臼井優准教授の日本獣医学会奨励賞受賞祝賀会を開催

Date:2018.10.12

NEWS NO.61(2018年度)

臼井優准教授の日本獣医学会奨励賞受賞祝賀会を開催

日本獣医学会は、獣医学の進歩に寄与する優れた研究を行い、なお将来の発展を期待し得る若手研究者に獣医学奨励賞を授与しています。今年度は本学獣医学群食品衛生学ユニットの臼井優准教授の業績が認められ受賞者となり、先般、つくばでは開催された第161回日本獣医学会学術集会で授賞式と記念講演が行われました。業績は「動物由来耐性菌拡散経路の解明とその対策」に関する研究であり、畜舎の糞便に含まれる家畜由来耐性菌がイエバエによって環境を拡散することを明らかにし、その対策について検討を行った研究が高く評価されたものです。奨励賞受賞者は今年を入れて合計92名であり、酪農学園大学関係者では2006年に授与した樋口豪紀教授から12年間の空白を経ての受賞となりました。 そこで、10月1日にホテルエミシアにおいて、谷山弘行理事長をはじめ共同研究者である北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター長の鈴木定彦教授や中島千絵准教授、札幌医科大学医学部のゼミ出身者である佐藤豊孝助教に学内の教職員を加えて盛大に祝賀会が催されました。祝賀会では、今回の受賞を祝うとともに、今後の更なる発展を期待する多くの声が聞かれました。なお、本人からの挨拶では、これまで研究を支援した大学に感謝するとともに、多くの共同研究者やゼミ関係者、それに研究を支えた家族に感謝の言葉を述べて閉会となりました。臼井准教授の今後のさらなる発展に期待したいと思います。