本学から学生2組が受賞! 「第19回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」

Date:2022.03.22

NEWS NO.77(2021年度)

本学から学生2組が受賞! 「第19回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」

循環農学類食物利用学研究室(指導教員:宮崎早花講師)3年の峯下みさきさん、三浦紫音さんの「ピーナッツ香る江別たっぷり玉葱プリン」と食と健康学類2年生の新谷亜莉朱さん、田村爽香さんの「まるで焼きトウモロコシな水まんじゅう」が、「第19回ザ・地産地消 家の光料理コンテスト」のスイーツ部門で佳作を受賞しました。 このコンテストは、JAグループの出版・文化団体「家の光協会」(東京)などが主催、(株)農協観光協力、キューピー(株)が協力・協賛し、地域の自給率向上や地産地消料理の開発・普及を目的として行われています。 グループまたは家族での応募が条件で、今回は「冷めてもおいしい家庭料理部門」と「スイーツ部門」の2部門で全国から555点の応募がありました。 募集期間は2021年5月上旬~8月中旬で、第1次(書類)審査の通過者に結果が知らされ、10月中旬に上位入賞者による第2次(調理・試食)審査が東京都内で行われ、最も優秀な作品が月刊誌『家の光』2022年2月号に掲載されました。
■スイーツ部門佳作入賞 「ピーナッツ香る江別たっぷり玉葱プリン」
この料理は江別市産の食材をふんだんに使った料理になっています。どの食材も手軽に手に入り、費用も安く抑えることが出来るという事を意識しました。玉ねぎをソースに使い、ピーナッツバターに味噌と醤油を少し加え和えることによりスイーツとして食べやすくなっています。普通のプリンよりも甘さを抑えられています。 <受賞の感想>  ■循環農学類3年 峯下 みさきさん(写真左)千葉県立京葉高校出身 千葉と北海道の特産物をミックスしたら面白いと思い、ソースに千葉のピーナッツと味噌を使いました。炒めた玉ねぎと味噌やピーナッツバターがよく合うと思いました。私たちが所属する研究室では、常に誰かが地産地消などをテーマにしたメニュー開発に試行錯誤している環境のため、自然にみんなでアイデアを出し合ったりします。日常のこうした経験が今回とても役に立っていると感じました。将来の夢は、祖父母を手伝いながら農業を教わり、美味しい野菜を作りたいです。また、田舎は働く場所が少ないので、農福連携型の働く場所を提供できる農家になりたいと考えています。 ■循環農学類3年 三浦 紫音さん(写真右)秋田県立金足農業高校出身 実家の母に電話で料理の相談をしたり、友だちや先生に味の感想を聞いたり、自分ひとりでは思いつかない発想やアドバイスなど、みんなの協力を受けて完成した作品です。一からオリジナルのレシピを考えるということはとても難しいし、悩むけれど、美味しいと喜んでもらえると凄くうれしくなります。将来は商品企画・開発に携わりたいと思っています。      
■スイーツ部門佳作入賞 「まるで焼きトウモロコシな水まんじゅう」
トウモロコシのきれいな黄色を生かした夏にぴったりの水まんじゅうです。江別産のトウモロコシは寒暖の差による強い甘味が特徴です。本来の甘みを感じるために砂糖は極力減らしトウモロコシ風味の強いスイーツを考えました。お好みで“みたらし”を付けて食べると焼きトウモロコシ風に味わうことができます。また、家庭でも簡単に作ることができるように工程を簡略化しています。 <受賞の感想> ■食と健康学類2年 新谷 亜莉朱さん(写真右)札幌藻岩高校出身 最初に何となくまんじゅうが浮かびました。中に入れる餡は甘さのあるトウモロコシにしようと思いました。とはいえ、2人ともトウモロコシの餡を作ったこともなく、作り方も知らないので試行錯誤して考えました。作っていくうちに段々と楽しくなって、もっとこうしたら良くなると夢中になり、やっと納得がいく作品が完成したと思いました。今後は、企業や地域とコラボした商品開発など色んなことにチャレンジしていきたいです。 ■食と健康学類  管理栄養士コース2年 田村 爽香さん(写真左)クラーク記念国際高校出身 私たちは昨年4月に立ち上げた非公認サークルの『調理製菓サークル』で知り合いました。今はメンバー約20名となりましたが、立ち上げ当初は数名しかいなくて、コロナ禍でミーティングでも2回程度顔を合わせるだけでした。そんな時、私の基礎ゼミ担当の木村宣哉先生からこのコンテストのことを聞いて、新谷さんに声を掛けたのが応募のきっかけです。トウモロコシは江別市内の直売所があるスーパーで手に入れた“恵味ゴールド”を使いました。江別産のトウモロコシの中ではもっとも甘いと言われています。白餡と交ぜてトウモロコシ餡にしました。お好みでみたらしに付けて食べると焼きトウモロコシの様に香ばしい風味が楽しめます。これからも出来る限りたくさん料理やお菓子を作って、商品開発の活動を広げていきたいです。      
【関連リンク】 家の光ホームページ http://www.ienohikari.net/bunka/contest/winner/post_9.html