構内に北海道立動物愛護センター設置開所式を開催

Date:2024.04.02

NEWS No.1(2024年度)
構内に北海道立動物愛護センター設置開所式を開催

飼い主のいない犬猫の保護や譲渡、普及啓発を行う事を目的とした、北海道直営の北海道立動物愛護センター(愛称:あいにきた)が完成し、4月から構内で開所します。
3月27日、鈴木直道北海道知事と岩野英知学長らがテープカットを行い、開所式が行われました。

写真左から田村豊北海道獣医師会会長、岩野英知学長、鈴木直道北海道知事、冨原亮北海道議会議長、上杉由希子HOKKAIDOしっぽの会理事長


鈴木知事は「47都道府県の中で唯一、動物愛護センターが設置されていないのが北海道でした。人と動物が安心して暮らせる拠点ができたことをうれしく思います」と式辞を述べ、岩野英知学長は「構内に道立センターが設けられたこと、関係各位のご尽力に感謝申し上げます。多くの動物たちにとって、次の人生の橋渡しになるよう、学生と共に人と動物との関係性を構築していきたい」と祝辞を述べました。

鈴木知事

岩野学長


北海道は4月から道内4カ所(十勝管内音更町、北見市、函館市、江別市)で、約120匹収容できる動物愛護センターを本格稼働させる計画で、本学に設置された『あいにきた』は(約30匹収容)道が運営する基幹センターとなります。木造平屋建て176平方メートルの敷地には、事務所と飼育舎があり、ドッグランも併設。一番の特徴は、全国初となるムービングハウスを使用し災害時には飼育舎を切り離し、被災地に運んで災害対応の施設になることです。また、環境に配慮し、屋根一面には太陽光パネルが設置されています。

全国初となるムービングハウスを使用、災害時には飼育舎を切り離し、被災地に運んで災害対応施設とする


センターには道職員が常駐し、保健所で一定期間収容された犬猫を引き取り、治療やしつけをして、新たな飼い主へ譲渡する取り組みを行います。一般の犬猫の持ち込みは受け付けず、引き取りや見学を希望する場合も保健所を通じて連絡が必要となります。

事務所

育成室(ネコ用)


育成室(イヌ用)

ドッグラン



本学ではこの開所を目指し、2022年度から道の委託事業として、獣医保健看護学類がアニマルシェルターを運営し、犬猫の保護・馴化(人に慣れさせる)・譲渡会を行っていました。今後は道の運営のもと、本学獣医師や動物看護師を目指す学生たちの研修場所としての活用や道の運営をサポートしていく予定です。

開所式に招かれた獣医保健看護学類3年の本舘明莉さん(写真右から2人目)は「構内にセンターができたことで、動物保護について、たくさんの人に知ってもらう機会にもなると思うのでうれしい」、同年の吉村圭右さん(写真右端)は「動物看護師を目指して、ゼミ活動で動物の保護活動をしています。保護されるのは8割が猫。難しいけれど猫と仲良くすることが大事なので、これまでの経験を生かし、今後も保護活動に関わっていきたい」と話しました。



【関連リンク】
 ◆環境生活部自然環境局自然環境課(動物愛護)