本学卒業生の五味英介さんが、第74回日本酪農研究会において最優秀賞(黒澤賞)を受賞しました。

Date:2024.01.29

NEWS No.84(2023年度)
本学卒業生の五味英介さんが、第74回日本酪農研究会において最優秀賞(黒澤賞)を受賞しました。

 日本酪農青年研究連盟主催の第74回日本酪農研究会が2023年11月15日(水)に福岡県で開催され、全国から選抜された酪農家より、経営と意見事例の発表が行われました。最優秀賞である黒澤賞を受賞されたのは卒業生である五味英介さんです。

写真提供:八ケ岳乳業株式会社様

五味さんは、高校をとわの森三愛高校で、大学は酪農学園大学で過ごされた方ですので、当時の想い出とともに、受賞について感想を伺いました。

黒澤賞受賞についてのご感想

普段あまり自分の過去を振り返らないので、受賞の瞬間には辛かったことをふと思い出し涙してしまいました。
酪農が置かれた状況が厳しい中、全国の酪農家の方々が試行錯誤した成果を発表できたこと、発表を聞けたことは非常に意義のある大会でした。
黒澤賞受賞に際しましては、長年にわたり私に対してアドバイスしてくださった方々や、助けていただいた方々に対し深く感謝申し上げます。
皆さんが私に与えた影響の成果として、この賞を一つの恩返しとさせていただければ幸いです。

これからの抱負

時代が変わりゆくなかで、酪農を取り巻く環境が日々変わってきているのを感じます。
何が自分の与えられた環境でのベストなのか、考えながら選択していきたいです。

高校・大学と酪農学園で過ごされた当時の思い出

高校大学とも学生にとって楽しいイベントがたくさんあり楽しかったです。全寮制で過ごした仲間や先輩後輩は今でも良き相談相手です。高校から色々な酪農家実習ができたことや、酪農の勉強ができたことは非常に良かったです。大学では栄養と繁殖を専門に深く勉強できたことで、米国に行ってからもレベルの高い知識や技術を習得することができました。今の私の酪農経営の基礎となっています。様々な人との繋がりの場を与えてくれた母校には感謝しかありません。社会に出てからの様々な道しるべを与えてくれた先生方にも感謝しております、ありがとうございます。