| 取得学位 | 博士(水産科学) |
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| 研究室・ユニット名 | 栄養教育学 |
| 研究キーワード | 血糖スパイクの抑制 予防医療 食育 |
健康の増進に繋がる食行動の検証と健康を支える食育活動
研究の概要・特徴
ベジファースト等、食べる順番によって食後高血糖を抑制する食べ方は広く浸透してきました。本研究室では、日常の料理によって無理なく食後高血糖を抑えることができないかを検討しています。図1.はおから料理を食前に食べることによる食後血糖抑制効果を検証したものですが、食前に摂取するおから料理の量は小鉢1杯です。健康的な食べ方を継続するためにも、日常の食生活に組み込むことができる条件設定を心掛けた研究をしております。また、健康を増進するためには、子どもの頃からの食育が重要と考え、管理栄養士コースの学生とともに食育活動を継続しています。
産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)
これまでの食育活動から、食育は成功体験を積む場面が多いことが判りました。現在、障がい児を対象にスモールステップ式を用いた調理実習によって成功体験の場面を増やし自己効力感を高める食育プログラムを実施しております。