独立行政法人 国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」への投資について

Date:2021.10.05

 学校法人酪農学園は、資産運用を通じた社会貢献と2015年に国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)達成への取組として、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ジェンダーボンド(ソーシャルボンド)」への投資を実施いたしました。    JICAが発行する債券への投資は、開発途上地域の貧困削減・持続可能な経済成長支援を後押しする観点、また、地球規模の環境問題・社会課題の解決に貢献することで持続可能な国際社会造りにつながるという観点から、サステナブルなESG投資としての性格・意義を有しています。    JICAは、国際資本市場協会(ICMA)が公表する「ソーシャルボンド原則」に適合したソーシャルボンドを国内市場で初めて発行した発行体であり、2016年9月以降、JICAが国内市場で発行する全ての債券はソーシャルボンドとして発行されています。加えて、2019年12月に改定された、日本政府の「SDGs実施指針改定版」の本文においては、「社会貢献債としてのJICA 債の発行など社会的リターンを考慮するファイナンスの拡大の加速化が、SDGs 達成に向けた民間資金動員の上で重要である。」として、SDGsを達成するための具体的施策のひとつとして位置づけられています。    今後も、本学園はその公共性・公益性に鑑み、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任を果たしていきたいと考えております。     【本件に関するお問い合わせ先】  学校法人酪農学園 事務局財務課   TEL 011-388-4114