浅川 満彦

獣医学類

浅川 満彦 あさかわ みつひこ

教授

研究室番号
A4-301

教員・研究室

取得学位 博士(獣医学)
獣医学修士
Msc in Wild Animal Health
研究室・ユニット名 医動物学
研究テーマ 寄生虫病と原虫病を含む感染症の診断と疫学に重点を置く獣医学、 医学および保全生態学の学際One Healthを標的にした野生動物医学研究
学びのキーワード 寄生虫感染症(人獣共通感染症含む)野生動物医学エキゾチック動物鳥類・爬虫類動物園水族館展示動物
教育・研究への取り組み 上記テーマのために日本野生動物医学会認定専門医として1)野生動物(救護個体含)・動物園水族館動物(園館)・エキゾチックペット・特用家畜(ごく希に家畜・伴侶)等の寄生蠕虫(一部節足動物/原虫)症診断・予防、線虫の動物地理・疫学、2)寄生虫を指標にした野生動物の生態(食性等)、3)野生動物(医)学・保全医学・自然史の基盤構築などを柱に野生動物医学センターWAMCを拠点として活動しています。
受験生へのメッセージ 新型コロナウイルス性感染症の病原体は、コウモリ類やセンザンコウなどの野生動物が本来の宿主であったとされています。そのようなことから、このような感染症の根本的な解決では野生動物医学の発展が大前提となります。そして、ともに、アプレ・コロナ(コロナ後)の世界の獣医学を牽引する人材を目指しましょう!
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研究シーズ

研究キーワード 野生動物医学 医動物学 法獣医学
野生動物および動物園水族館動物などを対象にした野生動物医学
研究の概要・特徴

2004年4月、酪農学園大学野生動物医学センター(WAMC)は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の一環として、本学附属動物医療センター構内に設立された。WAMCは野生種のみならず、動物園水族館の飼育動物、アルパカやダチョウなどの特用家畜・家禽、愛玩鳥、エキゾチック動物等を対象に諸活動を展開してきた。WAMCは医動物学ユニットにより運営されるので、寄生虫(病)学に関しての研究や診断が多かったが、傷病個体のケアや変性動物死体の死因解析など野生動物医学に関する事案も多数請け負っている。なお、2023年8月現在、WAMCの運用は停止中。

2020年より採用しているWAMC公式ポスター 2020年より採用しているWAMC公式ポスター
2021年東大出版会刊のWAMC運営者浅川拙著 2021年東大出版会刊のWAMC運営者浅川拙著
2021年地人書館刊のWAMC運営者浅川拙著 2021年地人書館刊のWAMC運営者浅川拙著
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

野生動物の法獣医学的な案件(たとえば、交通事故、中毒、感染症など)で、これまでに、自治体、警察署、保険会社などから依頼実績があります。