大学院修士段階における授業料後払い制度について

Date:2024.03.21

大学院修士段階における授業料後払い制度について

【制度概要】

 大学院修士課程(博士前期相当の課程を含む)や専門職学位課程の在籍者が、在学中は授業料を納付せず、卒業後の所得等に応じて納付(後払い)できる制度です。別途「生活費奨学金」として月額2万円又は4万円の貸与を受けることも可能です。(生活費奨学金のみの貸与はできません。)
 後払い制度を利用した場合の授業料は、日本学生支援機構(JASSO)から本学に直接振り込まれ、対象者の授業料に充当されます。 

【対象者】

以下の条件を全て満たす者
2024年度以降に国内の大学院に進学した者(※)
・本人の希望に基づき、在学校を通じて申請を行った者
・日本学生支援機構(JASSO)の修士段階を対象とした月額5万円又は8万8千円の第一種奨学金と同様の家計基準及び学業成績基準を満たす者
・過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者
 ※2024年度については、上記に加え、以下のいずれかに該当する者のみを対象としています。
 ①2024年度秋の新規入学者
 ②2024年度春の新規入学者であって、学部等で修学支援新制度の対象となったことがあり、かつ、就労等を挟まずに大学院へ進学した者 

【後払いとできる授業料の額】

 年776,000円を上限として大学が請求する授業料となっていますが、本学の場合は、520,000円~595,000円が上限となり、実験実習料110,000円~120,000円は納付が必要となります。

【本制度の利用に伴う注意事項について】

・本制度は貸与であり、大学院修了後の所得に応じて返還する必要があります。
2024年度は秋の募集のみとなり、春から希望する場合でも採用は最短で11月になるため、申請希望者の前期分授業料は採用が決定(11月予定)するまで支払を猶予します。
・第一種奨学金(無利息)との併願は不可です。(第二種奨学金(有利息)との併願は可能です)
・保証制度は機関保証のみとなり、保証料が発生します。返還の際に、保証料を上乗せした金額を返還することとなります。
・貸与終了後の返還は、卒業後の所得等に応じて返還月額が決まります。
・特に優れた業績による返還免除制度に申請することは可能です。
(ただし、2024年度春入学者は、返還免除内定制度を適用することはできません。)

【チラシ】

「令和6年度春に修士段階に入学した方へ」(チラシ)


【申請手続きについて】

教育センター学生支援課  平日8301700 電話011-388-4122