循環農学類4年の久保田智貴さんが 日本農業技術検定1級に合格

Date:2022.02.07

NEWS NO.63(2021年度) 循環農学類4年の久保田智貴さんが 日本農業技術検定1級に合格

循環農学類ルミノロジー研究室4年の久保田智貴さん(指導教員:泉賢一教授)が、昨年12月11日に行われた、日本農業技術検定協会(全国農業会議所)主催、(農林水産省・文部科学省後援)の2021年度日本農業技術検定で、1級に合格しました。 今回、全国から265人が受験し、合格者は14人でした。合格率は5.3%という狭き門で、本学では2015年以来、二人目の合格者となります。 この検定は、農業を学ぶ生徒や学生、農業後継者、新規就農を目指す研修生などを対象に、農業知識や技術の習得水準を客観的に評価し、教育研修の効果を高める事を目的として2007年から実施しています。 1~3級のうち最難関の1級は、作物、野菜、花卉、果樹、畜産、食品のうち1科目を選択し、実践レベルの高度な知識と技術が問われます。 久保田さんは畜産科目を受験し、全国から24人のうち合格者は2人でした。 検定の窓口を担当する飛谷淳一准教授(循環農学類 農業科教育研究室)は、「昨年度、本学は2級の部門で優秀団体賞を受賞しました。受験しやすい環境にあるので、力試しに積極的にチャレンジしてほしいと思います」と話しました。

久保田 智貴さんのコメント

(北広島高校出身) 昨年2級に合格したので順番に1級も受験してみようと、卒論の合間に勉強しました。 家は千歳市内の酪農場で、兄が二人いる環境で育ち、幼いころから酪農業・畜産業界に関わりたいと思っていました。 卒業後は、十勝農業協同組合連合会で働きます。 まだまだ、酪農・畜産業に対しての知識が浅いので、もっともっと勉強して農家さんや農協職員さんのために役に立てるよう頑張っていきたいです。