教職コースの学生が栗山町キッズクラブを白樺祭に招待

Date:2018.08.02

 

NEWS NO.37(2018年度)

教職コースの学生が栗山町キッズクラブを白樺祭に招待

天候の悪い日が続く中、快晴に恵まれた7月8日(日)、栗山キッズと本学の教職コース生が、2007年に栗山町と本学で締結された地域総合交流協定に基づき、交流を行いました。栗山町からは、小学生31人、中学生10人と研修生2人が本学を訪れ、本学の教職コース生が企画した日曜教室「白樺際へようこそ」に参加しました。

 

今回、栗山町の子供たちの対応にあたったのは、本学の教職コースの2年生13人です。このプログラムは、教育活動を通して自身の学びを深めることを目的とした、教職コース科目「サービスラーニング」の一環として行われました。教職コース生は、子供たちを招待するために1か月前から本学の馬術部、乳牛研究会、中小家畜研究会など、先生方にも協力を求め、当日のプログラムを準備してきました。

 

当日は、教育研究センター実習棟を拠点として、いろいろなプログラムを実施しました。初めに、栗山キッズが企画した「アイスブレイク」で打ち解けることができました。次に、教職コース生企画「消火栓めぐり」では、今年から本学の消火栓が様々な色で牛柄に塗り替えられたことを利用し、栗山キッズにキャンパス内を探検してもらいました。消火栓を探している途中で、各班ごと乗馬体験、羊とのふれあい体験、トマト・キュウリの収穫体験などのプログラムに参加し、午前中の活動を終えました。昼食では、肉製品製造学研究室が作ったベーコンを使い、教職コース生が手作りした50人分の「トマトクリームパスタ」、そして収穫したトマトとキュウリのサラダでいただきました。子供たちから大盛況で、料理長を務めた担当の教職コース生も顔がニヤケていました。

 

 

午後の自由時間では、模擬店、マジックショー、射的ゲームなどを回りました。栗山キッズは教職コース生以外の本学学生とも交流することができました。最後は、教職コース生がその日に撮った写真を集めてスライドショーを仕上げました。子供たちと乳製品製造学研究室の作ったアイスクリームを食べながら、スライドショーを見てその日を振り返ることができました。

 

熱中症などのトラブルもなく、すべてのプログラムを15時に終えることができ。子供たちの乗ったバスが見えなくなるまで手を振り続けました。子供たちにとっても学生にとっても、有意義で濃い1日を過ごすことができました。

 

最後になりましたが、今回の日曜教室「白樺際へようこそ」にご協力いただいた多数の学生の皆様、先生方、本当にありがとうございました。

 

文責:教職コース2年 中村 亮太