農や命を「体験」から学ぶ ― 1年生の健土健民入門実習を実施 ―
Date:2025.07.31
NEWS No.41(2025年度)
農や命を「体験」から学ぶ ― 1年生の健土健民入門実習を実施 ―
本学では、1年次の前学期に「健土健民入門実習」を実施しています。農食環境学群(循環農学類・食と健康学類・環境共生学類)の学生は、主に本学フィールド教育研究センター(FEDREC)の各施設を活用しながら実習を行います。
この実習は、建学の精神である「健土健民」に基づき、農業や生命、環境と向き合う現場での体験を通じて、今後の学理とのつながりを意識しながら、科学的思考力や柔軟な思考力を養成することを目的としています。学生たちは各班に分かれ、作物・酪農・畜産などの各分野にわたり実習に取り組みました。
作物生産ステーションでは、スイートコーンやジャガイモ、エダマメなどの作物について学ぶとともに、土壌・病害虫・気象といった自然環境との関係や、持続可能な農業のあり方について学びました。また、酪農生産ステーションでは、搾乳や牛体測定の実習を通じて、家畜との接し方や飼養管理の基本作業を体験しました。さらに、肉畜生産ステーションでは、肉牛の他、羊・豚・鶏の中小家畜の観察や飼養管理の作業を通じて、それぞれの家畜の特性の違いや出荷されるまでの一連の流れについて学びを深めました。
こうした現場での体験を通じて、学生たちは今後、各学類で専門的に学ぶ「農・食・環境」の学びへとつなげていきます。
<作物生産ステーション>
<酪農生産ステーション>
<肉畜生産ステーション>
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