NEWS No.160(2025年度)
循環農学類の正木卓准教授が「2025年度北海道農業経済学会学術賞」を受賞
循環農学類、正木卓の著作『北海道中山間地域の担い手問題―道南農業が示すもの』(筑波書房、2025年)が、2025年度北海道農業経済学会学術賞を受賞しました。


本著は、北海道道南地域を対象に、地域農業が直面してきた課題とその対応のあり方を、長期にわたる現地調査に基づいて明らかにしたものです。知内町、厚沢部町などにおける事例分析を通じて、園芸産地化の進展の中で生じた土地利用型農業の課題と、それに対する農協や生産者組織による組織的対応を検討しています。
さらに、近年の重要課題である担い手の育成・確保に着目し、自治体などが関わる新たな就農支援の仕組みや、地域を支える主体の形成過程についても明らかにしています。
とりわけ、北海道農業論として見た場合、道南は研究の「空白地帯」であり、10 数年をかけて継続的に実施してきたケース・スタディを取りまとめた本著は、初めての本格的な「道南農業論」といえ、継続的な調査成果を取りまとめた点が高く評価され、今回の受賞に至りました。



【参考】
◆循環農学類
https://www.rakuno.ac.jp/academics/department/circulation.html
◆循環農学類 正木 卓 准教授(農食法制度論研究室)
https://www.rakuno.ac.jp/teacher/14500.html
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