小泉 次郎

食と健康学類

小泉 次郎 こいずみじろう

講師

研究室番号
A2-304

教員・研究室

研究室・ユニット名 農産資源科学
研究テーマ 食品企業や自治体が求める新たな食品加工技術や新商品の開発を行う
学びのキーワード 商品企画開発加工技術開発6次産業化食品製造・加工マーケティング過熱水蒸気
教育・研究への取り組み 食品の新商品開発や加工技術の研究に取り組みます。
現代の食品に求められる品質は、味や香りだけでなく、色調・物性・食感・日持ちさらには経済性・簡便性・健康機能性など、多様化・複雑化しています。これらの課題に対し、民間企業や公的機関(公設試)での実務経験を活かし、共同研究を中心に実践的な研究を行います。
受験生へのメッセージ AIやロボット、メタバースなどが社会を一変させても、ヒトが食品なしで生きる未来は来るでしょうか?私は今後も「食」の担い手たる専門家が必要だと思います。
酪農学園大学は食研究の優位性もさることながら、学生生活を送る上でも最高の環境です。酪農学園大学で楽しく食について学びましょう。

研究シーズ

研究キーワード 機器分析 健康機能性 食品加工
機器分析に基づく食品の開発・高付加価値化と健康機能性の研究
研究の概要・特徴

私の研究室では、機器分析を用いた食品開発と健康機能性の研究に取り組んでいます。食品に含まれる呈味成分や香気成分は分析が困難な場合がありますが、それらを機器分析する手法を開発することで、勘や経験に頼らずに科学的に開発を行うことができるようになります。別の柱として健康機能性の評価を行っています。"良薬は口に苦し"という言葉がありますが、私はおいしさと健康機能は対立するものではないと考えています。食品開発と健康機能の評価を通じて、日常の美味しい食事が健康を保つ一助となる社会の実現を目指して、研究に取り組んでいます。

産業界等へのアピールポイント(用途・応用例等)

 私はこれまで、大学・食品企業・公的機関で食品の基礎研究から応用研究、製品開発まで幅広く取り組んできました。また、対象となる食品アイテムも製菓・製パン原料、惣菜、ナチュラルチーズ、酒、食肉など、さまざまなカテゴリーにわたり、食品の課題解決や開発経験を積んできました。当研究室では食にかかわる皆様(生産者、団体、企業など)と連携して課題の解決や開発に取り組んでいきたいと考えております。ご協力できることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。