酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校と株式会社北海道イエロースターズが包括連携協定を締結

Date:2023.10.05

NEWS No.37(2023年度)
酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校と株式会社北海道イエロースターズが

包括連携協定を締結

 2023年、10月4日(水)、酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校(校長:清澤城次)とプロバレーボールチームである株式会社北海道イエロースターズ(代表取締役:平野龍一)が包括連携協定を締結しました。北海道イエロースターズが高校と包括連携協定を締結するのは初となります。

 

 締結式は、伊藤有輝副校長による司会により取り進められ、双方による協定書署名後は記念撮影が行われました。

署名をする清澤校長(左)と平野代表取締役(右)

締結完了後の記念撮影

関係者全員での記念撮影

 

各人挨拶
学校法人酪農学園 高島英也 理事長

 本日はこのように和やかな雰囲気で、北海道イエロースターズ様と協定を締結出来たこと、このご縁に本当に感謝いたします。少し遠い話になってしまいますが、今年はこの地が北海道と命名されてから154年目になります。私ども学校法人酪農学園は1933年に実学教育でスタートしました。もう90年目になります。この北海道で我々学校法人は様々な活動をしてきたわけです。今、大学並びに大学院、そして高等学校をマネジメントしてますけども、ここに至るまで様々な歴史があります。偉大なる私どもの創業者・開学者の一言は「この学園は、この学校は、酪農民の浄財で出来た学園だということ」です。牛乳を1リットル何銭というお金で売り、そのお金を集めて出来たんです。そういったものがあって、学校法人があって、高等学校があって、北海道と命名されてから154年目。良い歴史の一歩になると良いなと思っています。
 北海道イエロースターズさんの創業の話を聞きまして、非常に魅力を感じました。「ゼロから立ち上げる」というところです。これは、酪農学園の開学の祖たちがレンガを自分たちで焼いて積み上げて、建物をつくった。また、コンクリートを自分たちでこね回して土台をつくり建物をつくった。ゼロから起こしたんですね。北海道イエロースターズさんも、そこに近いものを感じまして背中がザワザワっとしました。素晴らしいと思います。今日は校長室で平野代表とお会いしましたが、なんとも自由な雰囲気で流石だな。と思いました。今日の出会いを大切にし一緒に活動していく中で、きっと面白いものが生まれてくると思いました。
 私どものミッションは「学生に奉仕する」なんです。これを一生懸命やろうと。もう一つが「地域貢献」です。地域を元気にする。いろんな人たちが集まって地域が成り立っています。今日は小さな一歩からかもしれませんが、ここから、私どもの清らかな高校生たちと是非一緒になって地域を盛り上げていけたらと思います。

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校 清澤城次 校長

 この日を迎えることが出来て本当に良かったと思っております。感謝の気持ちでいっぱいです。最初、平野社長に本校に来ていただいて、色々なお話を伺いました。とても久しぶりにワクワクしました。大人がワクワクをして生徒たちにそのことを伝えてあげられるというのは、とてもありがたいことですし、良かったなと思います。このような形となったのは関係者の皆様のご尽力のおかげだと感謝しております。私たちが出来ることは体育館の提供だとかありますけども、それだけではなく、生徒たちの技術面やプロ選手たちの「こころ」も生徒たちに伝われば良いなと思っております。
 本日は参加が叶いませんでしたが、大学長も色々な形で関わっていきたいと申しておりました。バレーボールだけではなく、北海道イエロースターズさんは色々な方々と関係を持たれているので、共に発展していければ良いなと思いました。

株式会社北海道イエロースターズ 平野龍一 代表取締役

 僕がご相談に伺ってから、想像以上に速いスピードでお話を進めていただき驚いております。僕が思う包括連携協定は「お互いの課題を共に解決して」地域だったり関わる人たちを前に進めるものだと思っております。我々プロスポーツや学校は公的な立場だと思っておりまして、ヒト・カネ・モノ・情報といったものを、クローズにはせずオープンにして外から取ってくるということが物凄く大切なことだと思っています。我々のチームにとっては体育館という「モノ」が無くて選手が大変だったという状況があり、どうにか解決したいと奔走していたなかで、チームメンバーの谷越さんがOBというご縁で、とわの森三愛高校さんにお話しを聞いていただく機会があり、そしてこのような形となり、本当にありがたく思っております。
 今回の協定内容を簡単に説明すると、「高校バレー部の練習生受け入れ」をしておりまして、先日も練習試合があった際、一緒に試合に出ていただいております。他には「バレーボール部への技術行為」をしていきます。そしてバレーボール部以外のスポーツ部・部活動に関しても、コーチ・監督として技術的な指導であったり、メンタル的なアドバイスを行っていきたいと考えております。スポーツ以外の生徒全員に対しては、我々のチームは全員様々な業界の経営者ですので、そのメンバーを中心にキャリア指導や講演の機会をいただき、子どもたちの未来を一緒につくっていきたいと思っております。
 バレー部の皆様には練習着の支援をさせていただきました。ぜひ、春の高校バレーを頑張っていただきたいと思います。
11月4日からは試合が開催となりますので、とわの森三愛高校さんをプロモーションしていきます。それ以外にも、大学と選手の栄養管理といった面でも関わることが出来るのではないかと考えております。
 今回の包括連携協定で色々なチャンスがあると思いますので、ぜひ皆でワクワクしながら進めていきたいと思っております。

 

 記者会見後は、とわの森三愛高校バレー部キャプテンの松原さんと、高校OBである北海道イエロースターズ谷越選手(セッター)による記念撮影などが行われ、終始和やかな締結式となりました。

とわの森三愛高校バレー部 松原キャプテン(左)と北海道イエロースターズ谷越選手(右)

松原キャプテン(左)と平野代表取締役(右)

とわの森三愛高校OBの谷越陽介選手(セッター)

キャプテン:小森郁己選手(左)、セッター:谷越陽介選手(中央)、アウトサイドヒッター:山田滉太選手(右)

とわの森三愛高校バレー部松原キャプテン、北海道イエロースターズ選手陣に囲まれての記念撮影

 


北海道イエロースターズ
2023.10.5酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校と包括連携協定を締結

 

酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
2023.9.29【男子バレー部】プロバレーボールチーム 北海道イエロースターズと包括連携協定を締結!!