「建学原論」の授業にて、髙島理事長および岩野学長が講師を務めました

Date:2025.11.14

NEWS NO.83(2025年度)
「建学原論」の授業にて、髙島理事長および岩野学長が講師を務めました

「建学原論」第8回目の授業が、1113日(木)および14日(金)の2日間にわたり開講され、両日ともに髙島英也理事長および岩野英知学長が講師として登壇し、建学の精神とその継承について学生に語りました。



本学では、1年次の必修科目として、酪農学園の建学に関わる根本理念である「健土健民」および「三愛主義」について学ぶ授業「建学原論」を全学類で開講しています。本科目では、前学期に創立者である黒澤酉蔵の理念と思想、そして本学園創立までの沿革を学びます。後学期には、建学の理念を根幹として各界で活躍する方々による特別講演を通じて、建学の理念をいかに自身のこれからの専門分野や生き方に生かしていくかを学びます。


髙島理事長の講義テーマ
「私たちは、今、社会から何を求められているか?」

髙島英也理事長


髙島理事長は、「私たちは今、社会から何を求められているのか」を問いかけつつ、成長には「強い不安(=初心)」あ不可欠であり、その不安感を自己管理する力がこれからの変化の大きい時代には大切であることを学生に伝えました。また、酪農学園が酪農民の浄財によって築かれ、建学の精神である『三愛主義』と『健土健民』を基に90年前からSDGsに繋がる理念を掲げてきた歴史にも触れました。さらに、これからの時代を担う無限の可能性を秘めた学生たちに「常に自分の持ち味を活かしてほしい」と強いメッセージが伝えられました。


岩野学長の講義テーマ
「人生を切り拓くために、大学で学ぶ、自信をつける!」

岩野英知学長


岩野学長は、「人生は5教科の成績だけで決まるものではなく、時代の過渡期にある今こそ挑戦と経験が重要である。そのマインドを大学在学中に身につけてほしい」と学生に語りかけました。さらに、「農業は変革を求められている産業ではあるものの決して無くなることはなく、酪農学園大学の学生として常に積極的な姿勢で挑戦し続けてほしい。大学は若者が未来を切り拓くための挑戦の場である」と学生たち伝えました。



今回の講義は、これから専門教育へと進む各学類の1年次の学生が、自らの学びの軸として本学の『建学の精神』を再確認する機会となりました。


【関連】
◆酪農学園大学について 基盤教育
https://www.rakuno.ac.jp/outline/basis.html

◆酪農学園大学について 建学の精神
https://www.rakuno.ac.jp/outline/spirit.html