新年の学長あいさつ

Date:2024.01.04

 あけましておめでとうございます。
 保護者の皆様並びに本学関係者の皆様には、旧年中は本学の教育研究活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
 本年も変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 また、このたびの令和6年能登半島地震により、被災された皆様ならびに本学関係者の方々に、心からお見舞い申し上げます。
 2019年12月より始まった世界的なコロナ禍は、昨年より落ち着きを取り戻し、急速に以前の日常が戻ってきました。ただ、この間の在学生、卒業生達には、本来のあるべき大学の入学式や卒業式、そして様々なイベント、授業や課外活動において多くの制約を余儀なくされてきました。2023年は、これまでの大学の日常を取り戻すことができた年でもありましたが、それには多くの苦労と工夫が必要であることを実感する1年でもありました。よって本年は、以前の日常を取り戻すということよりも、さらに多くのチャレンジを行い、より良い新たな日常を学生と共に創造して行く年となるようにと願っております。
 さて、以前ご報告している通り、大学は昨年より執行部の体制が変わりました。皆さんもご存知のように、少子化、人口減少の現実は確実に迫ってきており、その結果従前の社会構造や産業基盤の変革をもたらすことが予想されています。これからの大学は、様々な「社会の課題を克服していく研究」と、「将来を担う人材を輩出して行く教育」が強く望まれています。新しい体制となり、10年後の学園創立100周年へ向けて、社会の変革へ対応し、学生ファーストの姿勢で将来を切り開く大学として認知されるよう、教職員、そして学生、同窓生と共に作り上げて行きたいと思っております。 
本年も引き続き皆様のご理解、ご協力を何卒よろしくお願い致します。

 

2024年1月1日
酪農学園大学
学長 岩野 英知