北海道産麦コンソーシアムによる出前授業を実施
Date:2025.06.03
NEWS NO.16(2025年度)
北海道産麦コンソーシアムによる出前授業を実施していただきました
「北海道の小麦のはなし」~北海道産小麦と共に未来へ~
本学の食と健康学類の学生を対象とした「フードコーディネート論」(循環農学類 宮崎早花講師)において、北海道産麦コンソーシアムの皆様に出前授業を行っていただきました。はじめに、横山製粉株式会社の森田様より、北海道産小麦について講義いただきました。北海道産小麦に係る企業や団体が、立場を超えてオール北海道で連携していることや日本の小麦生産を担っている北海道の重要性、新品種への挑戦についてお話しいただきました。
今回の出前授業を主催してくださった北海道産麦コンソーシアムの皆様です。北海道産麦コンソーシアムは、江別製粉株式会社、木田製粉株式会社、横山製粉株式会社、ホクレン農業協同組合連合会、JA北海道中央会、北海道で構成されています。今回の講師はフードコーディネーター・管理栄養士・りさ先生です。
フードコーディネーター・管理栄養士であるりさ先生からは、北海道産食材を使用した商品開発に関するお話しや、開発品に関してご紹介いただきました。また、「これからの自分をつねに未来から“逆算”」「どんな自分でいたいか」を軸に選んでいく、という進路を考えるときに大切なもうひとつの視点についてお話しいただきました。
■小麦の品種の違いを体感■
「春よ恋」・「はるきらり」・「ハルユタカ」・「きたほなみ」・「ゆめちから」・「キタノカオリ」・「つるきち」7品種の小麦について、視覚、嗅覚、触感、食感の様々な視点から比較しました。
■シンプルなクレープ生地で小麦の品種による違いを体感■
「きたほなみ」・「ゆめちから」・「春よ恋」の3品種について、りさ先生からクレープの焼き方の説明を受けた後、実際にクレープを焼き比べて試食を行いました。生地の状態での印象(質感・粘性等)や実際に試食した印象(香り・食感等)、どのような用途に使用してみたいか、についてグループで話し合い、感想を発表しました。最後に、横山製粉株式会社の森田様より北海道産小麦の未来への展望や可能性についてお話いだきました。
■参加学生からのコメント■
「小麦粉の種類によって食感や風味が大きく変わることを実感できたのが良かったです。7種類の道産小麦を同時に見比べたことは初めてでした。また実際に食べ比べをしたことで、料理の仕上がりに大きな影響を与えることを再認識しました」「たくさんの品種があることに驚きました。 名前も可愛いらしいものが多くて愛着が湧きました。」「りさ先生のお話を聞いて自分のやりたいことはどんな事なのか興味があるものの順位はどうなのかと、自分を見つめ直すきっかけになりました。」
このような貴重な出前授業を実施いただきました、北海道産麦コンソーシアムの皆様、りさ先生、ありがとうございました。
【関連】
◆北海道産麦コンソーシアム
https://hokkaido-star.com/