2023年度春期キリスト教教育強調週間のおしらせ

Date:2023.05.22

 2023年度春期キリスト教教育強調週間を下記の通り計画しました。
 今回の強調週間では日本ハリストス正教会札幌ハリストス正教会司祭のエフレム後藤悠太先生に講師をご担当いただき、「平和の霊を獲得する」と題してお話をしていただきます。2022年2月24日に開始したロシアのウクライナ侵攻が長期化し、多くの生命が失われ、甚大な被害が生じています。この間わたしたちは今まであまり接したことのないウクライナとロシアを中心とする東欧世界の情報に触れる機会が増えましたが、改めて正確な知見を持っていないことに気づかされたのではないでしょうか。この関係において、プロテスタント(西方教会)のキリスト教主義に立脚する酪農学園大学では、ロシア正教会やウクライナ正教会が属する正教会(東方教会)についてもほとんど何も知らないことにも気づかされました。

 そこで、今回の強調週間ではエフレム後藤先生より、東欧世界の歴史と文化の中心である正教会(東方教会)の歴史、文化、儀礼、教理、イコン(聖像)などに触れることを通して、ロシア正教会とウクライナ正教会そしてロシアとウクライナの両国の平和について祈りを合わせ、本学のロシアとウクライナの平和を願う活動を継続していく機会にしたいと願っています。

                          記

日時:2023年5月23日(火)10時40分〜12時10分
場所:黒澤記念講堂
主題:「平和の霊を獲得する」
講師:エフレム後藤悠太先生
   日本ハリストス正教会札幌ハリストス正教会司祭

【講師紹介】エフレム後藤悠太(えふれむ・ごとう・ゆうた)先生
1978年旭川市生まれ。2001年東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。北海道の高校で音楽教諭になって音楽を教える。大学時代からよく聴いていたエストニアの正教徒である作曲家のアルヴォ・ベルトの音楽をきっかけとして、正教会に通うようになり受洗。2012年東京正教神学院卒業。日本ハリストス正教会神戸ハリストス正教会に伝教者として赴任。2013年11月輔祭叙聖。2014年2月司祭叙聖。2019年日本ハリストス正教会札幌ハリストス正教会司祭着任。

 

 

 


関連リンク
◇酪農学園大学キリスト教教育ホームページ
 https://rakuno-ce.org/


【大学礼拝週報】2023年度 第6号(前学期第6号)