019年度、本学ではカリキュラムの中でレベル3を認定した全国で初めての大学となりました。  
【参考】関連記事 ◆2021.01.18 大学カリキュラムによる食Pro.レベル3認定者への授与式を開催 https://www.rakuno.ac.jp/archives/13184.html ◆2020.01.10 大学カリキュラムによる食Pro.レベル3認定者への授与式を開催 https://www.rakuno.ac.jp/archives/7813.html ◆2019.07.01 全国初!大学カリキュラムによる食Pro.認定者誕生! https://www.rakuno.ac.jp/archives/3216.html