NEWS NO.112(2025年度)
獣医学群獣医保健看護学類「2025年度第12回卒業論文発表会」を開催
2025年12月20日(土)、C1号館にて本学獣医学群獣医保健看護学類において、「2025年度第12回卒業論文発表会」を開催しました。発表会は9時30分から行われ、口頭発表およびポスター発表あわせて49件の発表が行われました。

獣医保健看護学類は、「動物生命科学」「動物医療学」「動物と人の関係学」の3つのユニットから構成されており、発表会では各ユニットの特色を反映した研究成果が発表されました。研究テーマは、伴侶動物のリハビリテーションや東洋医学をはじめ、生産動物や野生動物、動物園・水族館の展示動物に関する研究、多頭飼育問題等の社会課題に関する調査まで多岐にわたり、本学類における教育・研究の幅広さと専門性の高さがうかがえる内容となりました。
当日は4年生だけでなく在学生も多数参加しました。3年生は来年度の卒業論文発表に向けた準備として、また2年生は今後のユニット(ゼミ・研究室)選択の参考として、先輩たちの発表に真剣に耳を傾けていました。


卒業論文の作成過程では、研究テーマに関する背景や先行研究の整理から、実験計画の立案・遂行、データの解析・考察、論文執筆・発表まで、一連の研究プロセスを経験します。こうした学びを通じて培われる、課題を発見し、仮説を立て、調査・検証する力は、動物看護学を大学で学ぶ意義そのものであり、日々進化する動物看護の現場において、専門職として長期にわたり第一線で活躍していくための重要な基礎力となります。
本発表会は、学生一人ひとりがこれまでの学修成果を発信するとともに、獣医保健看護学類で培われる実践的かつ科学的な思考力を共有する、貴重な機会となりました。












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