ドローン・AIを活用した牧草地の雑草防除実証実験を実施しました。

Date:2022.10.15

NEWS NO.30(2022年度)
ドローン・AIを活用した牧草地の雑草防除実証実験を行いました。
≪ 酪農学園大学 ✖ 株式会社サングリン太陽園≫

 2022年10月14日(金)、本学と包括連携協定を結ぶ株式会社サングリン太陽園と協同で、ドローン・AIを活用した牧草地の雑草防除実証実験が本学敷地内牧草地で行われました。

 この実証実験は、本学の空撮技術(ドローン・AI)と、サングリン太陽園の農薬散布技術を組み合わせた取り組みになります。

 

 始めに、本学本館4階第1会議室にて、環境共生学類の小川健太准教授(環境空間情報学研究室)と株式会社サングリン太陽園の白川努執行役員から、実証実験の経緯と内容について説明がありました。

実証実験前の事前説明

小川健太 准教授

白川努 執行役員

 本学ドローンの空撮及びAIを活用した牧草地内の雑草マッピングは事前に終了しており、今回はラジコンヘリによる自動航行を実演しました。

 

 従来の牧草地農薬散布はトラクターによる牧草地へ全面散布となっておりましたが、今回のドローン自動航行実験が実用化になれば、牧草地内にある雑草へピンポイントで農薬を散布することができ、トラクター操作による作業や農薬使用量の削減など、牧草地管理の負担軽減が期待されます。

実験終了後は、記者の取材に小川准教授・白川執行役員が対応し、とわの森三愛高校生も見学に参加し、活発な意見が交わされました。


◇【参考】教員・研究室一覧
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9392.html