協働の地域連携、高等教育の活性化に向けて 「えべつ未来づくりプラットフォーム連携協定」を締結

Date:2019.08.19

NEWS NO.39(2019年度)

協働の地域連携、高等教育の活性化に向けて「えべつ未来づくりプラットフォーム連携協定」を締結

2019年8月5日(月)江別市内の4大学1短期大学(酪農学園大学、北翔大学・北翔大学短期大学部、北海道情報大学、札幌学院大学 )と 江別市、江別商工会議所は、産学官連携・協働による地域貢献と高等教育の活性化を目的とした「えべつ未来づくりプラットフォーム」を形成することについて合意し、調印式を行ないました。 この事業の準備委員会代表幹事となっている札幌学院大学の河西邦人学長から挨拶があり、その後各代表者が協定書に署名を行ないました。

三好昇 江別市長 平成21年度の包括連携協定によりある程度基盤が出来ており、学生地域定着自治体連携事業や有給インターンシップ等の様々な事業の実績を活かしながら進めた協定である。四つの大学が地方を支援しているのは江別市だけであり、この流れをフラットフォームに活かしていただき北海道でも注目される事業となって欲しい。   安孫子建雄 江別商工会議所会頭 地域の衰退、人口の減少は経済界だけの問題ではない。協定により産業界が大学と協力し合って課題解決に取組む事ができる。若い人(学生)が地域に定着するため江別の企業の取組みをアピールする機会にもなる。これはプラットフォームの大きな役割である。   竹花一成 酪農学園大学学長 四大学が一体になり市の問題、商工会議所の問題をしっかり受止めなければならない。江別市には4つの大学と農協学校など知の集積があり、それぞれの特徴を融合して活用していただきたい。江別で学んだ学生がこの地に住み、生活の拠点となることが最終的に地方創生につながるのではないか。江別市の良いところを全国にアピールしたい。   澤井秀 北海道情報大学学長 連携協定がようやく調印に至った。これからどのように連携の共同事業を実現していくのか江別市、江別商工会議所、四大学の新たなスタートの日である。私たちが全力を尽くし、プラットフォームとしていい成果が出せるようにしたい。   山谷敬三郎 北翔大学・北翔大学短期大学部学長 江別市は四大学だけでなく道立図書館や研究施設などが多くあり文教地域である。しかし、それぞれが線でつながっているとは言えない。この協定により各大学の特徴や魅力など情報を提供し合い、江別のまち、人づくりのモデルとなるようにしたい。   河西邦人 札幌学院大学学長 ジモ×ガク事業(学生地域定着推進広域連携協議会) 参加学生が他大学と一緒に協働して地域の課題を解決する、ボランティアを行なうことが楽しいと言ってくれた。このような活動が地域に愛着を持ち、地域に住む誘引になると思う。今回の連携により大学が一つとなり、そこに江別市、商工会議所が加わりオール江別で活動する機会となる。 なお、連携事業の一つである共同のFD(Faculty Development)が9月18日(水)に「3つのポリシー+評価の基本と現状把握」(佐藤浩章氏)というテーマで開催します。  
ジモ×ガク事業(学生地域定着推進広域連携協議会) 市内関係団体、道内自治体(江別市・芦別市・赤平市・三笠市・南幌町・由仁町・長沼町・栗山町)の参画により、協議会を設置、運営し、江別市内大学に通う学生の活動(地域イベント参加、インターンシップ、ボランティアなど)や大学との共同調査研究について、地域や自治体とのマッチングを行う事業 【参考】ジモ×ガク事業(学生地域定着推進広域連携協議会)