NEWS NO.117(2025年度)
物価高騰による学生への「食の支援事業」を実施しました
12月15日(月)から19日(金)までの期間、学生ホールにて、物価高騰の影響により生活が厳しい状況に置かれている学生を支援するため、「食の支援事業」を実施しました。本事業は、日本学生支援機構(JASSO)の助成金および酪農学園基金からの支援を活用し、食料品を配布し経済的負担を軽減することを目的として実施したものです。 配布会場となった中央館1階 学生ホールには、期間中多くの学生が訪れ、持参したエコバッグに食料を入れて受け取る様子が見られました。

物価高騰による食の支援
期間中、事前に申し込みを行った学生および大学院生1,500人を対象に、1人100円の負担金で、約1,500円相当の食料品セットを提供しました。食料品の手配は、酪農学園生活協同組合に協力を依頼し、以下のような内容をセットにしました。


災害備蓄食の配布と防災意識の啓発
今回の支援事業では、本学が災害時に備えて保管している備蓄食のうち、賞味期限が近づいている水・パン・米についても、「防災備蓄食であること」「賞味期限が近いこと」を明示した上で、希望する学生800人に配布しました。あわせて、本学が日頃から災害への備えに取り組んでいることを周知するとともに、学生が備蓄食を体験する機会としました。
さらに、医務室の企画として、食生活習慣に関するクイズも実施し、学生が日常の食生活について改めて考えるきっかけづくりを行いました。

参加した学生からは、「100円とは思えない内容で驚きました」「食料品が高騰し簡素に済ませることも多いので、非常に助かります」といった声が聞かれました。 本学では今後も、学生一人ひとりが安心して学業に専念できる環境づくりを目指し、学生支援の取り組みを継続していきます。
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