本学獣医学群学生委員会(SAVER)が山口大学獣医学部を訪問

Date:2023.03.28

NEWS NO.75(2022年度)
本学獣医学群学生委員会(SAVER)が山口大学獣医学部を訪問

2023年2月15日(水)に、獣医学群獣医学類と獣医保健看護学類の学生たちで組織する学生委員会SAVER(セイバー, Student Association for Veterinary Education, Rakuno Gakuen University)の学生5名が、村田亮講師(獣医学類 獣医細菌学ユニット)、酒井俊和助教(獣医学類 伴侶動物外科学ユニット)とともに山口大学獣医学部を訪問しました。

今回はSAVERのメンバーの中から、松井悠一郎さん(獣医学類5年)、太田周作さん(獣医学類3年)、藤井紗慧さん(獣医学類3年)、松井恵利さん(獣医保健看護学類4年)、外崎百合香さん(獣医保健看護学類3年)が参加しました。

本学では、ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVE: European Association of Establishments for Veterinary Education)の国際認証取得を目指して獣医学教育の質の保証と国際化に取り組んでおります。SAVERは、学生の意見を大学の運営に反映させることを目的として2021年に準備委員会からスタートし、2022年に正式に発足した学生組織です。学生の意見を取りまとめて定期的に教員と意見交換をするなどの活動をしています。

この度、訪問した山口大学では、同じく山口大学獣医学生会であるYUAVS(ユアヴス, Yamaguchi University Association of Veterinary Students)の学生たちと面会し、活動内容や課題について話し合われました。学生からの意見をどのように集約して、大学と協議をするのかという具体的な内容についても意見交換が行われました。大学との協議では、獣医学教育内容やカリキュラムの改善についても触れられることがあり、教育の質保証のシステムを構築するPDCAサイクルの一部として機能しているという話がありました。

その後、キャンパス内の施設見学を行い、山口大学がEAEVE受審へ向けて計画的に施設を整備している様子を知ることができました。

参加した学生からは、「EAEVEとは一言でいうと教育改善であるということが理解できました。今後は、私たち学生の意見も大学運営に反映されることを期待しています」と感想が述べられました。

YUAVS学生との会議

YUAVS学生との会議

獣医学国際教育研究センター(iCOVER)の施設見学




【参考】関連リンク

ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVE)の国際認証取得へ向けた獣医学群の取り組み
 https://www.rakuno.ac.jp/archives/15340.html